岸和田市の屋根の改質アスファルトルーフィング敷きとスレート葺き
更新日：2025年9月22日
岸和田市S様邸の基本情報
■築50年
■木造・2階建て
■屋根・・土葺きの瓦屋根
☆長年続いた雨漏りをすっきりと解消
■築50年
■木造・2階建て
■屋根・・土葺きの瓦屋根
☆長年続いた雨漏りをすっきりと解消
岸和田市S様邸は土葺きの瓦屋根で、全体的に瓦がズレてあちこちで隙間があき、部屋内に雨漏りしていました。
今回の工事で屋根の土と瓦を下ろして軽量なスレート葺きの屋根に葺き替えます。
屋根の解体では瓦を1枚1枚めくり、葺き土もすべて取り除いています。
瓦と土を下ろして、新しい屋根材の下地になる野地板（構造用合板
次は屋根の防水で、アスファルト
岸和田市S様邸の屋根の解体から野地板張りまでの詳しい様子は下記の
屋根の解体 ➡ 岸和田市の屋根の葺き替えで土と瓦を下ろして野地板を張りました
次は屋根の防水で、アスファルト
岸和田市S様邸の屋根の解体から野地板張りまでの詳しい様子は下記の
屋根の解体 ➡ 岸和田市の屋根の葺き替えで土と瓦を下ろして野地板を張りました
S様邸で使用したのは「改質アスファルトルーフィング」という防水シートです。
改質
改質アスファルトルーフィングは、アスファルトルーフィングの性能を向上させた耐久性のある防水シートのことです。
主原料は
改質アスファルトルーフィング
ルーフィングはタッカーという大きなホッチキスのような釘を打ち付けて固定するのですが、改質アスファルトルーフィングは追従性があるので、釘にしっかりと密着します。すなわち、防水性が高いのです。
ルーフィングは屋根材の下に隠れていますので、屋根材をめくらないと交換できません。また、S様邸は長年雨漏りで悩まされてきたので、耐久性のある改質アスファルトルーフィングを採用しました。
ルーフィングを敷く時は、必ず軒先から順番に上に重ね合わせていかないと、雨水を受ける形になってしまいますので、下に控えている野地板が腐食してしまいます！
ルーフィングについて詳しくご紹介した記事です
➡ 雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
ルーフィングを敷く時は、必ず軒先から順番に上に重ね合わせていかないと、雨水を受ける形になってしまいますので、下に控えている野地板が腐食してしまいます！
ルーフィングについて詳しくご紹介した記事です
➡ 雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
屋根の解体時には大きなクレーン車を手配して荷下ろししましたが、次に活躍するのは「電動梯子」です。
梯子についた荷台が電動で動くので、屋根の上までの荷上げ、地上までの荷下ろしがスムーズに行えます。
S様邸で使用する屋根材、スレートも屋根の上まで一気に荷上げ
スレートとは、厚みが5mmほどの平らな板状の屋根材のことです。
梯子についた荷台が電動で動くので、屋根の上までの荷上げ、地上までの荷下ろしがスムーズに行えます。
S様邸で使用する屋根材、スレートも屋根の上まで一気に荷上げ
スレートとは、厚みが5mmほどの平らな板状の屋根材のことです。
雨仕舞とは、雨水が内部に浸入しないように工夫する作業のことで、水切りは雨水が内部に浸入するのを防ぐ金物のことです。
屋根の三角になった面の端の「ケラバ」と、屋根の流れの先端部分である「軒先」に水切りを取付けました。
ケラバや軒先は屋根の端ですので、水切りがないと屋根材の内側に雨水が染み込んでしまいます！また、水切りは野地板や屋根材の小口を隠して雨水から守る役割と美観性の意味合いでも取り付けられています。
雨仕舞についての記事はこちら
➡
お住いの各部位の名前が分からない方へ
➡
水切りを取付けた後、軒先から順番にスレートを釘留めして葺きました。
スレートは瓦よりも軽量です。
土と瓦を下ろしてスレートに葺き替えると、屋根が軽量化されて建物の重心が下がるので安定します。
1枚のスレートに対して4カ所で釘留めしていきます。
作業しているのは熟練の屋根職人なので、驚くほどの速さでスレートを釘留めしていきます。
スレートは瓦よりも軽量です。
土と瓦を下ろしてスレートに葺き替えると、屋根が軽量化されて建物の重心が下がるので安定します。
1枚のスレートに対して4カ所で釘留めしていきます。
作業しているのは熟練の屋根職人なので、驚くほどの速さでスレートを釘留めしていきます。
スレートの大きさは決まっていますので、屋根のケラバ部分を葺く時にスレートを
写真に写っているのはスレートをカットする工具です。
スレートを挟んでハンドルを下ろすとスレートをカットすることができます。
スレートについて詳しくご紹介した記事です
➡
写真に写っているのはスレートをカットする工具です。
スレートを挟んでハンドルを下ろすとスレートをカットすることができます。
スレートについて詳しくご紹介した記事です
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棟とは屋根の頂点の水平部分のことです。
棟は
棟板金は屋根面に直接取り付けられないので、貫板という下地の長い板を設置してから棟板金を取付けます。
貫板は屋根面にビス留めしていますが、上に被せた板金は貫板にビス留めしているので雨仕舞のいい屋根になります。
貫板の上に板金を被せて、横方向からビスで固定していきます。
板金の天端でビス留めすると、ビス頭から雨水が染み込んで、貫板を腐食させたり雨漏りすることがありますので、必ず横方向からビス留めしないといけません。
板金の天端でビス留めすると、ビス頭から雨水が染み込んで、貫板を腐食させたり雨漏りすることがありますので、必ず横方向からビス留めしないといけません。
棟板金の規格サイズは2mと決まっていますので、棟の長さに合わせて板金を繋いで取付けます。
板金
シーリングについての記事はこちら
➡
板金
シーリングについての記事はこちら
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スレートはセメントや繊維質が主原料ですので、雨水などの水分を吸いこんでしまいます。そのため表面を塗装して防水性を持たせています。
その塗膜は永久的ではなく、外気の影響で傷んできますので、今後は10年～15年に一度の間隔で定期的に塗り替えるとスレートの寿命を延ばすことができます。
S様邸には大きな下屋もあります。
下屋の瓦と土も下ろして新しい野地板を設置して、改質アスファルト
次は、壁際水切り取付の様子をご紹介します。
下屋の瓦と土も下ろして新しい野地板を設置して、改質アスファルト
次は、壁際水切り取付の様子をご紹介します。
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