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貝塚市のケラバ水切りを修理してポリカパネルを張り替え!
更新日:2025年9月22日
貝塚市にお住いの皆さまこんにちは!
今年もそろそろ台風シーズン本番を迎えますね。
近年の台風は大型のものが多いので「屋根が飛ばされたらどうしよう・・・」と
心配されている方がおられるのではないでしょうか。
実際に屋根に被害があると雨風を凌ぐことができなくなり、室内に雨水が浸入してしまいます!
そのため、事前にできるだけ備えたいですよね。
今回の現場ブログは、貝塚市S様邸の台風被害を受けた屋根のケラバ水切りや、
ベランダ屋根のポリカパネルの交換などの様子をご紹介します。
台風で受ける被害は様々ですが、今後の参考にしていただけたらと思います。
貝塚市S様邸は、約2年前に大阪に上陸した台風根の影響で屋根などに被害を受けました。
火災保険の請求期限が迫り、間に合うようにと街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただき工事に至ります。
火災保険の請求期限は3年と定められています!➡ 【最新版】火災保険が適用される屋根工事
☆台風でベランダ屋根とカーポートのポリカパネルが割れてしまい、屋根を点検するとケラバ水切りが破損していました。
まずはケラバ水切りの修理からお伝えします。
S様邸は台風時の飛散物によりケラバ水切りが破損している状態でした!ケラバ水切りは、スレート(平らな板状の屋根材)の下に潜り込んでいる為、交換するとなるとスレートをめくらないといけないのでその分費用が掛かりますし、スレートをめくる際に下地のルーフィング(防水シート)を傷める危険性がありますので、今回は破損した部分に水切りを被せて取付ける修理を行なうことになりました。
規格サイズのケラバ水切りをカットしてS様邸で使用します。
ケラバ水切りは、スレートを葺く前に取り付けて、水切りのコの字の部分にスレートをはめ込む形で固定します。
S様邸は今回の修理で既存の水切りの上に新しい水切りを被せて取付けるため、余分な部分はカットして加工しました。
ケラバ水切りの破損した部分にから雨水が入らないようにシーリングを充填してきちんと防水しました。このシーリングは防水だけでなくこの上に被せる
水切りを固定する役割も担っています。そのためにはシーリングが乾く前に水切りを取り付けないといけません。
シーリングは、隙間を埋めたり防水するための充填剤です!➡ 屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
加工した水切りの裏面にもシーリングを充填して、破損した部分を覆うように取付けて修理します。
シーリングは容器に入っている時は粘弾性の半固体状ですが、乾燥して固まると弾性のあるゴム状になり、雨水の浸入を防止したり、隙間を埋めるとともに緩衝材としても使用できます。
破損した水切りの上に新しい水切りを取付けてきちんとカバーしました。取り合い部分から雨水が入らないようにシーリングを充填して完了です!水切りが破損すると、ケラバ部分から雨水が染み込んで屋根の下地の野地板を腐食させることがあります。そうすると、
スレートをしっかりと固定できなくなり、屋根自体の耐久性が低下してしまいますので、放置せず必ず修理しましょう。
今回の修理方法をお伝えするとS様も「簡単な修理でいい」とのことでご了承いただいています。
貝塚市S様邸は台風でベランダ屋根のアクリル板が2枚割れてしまいました。アクリル板は比較的安価ですが、経年で割れやすくなることから、今は丈夫なポリカパネルが主流になっています。
割れたアクリル板を撤去してポリカパネルに張り替えました。ポリカパネルはポリカーボネート樹脂製のパネルで、衝撃に強くて割れにくい、そして加工がしやすいことから現在主流になっています。
アクリル板よりも長持ちしますので、今後は割れる心配はほとんどありません。
カーポートのアクリル板も1枚割れてしまったので、ポリカパネルに交換しました。ポリカパネルは透明のパネルの中でも強度・耐久性共に
最高クラス
です。
パネル自体は長持ちしますが、どうしても台風の強風で飛ばされる心配は残りますね・・・。
☆最近は、パネルが飛ばないようにする専用の補強部材がありますが、メーカー側もあまりお勧めしていません!
貝塚市S様邸の台風被害箇所の修理はこれで完了です!
火災保険への請求期限にも間に合い、修理を無事終えることができました。
「ベランダの屋根が割れてから雨が入ってきて使いにくかったんです。修理して良かったです!ありがとうございました」S様
の声です。
貝塚市S様邸の現地調査はこちら➡
貝塚市の火災保険の請求期限が迫った台風被害箇所のご相談
近年、勢力の強い台風が頻繁に発生しています。皆さまも、自然災害に備えてお住いを点検してみませんか?
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