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高石市でカラーベスト(コロニアルグラッサ)を葺き棟板金を取付け
更新日:2025年10月6日
高石市K様邸で行った屋根葺き替え工事でカラーベスト葺き(コロニアルグラッサ)の様子をご紹介します。
カラーベストとは「スレート」「化粧スレート」「コロニアル」とも呼ばれる屋根材です。
セメントや繊維質を混ぜて圧縮し、5mm程度の厚みに加工した製品のことで、現在新築されている住宅で多く使用されています。
【カラーベストについての関連記事】
➡ スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法
K様邸ではカラーベスト・コロニアルグラッサを使用します。コロニアルグラッサとはケイミュー株式会社が製造・販売してるカラーベストの商品名です。
コロニアルグラッサの特徴
・アスベストを含んでいない・耐久性に優れている・耐用年数が30年(環境や状況によって異なる)・「グラッサコート」という特殊なコーティングにより色褪せしにくい・遮熱効果がある「遮熱グラッサ」、石目調の「プレミアムグラッサ」、木目調の「グランデグラッサ」など、種類が豊富【コロニアルグラッサについて詳しくはこちら】➡ 30年間、色褪せないスレート屋根「グラッサシリーズ」
カラーベスト・コロニアルグラッサを屋根面に配置しました!
カラーベスト・コロニアルグラッサを昇降機(電動はしご)で屋根に荷上げして、全体的に広げて配置しました。一束がとても重いのですが、屋根職人はパワーがあるので次々と運ぶことができます!(^-^)!屋根面に均等に配置すると、葺く際にスムーズに作業することができます。
カラーベスト(コロニアルグラッサ)を釘留めします!
カラーベストは1枚ずつ専用の釘で固定して葺きます。昔の瓦葺きの屋根は土を敷いて密着させて葺いており、大きな地震の揺れを受けると落下してしまう、という心配がありましたが、カラーベストは釘留めするので安心です。また、土を使用しないですし、瓦よりも軽量なので地震にも有利な屋根になります。
カラーベストは専用の道具でカットすることができます。屋根は各住宅で形状が異なるので、軒先から順番に葺いていき、規格サイズでは収まらない部分はカットしないといけません。また、屋根面が美しく見えるように割り付けて葺いています。
カラーベストは平らな板状の屋根材で、必ず継ぎ目が生じます。軒先から順番に葺き、釘留めする箇所が隠れるように上に重ねて葺いていきます。その継ぎ目を交互にずらすことで、雨水がカラーベストの上を流れる仕組みになっているのです。写真を見ていただくと、カラーベストの継ぎ目の下に継ぎ目をずらしたカラーベストが控えているので、継ぎ目に流れ込んだ雨水を受けることができます。万が一、カラーベストの内側に雨水が廻ることがあっても、ルーフィングという防水シートを敷いてるので雨漏りすることはありません。ですが、ルーフィングが傷むと雨漏りするので、できるだけ雨水が内側に入らない形状で葺いています。
棟は屋根の頂点部分のことですが、軒先から順番にカラーベストを葺き、棟から飛び出してしまう場合はカットして調整します。棟までカラーベストを葺いて完了ではありません。棟は屋根面の取り合い部分で継ぎ目となりますので、雨水が入らないように板金を取付けないといけません。以下で棟に板金を取付ける様子をご紹介します。
屋根の頂点の水平部分を「水平棟」「棟」「大棟・おおむね」と呼び、軒先方向に向かって斜めに下りる棟を「下り棟・くだりむね」「降り棟・おりむね」と呼びます。それぞれ隙間があるので雨水が入らないように板金をかぶせて覆っていきます。その板金を「棟板金」と呼びます。【ご参考】※瓦屋根の場合、棟には専用の瓦を葺きます。その瓦の部分を「棟瓦・むねかわら」と呼びます。
貫板(ぬきいた)・棟板金(むねばんきん)の順番に取付けます
屋根面に直接板金を取付けることはできない(固定するビス頭から雨水が入ってしまうため)ので、貫板という下地の板を屋根面に打ち付けて、その上に板金をかぶせて固定します。貫板は屋根材を貫通していますが、棟板金は貫板に向かって固定するので雨水が入るのを防ぐことができるのです。したがって、棟板金を固定する時は必ず貫板の側面から横方向に固定しないといけません。【棟板金について詳しくはこちら】➡ 棟板金の交換・修理ガイド【事例・費用】も豊富にご紹介
棟板金には規格のサイズがあるので、棟の長さに合わせて板金を繋いで取付けます。板金の継ぎ目になる部分は、板金を折り曲げて雨水が入りにくいように工夫されていますが、コーキング(防水工事などで使用する充填材)を併用することで防水性が向上しますし、固定力もアップします。【コーキングについて参考記事】➡ 屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
棟板金を取付ける際にコーキングを継ぎ目に充填しますが、取付けたあとも上から充填してしっかりと防水しました。写真は棟の「かき合い」と呼ばれる部分です。複数の棟が合流するので雨漏りしないようにきちんと処置しました。【雨漏りについての参考記事】➡ 雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
棟板金を取付けて屋根葺き替え完了です!コロニアルグラッサは耐久性に優れ、色褪せも少ない屋根材です。環境や状況によって差はありますが、耐用年数は30年と言われているので「メンテナンスの頻度を少なくしたい」という方にお薦めの屋根材です。色も数種類からお選びいただけます。
「コロニアルグラッサについて詳しく知りたい!」という方はご説明させていただきますので、街の屋根やさん岸和田店にお気軽にご相談くださいね!K様邸は下屋(下の屋根)があり、同じように葺き替えました。また、外壁塗装も行ったので次の現場ブログで塗装の様子をご紹介させていただきます。
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