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岸和田市の下屋の葺き替えで次世代ガルバリムSGLを縦ハゼ葺き!
更新日:2025年9月24日
岸和田市にお住いの皆さまこんにちは!
いつも街の屋根やさん岸和田店のホームページを見ていただきありがとうございます。
前回の現場ブログで岸和田市S様邸の下屋の葺き替え工事の中の屋根の解体からルーフィング敷きまでをご紹介しました。
今回は次世代ガルバリウム・SGL(エスジーエル)を縦葺きした様子をお伝えします。
SGLはめっき成分にマグネシウムを加えて耐久性を向上させたガルバリウムです!
ガルバリウム鋼板とは・・鋼板(鉄板のこと)にアルミニウムと亜鉛とシリコンの合金をめっきしたものです。
錆びやすい鉄を、錆びにくいアルミや亜鉛でめっきすると、鉄が空気に直接触れなくなり、酸化を抑えて錆にくくなります。すなわち、ガルバリウム鋼板は「錆びに強くて耐久性のある鋼板」なのです。
対してSGL(エスジーエル)は・・めっき成分にマグネシウムを加えることでガルバリウムよりも更に耐久性を向上させた鋼板です。
ガルバリウムの耐用年数は20年~30年に対して、SGLの耐用年数は30年~50年と言われています。
メンテナンスコストが最も安く、最も長持ちするのがSGLです!
ここまでで、ガルバリウムとSGLについてご説明しました。
それでは岸和田市S様邸の下屋の葺き替え工事の様子をお伝えしていきますね!
今回は、SGLを葺きますので、屋根を葺く作業は板金職人が行います。
※野地板の張り替えなどの工事は大工が行いました
前回の現場ブログで、既存の屋根の撤去からルーフィング(防水シート)敷きまでお伝えしています。
ルーフィングで屋根全体を防水したのでSGLを葺いていきます。
まずは軒先に唐草水切り(からくさみずきり)を取付けました。
以前は、唐草の屋根面への折り返しがありませんでしたが、加工した唐草水切りを取付け、屋根面の奥まで飲み込ませたので、軒先から雨水が入る心配がなくなりました!
軒先は屋根面から流れてきた雨水が集中します。
軒先から浸透した雨水の影響で下地の野地板を腐食させることもありますので、きちんと処置しました。
既存の屋根は銅板晒し葺きでしたが、この工事で「縦ハゼ葺き」を採用しました。
縦ハゼ葺きは、1枚物の鋼板(今回はSGL)を屋根の流れの方向(縦方向)に向かって葺く工法のことです。
鋼板の端を折り曲げ加工(ハゼと言います)し、次に葺く鋼板と組み合わせることで、雨水が内部に浸入しないように屋根を形成できます。
縦ハゼ葺きの屋根は、屋根を葺く際に瓦棒などの心木(下地の角材)を使いません。瓦棒葺きは屋根面に
心木
を設置して、そこに
鋼板
を釘留めしますが、縦ハゼ葺きは
「ハゼ」という折り返し部分で繋ぐ工法です。
しかし、鋼板
同士を組み合わせただけでは浮いてしまいますので、ハゼの部分で釘留めしています。
屋根面に釘を打ち付けると、釘頭から雨水が浸入してしまいますので、鋼板
の下で固定しないといけません。
固定方法は、ハゼに専用の固定金具を引っ掛けて、その先の屋根面で釘留めする方法です。
固定金具を使用することで、屋根材である鋼板に穴を開けることなく施工できます!また、釘留めした箇所は
次に葺く鋼板の下に隠れるので、釘頭から雨水が入るのを防ぐことができます!
屋根の葺き替え完了後、仮にめくっていた瓦を元に戻しました。
S様邸は下屋の上と下で屋根材が異なり、勾配も変わっています。
取り合い部分は雨漏りの弱点になりやすいので、瓦をめくって継ぎ目から雨水が浸入しないように施工しました。
街の屋根やさん岸和田店は屋根の葺き替えや雨漏り修理など、数多くの現場経験と実績があります!ご相談をいただきましたらしっかりと現地調査をさせていただき、プロの目線でより良いご提案をさせていただいておりますので安心してお任せくださいね(*^-^*)
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S様邸の瓦葺きの屋根はもともと「ラバーロック」されていました。
ラバーロックとは、シーリングで瓦同士を繋いで固定する工法のことです。
シーリングで瓦同士を連結されることで、ズレや飛散を防ぐ目的があります。
屋根の葺き替えで瓦を一部めくる際に、ラバーロックされたシーリングを撤去したので、元のようにラバーロックして仕上げていきます。
ラバーロックはシーリングで瓦同士を繋いで固定する工法のことですが、間違えた方法で施工してしまうと雨漏りの原因になってしまいます!シーリングを充填する箇所は
「瓦の山になっている部分と側面」と決まっています。
瓦の下端をシーリングで埋めてしまうと、瓦の内側に廻った雨水が溜まって雨漏りする危険性があるのです。
ラバーロックを依頼する際は信頼を置ける業者に頼みましょう!
街の屋根やさん岸和田店も、ラバーロックのご相談を承っておりますのでいつでもお気軽に!お声かけくださいね。
葺き替え前の下屋です既存の下屋は一部銅板晒し葺きで、銅板に穴が開き、軒先の唐草水切りの形状に問題があり雨漏りしていました。
葺き替え後の下屋です銅板晒し葺きから、次世代ガルバリウム・SGLに葺き替えました!
縦ハゼ葺きを採用したので、見た目もスッキリ仕上がっていますね。
SGLは錆びに強くて耐久性がある鋼板ですが、長持ちさせるためのメンテナンスとして「塗装」があります。
今後は塗装を視野に入れて屋根の寿命を延ばしてくださいね!
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雨漏りで屋根を葺き替えたいとご検討されている方もいるかもしれません。
街の屋根やさん岸和田店は、屋根の葺き替え工事の実績がたくさんありますので、安心してお任せくださいね!
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