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外壁塗装に含まれる「付帯部分の塗装」は本当に必要?岸和田市の事例
更新日:2025年9月12日
岸和田市Y様邸の外壁塗装が完了したので
付帯部分の塗装を行いました。
築26年が経過し、今までに外壁を一度塗り替えられていて、今回で2回目のメンテナンスになります。
◆◇◆ Y様邸の情報 ◆◇◆
■ 築26年
■ 鉄骨造・3階建て
■ スレート葺きの屋根
■ ALC外壁
●●●● 付帯部分とは? ●●●●
「付帯部分」とは、屋根や外壁以外で塗装が必要な部分のことを指します。
また、「換気フード」「エアコンの配管カバー」「ポスト」も付帯部分に含まれます。
それではなぜ付帯部分を塗装しないといけないのでしょうか。
●●●● どうして付帯部分は塗装しないといけないの? ●●●●
■ 美観性を向上させるため
■ 塗装により劣化を遅らせるため
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外壁塗装のお見積書をお預けする際には、
必ず付帯部分の塗装の項目を記載させていただいております。
外壁がきれいになった時に雨戸などの付帯部分が古いままだと、そこだけが目立ち美観性を損ねてしまうからです。
また、木部や鉄部は塗装により劣化を遅らせていますので、外壁と同時にメンテナンスしておくと長持ちします。
⚠ 付帯部分の塗装を省くとその分費用が抑えられますが、せっかく塗装したのに全体的に古い印象を与えてしまったり、木部や鉄部が腐食して耐久性を低下させてしまいますので、外壁を塗装する時には付帯部分の塗装をお勧めしています。
それでは、Y様邸の付帯部分の塗装の様子を
ご紹介していきます。
■軒天塗装の様子
軒天は外壁よりも突き出た屋根の裏面のことです。軒天は湿気の影響でカビが生えたり、雨染みが付きやすい部分ですので、塗膜で覆って保護し、美観性と耐久性を維持しないといけません。
■ 破風板の塗装
破風板(はふいた)は
切妻屋根の三角になった端の面に取り付ける板のことで、風や雨水が屋根の中に吹き込むのを防ぐ役割があります。また、吹き上げの風を受けた時に、風を分散させて屋根への被害を抑える役割も担っています。
破風板の素材は様々ですが、外気の影響で劣化しやすい部分ですので、板が腐食したり剥がれたり美観性を損ねることが無いように塗装でメンテナンスします。
■ 鼻隠しの塗装
鼻隠し(はなかくし)とは、屋根の軒先の先端部分に取り付ける板のことで、屋根の垂木の鼻先を隠し、雨水の影響から守る役割があります。また、雨樋を取付ける下地板にもなっています。
鼻隠しは軒先の先端にあり、雨水が集まる部分ですので傷みやすく、塗装が必要な部分です。
Y様邸は「内樋」と呼ばれる雨樋でですので、樋や鼻隠しが表から見えない形状です。
全く見えないので美観性は考慮しなくてもいいのですが、鼻隠しの表面の塗膜が剥がれてきていますので劣化を遅らせるためにも塗装します。
■ 幕板の塗装
幕板とは建物において施工される横長の板の総称のことです。
Y様邸は内樋で、表から見えない形状になっています。樋の表面に取り付けている幕板も汚れが目立ってきていたので塗装しました。
Y様邸は3階建てで下から屋根がほとんど見えませんが、この大きな幕板が古いままだととても目立ちます。塗装により美しくなったので外壁によく馴染みました。
■ 雨樋の塗装
雨樋は屋根の軒先や外壁の端に取り付けられていて普段はあまり気にすることがないかもしれませんが、外壁が塗装できれいになった時、古い樋が悪目立ちしてしまいます。
また、塩ビ製の樋は紫外線に直接あたると劣化が進みますので、塗膜で覆って保護してあげると長持ちします。
■ 配管類の塗装
