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和泉市で屋根の葺き替え後に壁際に「水切り」を取付けました!
更新日:2025年12月4日
和泉市の皆さまこんにちは!
街の屋根やさん岸和田店の小南です。
皆さまは「水切り・みずきり」という部材のことをご存じですか?
水切りは屋根や建物の至る箇所に取り付けられています。
この記事では、屋根葺き替え工事を行った和泉市M様邸の事例を参考に
「水切り」について詳しくお伝えしたいと思います!
水切り(みずきり)」って何のこと?どういう部材??
■■ 水切りとは、雨水が建物の内部に浸入するのを防ぐ部材のことです ■■
窓の下や屋根の周囲、外壁の下端、屋根と外壁の取り合い部などに
取り付けて、雨水を建物の外に流す役割があります。
■ 建物内部には柱や梁、土台などの重要な木部があるので、水が廻ると腐食する原因になります!
木部が腐食すると建物の強度を低下させることに繋がるので、水切りは重要な役割を担っている存在です。
水切りは、取付ける箇所によって施工方法や形状が異なります。
外壁と屋根との取り合いなどに取り付ける水切りは、施工する際に壁の中に埋め込まれていることもあります。
また、窓の下の水切りは、現在はサッシと一体型になっていますが、昔はそれぞれバラバラに取付けられていました。
水切りは建物の防水が必要な箇所に取り付けられています!
| ケラバ水切り | 屋根のケラバに取り付ける水切り | 屋根のケラバ部分(流れ方向の端)から雨水が浸入するのを防ぎます |
| 軒先水切り | 屋根の軒先に取り付ける水切り | 屋根の軒先(勾配の一番低いところ)から雨水が浸入するのを防ぎます |
| 壁際水切り | 外壁と下屋根との取り合いに取り付ける水切り | 外壁を伝ってきた雨水がした屋根との取り合いから浸入するのを防ぎます |
| 土台水切り | 外壁の一番下、土台の上に取り付ける水切り | 外壁を伝ってきた雨水が土台に浸入するのを防止します |
⚠ 水切りがないと、外壁に雨染みを付けたり、土台に水が染み込んだり、屋根や外壁から
雨水が浸入して雨漏りの原因になってしまうので、不具合を起こしたら必ず修理しましょう。
それでは和泉市M様邸の壁際水切り取付工事の様子をご紹介します!
■ 和泉市M様邸は、この工事でセメント瓦から薄型のカラーベストに葺き替えました。
写真はカラーベストを葺いた後の様子です!
もともとは奥に見えているオレンジ色のセメント瓦でしたが、
平らなカラーベストの屋根になりました。
カラーベストを葺いたので、最後に壁際水切りを取付けます!
■ 壁際水切りとは、外壁を伝ってきた雨水が内部に浸入するのを防止する役割があります。
写真は板金職人が、水切りの採寸を行っている様子です。
屋根を葺き替えた後に調査し、工場でガルバリウム鋼板という錆に強い鋼板をM様邸の壁際の形状に合わせて加工して準備します。
■ M様邸はこの工事で厚みのあるセメント瓦から、
厚さ5mmほどの板状のカラーベストに葺き替えました。
そのため、既存の壁際水切りと屋根との間に隙間が生じます。
既存の壁際水切りが、施工当初に外壁の中に埋め込まれているので、
そのまま残し、上に大きな壁際水切りを取付けることになりました!
■ 既存の水切りを下に下ろして、その上に工場で加工した大きな水切りを被せて取付けました!
既存の水切りの下に新しい水切りを取付けてからカラーベストを葺いているので、雨水が浸入しない形状になっていますが、既存の水切りと屋根面との隙間があいたままでは見た目が悪いので、大きな水切りで覆って仕上げています。
■ 水切りは長さがあるので、数枚の板金を繋いで施工しています。
板金の継ぎ目をしっかりと固定していないと風を受けた時にバタついてしまうので、継ぎ目部分でビス留めして連結しています。
■ 外壁との取り合いにシーリングを充填して防水しました!
この水切りは外壁の中に埋め込んでいないので、外壁を伝ってきた雨水が入り込まないようにシーリングを充填して取り合い部を塞ぎました。
■ 水切りは様々な箇所から雨水が浸入しないように工夫して取付けています。
形状が複雑であるほど雨水が入りやすいので、その部分はシーリングできちんと防水しました。
■ 壁際水切り取付完了です!
この屋根は2階から1階にかけての急こう配の屋根なので、
大きな水切りを取付けてもそこだけ目立つことはありません。
屋根を葺き替えることで防水性が向上するように、
雨仕舞(あまじまい)が必要な箇所を考慮して施工させていただいています!
雨仕舞とは・・雨水が内部に浸入しないようにすること
■ 家の裏側の軒樋(横方向の雨樋)2本と呼び樋(樋と樋を繋ぐためのもの)を1本交換しました。
この樋は経年で苔がびっしりと溜まって、変形していたので、
雨水をきちんと受けられない可能性があったので交換しています。
特に、カラーベストは屋根面が平らなので、雨水が流れやすく、その分水の勢いが強いので、
樋が変形していると雨水が飛び出してしまいます!
■ 1階のテラスの波板が古くなり変色していたのでこの工事で張り替えることになりました。
足場を設置する時に、波板を何枚かめくらないといけなかったので「それなら」と、すべて張替えることになりました。
■ 割れにくく耐久性があるポリカ波板に張り替えました!
ポリカ波板は衝撃に強く変色しにくいので、長期に渡って使用することができます。
見た目も明るくなりましたね!
■ 波板の継ぎ目は二山半重ねています。
波板の継ぎ目が二山半になるように重ねないと、そこから雨水が漏れて
しまうことがあるので、規定通りに施工しています!
ポリカ波板は透明度が高いので、以前よりも明るくなりましたね!
■ 屋根葺き替え前の様子です。
台風で瓦が割れたことをきっかけに、屋根の葺き替えか塗り替えをご検討されていました。
今後の地震や台風に備えるために、葺き替えて屋根を軽量化することになりました。
■ 重いセメント瓦をめくって、ケイミュー株式会社のカラーベスト「コロニアルグラッサ」に葺き替えました。
屋根を軽量化することで、地震の揺れを受けた時に影響を少なくすることができます。また、カラーベストは1枚1枚釘留めしているので落下する心配がありません。
屋根を葺き替えてすっきりとした外観になりました。
M様邸の屋根葺き替え工事の様子を工程ごとにご紹介しています!
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