昭和町で行った屋根の塗装についてご紹介させていただきます。

屋根にはいろいろな種類がありますが、今回はスレート屋根の塗装を行いました。

スレート屋根の塗装の手順としては、、、
1、高圧洗浄
2、下塗り（2回塗り）
3、中塗り
4、上塗り
5、仕上げ作業（タッチアップ、縁切り）

今回の施工は、この工程で行いました。

今回は、高圧洗浄について詳しく説明していきます。

塗装前の屋根にはホコリやコケ、チョーキングの粉や古い塗膜が無数についています。これを高圧洗浄機で落としていく必要があります。

塗装前の高圧洗浄機は業務用のエンジン型高圧洗浄機を使用します。家庭用の高圧洗浄機が６～８Mpa(60キロ～80キロ）くらいに対し、業務用だと12～15Mpa(120キロ～150キロ)の圧が出ます。

大量の水を使うため外についているインターホン、コンセント、照明器具などにマスカーや養生テープを使い養生をします。これを行わず洗浄をしてしまうと漏電する原因になります。また、お施主様に確認をして水や汚れが付くと困るものを移動します。
近隣には、足場にメッシュシートがついているため、ほとんど飛散はしませんが、内側には水や汚れが飛んでしまうので注意しています。
また、近隣の皆様には事前に工事挨拶をしてご理解頂けた上での作業を心がけています。

養生を行ったあとは洗浄です。洗浄が甘く汚れやコケなどが残ってしまうと塗装の仕上がりに影響が出るので、隅々まできれいに行いました。
今回は屋根だけの洗浄でしたが、屋根の汚れが外壁に飛ぶことがあります。圧を弱めて外壁を掃除して高圧洗浄の作業は終了になります。

洗浄した後は、完全に水を乾かすので日を開けての塗装を行います。

次回現場ブログでは、塗りについてのご紹介をします！