忠岡町の軒天井や鼻隠しのメンテナンスで塗装を行いました
更新日：2025年10月15日
塗装工事ではこのように各所を養生する工程があります。
今回は鼻隠しや軒天井のみの塗装ですが、建物の外周が塗装範囲となりますので、養生作業もその分範囲が広くなり、時間がかかりました。
T様邸の外壁は凹凸のあるデザインなので、ケイ酸カルシウム板の断面に隙間ができます。そのまま塗装すると仕上がりに影響します。（隙間が塗料で埋まる部分と埋まらない部分ができるため）
また、隙間をシーリングで埋めることで雨水の浸入も抑えることができます。
このような塗装前に行う工程を怠ると、仕上がりに悪影響を及ぼしますし、建物の防水性能を満たすことができません。
継ぎ目はもちろん、ビス留めした箇所のビス頭にもシーリングを充填します。
ビス頭をそのままに塗装すると塗装後に凹凸ができて目立ってしまいます。
鼻隠しの前に雨樋が位置するので、白と茶色だとちぐはぐに見えて収まりません。
軒先の水切り板金との取り合いなど、隙間で細かい作業が必要な箇所は刷毛で塗装します。
受け金具も白でしたが樋に合わせてこげ茶できれいに塗り込みます。
外壁との取り合いはローラーではきれいに塗装できないので刷毛を使用します。
軒天井の塗装も、屋根や外壁の塗装と同じように下塗り、中塗り、上塗りします。
中塗りと上塗りで着色していきます。
T様邸の外壁は白く見えますが、真っ白ではありません。軒天井を白で塗装すると目立ってしまうので外壁に馴染むように色を作って塗装しました。
外壁とほぼ同じ色で塗装したので、よく馴染んできれいに仕上がりました。
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