ホーム > 貝塚市で外構にコンクリートを打設!刷毛引き仕上げです!

貝塚市で外構にコンクリートを打設!刷毛引き仕上げです!
更新日:2025年9月25日
貝塚市にお住いの皆さまこんにちは!街の屋根やさん岸和田店の小南です。
皆さまのお家には車を駐車するスペースはありますか?
「お家の周りにブロックあったり、お庭になっているので車を停めることができない・・・」
という方がおられるかもしれません。
貝塚市にお住いのN様より「ベランダ軒天が落下した」というご相談をいただき、ブロック塀の撤去や外構工事も行ったので、今回は外構のコンクリート舗装についてご紹介させていただきます。
N様邸の工事については現場ブログで順番にご紹介しています。(一番下に貼っているリンクよりご覧ください
)
ブロック塀とお庭の土を撤去し、軒天やベランダ
の修理も行いました。
※軒天とは建物の外壁よりも外に突き出た屋根の天井のことです
それでは、N様邸の外構のコンクリート舗装について一緒に見ていきましょう!
貝塚市N様邸の外構のコンクリート打設前の伸縮目地とワイヤーメッシュの設置について
コンクリートを打設する前に、雨水が排水溝へと流れるように地面に
勾配(こうばい)をつけて整地し、
補強のワイヤーメッシュとコンクリートのひび割れを防ぐ伸縮目地(しんしゅくめじ)を配置しました。
外構の土間を整地して、伸縮目地とワイヤーメッシュを設置してコンクリートを打設する準備が整いました。
ここまでの作業は、コンクリートのひび割れを防いで強度を持たせるためのものでした。また、コンクリートの勾配や厚みもこの段階できちんと標せています。
コンクリートを打設する面積が少ないと現場でコンクリートを作るのですが、N様邸は面積が広いので、工事当日に生コンクリートを運ぶミキサー車を手配しました。ミキサー車に入ったコンクリートを一輪車で受けて運ぶため、周囲を汚してしまう可能性があったのでシートを敷いて養生(保護
)
しました。
また、設置した
伸縮目地やワイヤーメッシュ
の上をまたいで
一輪車が行き来するので、傷めないように板を敷いて保護しています。
コンクリートは放っておくとすぐに乾燥が始まるので、ミキサー車で混ぜながら打設していきます。
ミキサー車から出てくるコンクリートを一輪車で受けて手運びで打設していきます。コンクリートを効率よく運ぶために、二人の職人が一輪車を担当し、もう一人の職人が流し込んだコンクリートを均していきます。
外構の土間に落ちてきた雨水が排水溝へと流れるように勾配(こうばい)をつけて打設しないといけないので、伸縮目地を設置する際に勾配に合わせて設置しました。
また、強度のある土間に仕上げるためにはコンクリートに厚みが必要なので、伸縮目地をその高さに合わせて設置しています。
ですので、伸縮目地の天端(一番上)に合わせてコンクリートを打設すると勾配と厚みが取れることになります。【関連記事】➡ 屋根リフォームの際に注意したい屋根勾配のお話
一輪車でコンクリートを運び込み、待機している職人がトンボという道具を使って勾配をつけて均していきます。
伸縮目地が仕上がりの指標になっているので、それに合わせて大まかに均して、最終的に微調整を繰り返しながらコテで均していきます。
外構のスペースは6ブロックに分けて伸縮目地を配置しました。
コンクリートを打設する際にはそのブロックごとに作業を行ない、順番に大まかに均していきます。
使用するコンクリートの配合や量は事前に指定して現場に搬入しています。
6ブロックすべてにコンクリートを打設した後、順番にコテで均していきます。打設したコンクリートは柔らかいので、すぐに均しても表面がうまく整いません。そのため、3回に分けて時間をおいて均しました。コンクリートの上を直に歩くと沈むので、木の足場板の上で作業します。
コテで均す際に余分なコンクリートを取り除いたり、逆に少ない箇所には足しながら、微調整を繰り返しつつ均していきます。
N様邸は玄関アプローチの土間コンクリートは再利用します。玄関アプローチよりも外構の土間の方が下がっているので、取り合い部分にスロープを設置するご提案をさせていただきました。
玄関アプローチの取り合い部分は、
コンクリートが乾燥する過程で隙間があく可能性があり、そうなると見た目が悪くなってしまうので、角を取って丸く仕上げていきます。この作業を
「面取り」と言います。
面取りを行う際には
「面引コテ」という専用のコテを使用すると作業がスムーズに進み、きれいに仕上がります。
コンクリートの表面の仕上げ、刷毛引き仕上げについて
全体的にコテで均して、勾配をきちんと付けた後、表面を刷毛引き仕上げで整えていきます。
コンクリートの表面の仕上げは使用するコテや道具で変えることができます。ツルツルに仕上げると雨の日に滑って危険なので、刷毛模様が付く刷毛引き仕上げを採用しました。
刷毛引き仕上げは表面がザラザラしているので滑り止めの効果があります。
刷毛引き仕上げ後と刷毛引き仕上げ前の様子です。刷毛引き仕上げはホウキで掃いたような刷毛目(はけめ)
が付きます。
刷毛引き仕上げは雨の日に滑りにくいというメリットがありますが、
表面がザラザラしているので汚れが溜まりやすいというデメリットもあります。
外構の土間には車を出し入れしたり、奥様がプランターを置いて
植物を育てる予定なので、滑ると危険です!安全面を考慮して刷毛引き仕上げとなりました。
逆に、金鏝(かなごて)でなでつけて仕上げると表面がツルツルと仕上がるので汚れにくいですが、雨の日は思いのほか滑りやすいので、ウッドデッキの下や物置の下など人が歩かない場所に向いています。
スロープも刷毛引きで仕上げました。
スロープは勾配が付いているので、特に滑りやすく危険です。刷毛引きを行い、周りを平らにしておしゃれに仕上げました。
既存のコンクリートの取り合い部分は面取り仕上げをしているので、割れにくく美観性も向上しています。
コンクリート打設完了です!!きちんと乾くまで、カラーコーンを置いて養生しました。
工事中、奥様がこんなことを話してくれました。
「コンクリートに猫の足型が付いてることがありますよね~!もし付いたらそのままにしておいてください。可愛いので(笑)」「猫はコンクリートの感触を楽しんでますよね!だって、ぐるっとUターンしてる跡があるし。何かふにゃっとした!と思ってるかも」楽しいお話をありがとうございました(*^-^*)
コンクリートの乾燥状況を確認すると、猫の足型はついていませんでした。(余談です)
刷毛引き模様が美しく、明るい外構に生まれ変わっていたので、私も嬉しかったです。
大きなひび割れなどなく、丈夫なコンクリート土間が完成しました。
写真の右奥に見える水栓周りには、ちょっとした台を置きたいとのご希望でしたので、コンクリートを立ち上げて水平に打設することになりました。
次の現場ブログでその様子と、側溝にグレーチング(溝蓋)を設置するためのコンクリート施工の様子をご紹介させていただきます。
外構にコンクリートの土間を設置したい!とご検討されている方へ
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0821
大阪府岸和田市小松里町142−2 OTビル2階
大阪府の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail roofkadoma@kawaramasa.co.jp
株式会社 瓦柾
〒572-0077
大阪府寝屋川市点野5丁目1-2
電話 0120-989-742
E-Mail yane-sakai@osaka.zaq.jp
くまさんホーム株式会社
〒599-8237
大阪府堺市中区深井水池町3260-3
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@h-o-k-s.com
東大阪瓦産業株式会社
〒578-0982
大阪府東大阪市吉田本町2丁目2−43


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。