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和泉市の塗装リフォームと破風板・鼻隠しのメンテナンスのご相談です
更新日:2025年9月11日
和泉市のお住いのF様より「雨漏りはしていないのですが、
屋根の老朽化が気になっているのでメンテナンスについて相談がしたいんです」
とメールでお問い合わせをいただき、現地調査にお伺いしました。
●●●● F様邸の基本情報 ●●●●
■ 築年数・・・約38年
■ 木造・2階建て
■ 屋根・・・スレート葺き
■ 外壁・・・モルタル塗装仕上げ
■ 雨漏り無し
■ F様のお悩み事・・・「屋根の老朽化」「メンテナンスの方法」「外壁塗装」「木部の劣化」他
「屋根の老朽化が気になっているので、葺き替えないといけないのか、塗装でも大丈夫なのか知りたいんです」
とのお話で、まずは屋根に上がって調査をさせていただきました。
◇◆F様邸の屋根はスレート葺きです◆◇
スレートとは・・厚みが5mmほどの軽量で平らな屋根材
スレートはセメントと繊維質を主にできている為、吸水性があります。そのため、表面に塗装をかけて保護しています。
塗膜は外気の影響で日々劣化が進み、どんどん色褪せてきます。
F様邸のスレートも色褪せていて塗膜が劣化している状態でした。
スレートの表面の塗膜が劣化すると、雨水を吸い込むようになり、乾燥や含水を繰り返すことで
スレートに反りが生じて割れてくることがあります。また、スレート自体の劣化が進むと、
脆くなり塗装する際に割れてしまうため、塗装でのメンテナンスができなくなってしまいます。
スレートの劣化が進む前に塗装すると、塗膜で保護されるので雨水を弾くようになり、スレートの劣化を遅らせることができます。
F様邸のスレートは塗膜が劣化して数カ所でひび割れが生じていましたが、そのほとんどが完全に割れておらず表面だけでしたので、塗装でのメンテナンスができると判断し、塗り替えでのご提案をさせていただきました。
塗装すると表面が塗膜で覆われるので雨水を弾くようになり、防水性が向上します。そしてスレートの劣化を遅らせることができます。
◇◆ F様邸の外壁はモルタルの塗り壁です ◆◇
モルタルも、もともと吸水性がありますので表面を塗装して防水性を持たせています。
スレートと同様に塗膜が傷んでくると雨水を吸い込むようになることから、雨だれや汚れが付きやすくなってしまいます。
F様邸の外壁は塗膜の劣化のサインである「チョーキング」を起こしていました。
●●●● チョーキングとは ●●●●
チョーキングとは「白亜化現象」とも呼ばれていて、
外壁を手で触ると白い粉状のものが付く現象のことです。
「白い粉状のもの」の正体は、塗膜です。すなわち、劣化した塗膜が粉状になって
剥がれてきている状態を表しています。
チョーキングを起こした外壁は、防水性や耐久性などの塗料の性能が低下している状態ですので、
外壁が雨水を吸い込んで苔やカビが発生したり、汚れが付着しやすくなったり、
ひび割れが発生する可能性が出てきてしまいます。
1度チョーキング現象が起こると、どんどん進んでしまうため、
それに比例して防水性も低下していきます。チョーキングが起こったら、
早急に対処しなくてもいいですが塗り替えを視野に入れましょう。
外壁の調査を進めると、ひび割れが発生している箇所もありました。
モルタルはセメント・水・砂を混ぜてつくられているので、モルタル自体が乾燥することでひび割れが生じることがります。また、表面の塗膜が劣化して雨水を吸い込むようになると、その時の吸水・乾燥の動きで割れることもあります。他にも地震などの揺れの影響や建物の構造部に問題が生じた時にもひび割れが発生します。
ひび割れは雨漏りの原因になることがあるため、必要であれば処置しないといけません。
☆ ひび割れの程度によっては適切な処置が必要ですが、
F様邸の外壁に発生したひび割れはどれも緊急性がなく、弾性の塗料を刷り込むことで対応できます ☆
「雨樋や雨戸はどうなんですか?塗装してもらえるんですか?」とのお話がありました。
塩ビ製の雨樋は紫外線の影響で劣化して、硬くなって割れやすくなりますので、塗膜で覆ってあげると保護されて劣化を遅らせることができます。
また、屋根や外壁がきれいになった時に雨樋が古いままだと、とても目立ってしまいますので、美観性を向上させるためにも塗装をお勧めしています。
雨戸も塗装させていただきます。
雨戸やシャッターで、アルミ製のものは塗装をお勧めしていませんが、鉄製の場合は耐久性を確保するためにも塗装しないといけません。
アルミ製品は特殊な工法で塗装されており、上に塗装しても剥がれやすいので通常は塗装しません。
対して鉄製のものは、塗膜が傷むと錆が発生するため、定期的な塗り替えが必要です。
F様邸の庇の天板は鉄製で、少し錆びついてきていました。
鉄部が直接空気と水に触れると酸化が始まり錆が発生しますので、塗膜で保護して錆を抑える必要があります。
小屋裏換気口の前に取り付けられている面格子も鉄製でしたので、塗装でメンテナンスします。
鉄部の錆が進行すると穴があいて耐久性が低下しますので、できれば錆が発生する前に塗装することをお勧めします。
「屋根の下の木の部分がどんどん傷んでくるので、崩れないか心配なんです。見た目も悪いのでどうにかなりませんか?」とのご相談もありました。
F様が心配されていたのは、屋根の「破風板」と「鼻隠し」です。
破風とは、屋根の妻側の部位のことで、そこに取り付ける板のことを破風板と言います。(写真右・黄色い矢印部分)
鼻隠しとは、屋根の雨樋を取付ける部分のことで、屋根の下地の鼻先(先端)を隠したり、雨樋を固定する下地になっています。(写真右・白い矢印部分)
⚠ F様邸は破風板と鼻隠しが木製で、表面を塗装して保護されていましたが、雨水や外気の影響で劣化してきていました。
塗装してあげるときれいになりますが、また同じように傷んできますので、錆に強いガルバリウム鋼板を巻いて保護するご提案をさせていただきました。
「玄関ドアが古くなっているので、この機会に入替えたいな~と思ってるんです」
とのお話もありました。
既存の玄関ドアは木製で、月日とともに趣が出ていましたが、雨水にあたる下の部分の劣化が気になるということで丈夫なアルミ製のドアに交換することになりました。
「外壁がきれいになった時にドアの劣化が目立つんじゃないかと思って・・・」と、全体的な美観性を考慮してのご相談です。
■ 足場の設置
■ 屋根は日本ペイントの遮熱塗料で塗装します
■ 外壁はダイフレックスの多彩模様塗料で塗装します
■ 雨樋や雨戸などの付帯部もすべて塗装します
■ 破風板・鼻隠しはガルバリウム鋼板で包みます
■ 木製の玄関ドアをアルミ製のドアに入替ます
**********************************
以上の内容で工事のご依頼をいただきました。
次は塗装前の玄関ドア入替の様子をご紹介します。
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