外壁には配管やガス管、エアコンの配管カバーなどが取り付けられています。
Y様邸は2階にキッチンなどの水回りがあり、3階にもトイレがあるため外壁に排水管を通しています。
配管も塩ビ製なので塗膜で覆って保護しました。
外壁に取り付けられている配管類は外壁と同じ色で塗装して馴染ませることもあります。
■ ベランダの下端の塗装
Y様邸は2階と3階それぞれにベランダがあり、外壁よりも突き出る形状になっています。そのため、見上げるとベランダの下端がよく見える状態です。
ベランダの壁はもちろん、下端もきれいに塗装しました。
色は外壁塗装の中塗りと同じ色で仕上げています。
■ ベランダのトップコート塗装
ベランダは外部と面している為、必ず防水が施されています。防水が傷むと下に雨漏りしてしまうので、定期的なメンテナンスが必要です。
Y様邸のベランダの防水はまだそれほど傷んでいなかったので、今回はトップコートを塗布してメンテナンスしました。
※トップコートは一番上に塗る塗料のことで、紫外線から防水層を守る保護膜になります。
■ 出窓や庇の塗装
Y様邸の出窓は窓周り以外は鉄部です。
鉄部は酸素と水に晒されると酸化して錆が発生しますので、塗膜で覆って保護されています。
塗膜が劣化すると錆が発生するため、定期的に塗り替えて錆の発生を抑えないといけません。
■ 出窓の裏面部の塗装
出窓の裏面も鉄部ですので塗装でメンテナンスしました。
出窓は外壁よりも突き出ていますので、天板よりも裏面の方が目につきます。
見上げた時に残念な気持ちにならないように、裏面も美しく仕上げています。
■ エアコンの架台の塗装
Y様邸はエアコンの室外機を外壁に設置していて、架台が鉄製です。その架台が傷んで錆びついてきていたので、錆を抑えるためにきちんと塗装しました。
錆を放置すると穴があき、耐久性が低下してきますので、錆が発生する前に塗装して保護すると安心です。
■ 雨戸の塗装
雨戸には「木製」「鉄製」「アルミ製」と種類があります。
雨戸の枠はアルミ製なので塗装しませんが、ルーバー部分(雨戸表面)は鉄製ですので塗装しました。
アルミ製のものは特殊な焼き付けにより塗装しているので、通常の塗膜よりも耐久性があります。また、アルミ製品に塗装をしても塗膜が剥がれやすいのであまりお勧めしていません。ですが、シャッターなど劣化が著しく美観性を損ねている場合は、以上のことをご了承いただいたうえで塗装することも可能です。
■ 換気フードの塗装
換気フードも付帯部分です。
塩ビやステンレス、鉄性など素材は様々ですが、美観性と耐久性を考慮して塗装します。
特に塩ビ製の換気フードは紫外線の影響で劣化が進み、硬化して割れやすくなってしまうため、紫外線から守るためにも塗装が必要です。
■ シャッターの塗装
Y様邸は1階にガレージのシャッターが3箇所あり、少し錆びついてきていたのでシャッターボックスを含めて美しく塗装しました。
ガレージが建物から離れて設置されている場合は、塗装のご要望をいただきましたら同時に塗装させていただきます。
☆ 付帯部分の塗装は外壁塗装を行うタイミングで同時に行うことがほとんどです ☆
現地調査の時に付帯部分の劣化の度合いを見て塗装が必要か判断させていただきますが、
数年後に付帯部分だけを塗装しないといけなくなるとまた足場を設置しないといけないので、
同時に塗装してメンテナンス時期を揃えておいた方がいいでしょう。
☆外壁塗装で全体的な美観を向上させて、雨漏りから守るためにも付帯部分の塗装は必須です!
塗装前は塗膜の劣化により全体的に色褪せて寂しい雰囲気になっていました。
外壁と付帯部分を塗装して美しい外観に!美観性はもちろん、防水性も向上しました。
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