貝塚市の縁側の雨漏りで屋根の腰上げ部から雨水が浸入した疑い！
更新日：2025年9月24日
以前、同じ箇所で雨漏りが発生し、修理後に止まっていたのですが、強風を伴う雨の日にまた雨漏りしてきた、とのことです。
この日は明け方まで雨が降っていましたので、朝一番にお伺いすると、まだ濡れている状態でした。
雨水は低い方へ低い方へと流れます。縁側の隣の和室の天井には雨漏りの形跡がないため、屋根の高い位置から雨水が浸入したのではなく、縁側に近い部分に問題がある可能性があります。
床の濡れ方を見ると、雨水がたくさん入ったことが分かります。
お伺いした日は天気が良かったので、掃き出し窓を開けて床を乾かしている状態でした。
雨漏りの跡が端からどの位置にあるのか計測してから小屋裏の確認を行いました。
写真は、以前雨漏りしていた箇所です。この部分の雨漏りは修理後に止まっています。
ここは、屋根の腰上げがある部分です。
端からスケールをあてて計測すると、縁側で発生した雨漏りの位置に当てはまります。
濡れている箇所より上、棟方向を確認しましたが、雨水が入った形跡はありませんでした。
先ほどの雨漏りしている箇所から約1m離れたところに位置し、縁側にも同じところに雨漏りしています。
S様邸は土葺きの立派な瓦屋根です。
屋根全体を点検しましたが、瓦の割れやズレは見受けられないことから、やはり、問題は腰上げ部分にある可能性が高いことが分かりました。
屋根の腰上げ部のちょうど真下の天井に雨漏りしている状態です。強風を伴う雨の日に、腰上げ部に直接雨水が吹き込み、内部に浸入した可能性が高いことから、ここにガルバリウム鋼板を取付けてカバーすることになりました。
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