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中巨摩郡昭和町で確認した雨樋の歪みや雪害、幕板シーリング割れと基礎のひび割れ調査
更新日:2026年10月5日
軒先を近くで確認すると、雨樋がまっすぐなラインを保てず、外側へ押し出されるように歪んでいました。
金具の並びに対して樋の形が崩れており、
軒樋の変形がはっきり分かります。
積雪や落雪の重みが繰り返しかかると、樋本体や支持金具に負担が集中し、このような変形が起こりやすくなります。
こうした状態をそのままにすると、雨水がうまく集水できずにあふれ、外壁の汚れや軒先まわりの傷みにつながるおそれがあります。
別の角度から見ると、雨樋の一部が不自然に波打つように見えており、局所的な傷みではなく、ある程度の範囲で変形していることが分かりました。
積雪後に雪が滑り落ちる力は想像以上に大きく、軒先の設備に直接影響します。
とくに雪止めが十分に機能していない屋根では、落雪の勢いが雨樋に伝わりやすくなります。
歪みを放置すると排水不良が進むだけでなく、金具の緩みや外れに発展する可能性もあり、強風時のバタつきや脱落リスクにも注意が必要です。
<過去ブログ>・
中巨摩郡昭和町で屋根調査!色あせたスレートの剥離や欠け、谷板金周辺への破片落下!
屋根面には雪止め金具が確認できました。
雪止めは、屋根に積もった雪が一気に滑り落ちるのを抑える大切な部材です。
ただ、雪止めがあっても積雪量や雪質、屋根形状によってはすべての荷重を抑えきれないことがあり、軒先側に負担が残る場合があります。
今回のように雨樋に歪みが出ているときは、雪止めの有無だけで安心せず、屋根と軒先を一体で見ていくことが重要です。
雪の影響が続けば、樋だけでなく軒先周辺の部材にも傷みが広がる可能性があります。
外壁の中ほどに取り付けられた幕板も確認すると、継ぎ目が複数あり、経年による傷みが進みやすい条件がそろっていました。
幕板は意匠性だけでなく、外壁の見切りとして雨の影響を受けやすい部位でもあります。
表面だけでは大きな破損は見えなくても、継ぎ目の防水処理が弱ると内部に水が入り込みやすくなります。
とくに横方向に長い部材は、継ぎ目からの浸水が下地の劣化につながることがあるため、細かな異常でも見逃せません。
幕板の継ぎ目を近くで見ると、充填されていたシーリング材に割れが生じ、隙間ができていました。
これは紫外線や温度変化、部材のわずかな動きによって起こる典型的な劣化です。
幕板の継ぎ目のシーリング割れは見た目以上に注意が必要で、ここから雨水が入り込むと、幕板内部や取り合い部分の下地を傷める原因になります。
表面の軽微なひびに見えても、放置期間が長いほど内部の状態確認や補修範囲が広がることがあります。
建物の足元では、基礎部分に縦へ伸びるひび割れが確認できました。
すぐに大きな欠損が出ている状態ではありませんが、基礎のひび割れは幅や深さ、進行の有無を見極めることが大切です。
乾燥収縮などで起こる軽微なひびもありますが、外部に面した基礎は雨水の影響を受けるため、ひびから水が入り込むと汚れの付着や劣化の進行につながります。
住まいを支える部分だからこそ、早い段階で状態を把握しておくことが安心につながります。
外壁材同士の取り合いにある目地では、シーリング材が細く痩せ、中央付近にひび割れが見られました。
外壁目地は建物の動きに追従しながら防水性を保つ役割がありますが、劣化が進むとその働きが落ちてしまいます。
ひび割れたままでは、雨水が目地の奥へ回り込みやすくなり、外壁材の裏側や下地に影響するおそれがあります。
目地の劣化や痩せは、外壁塗装の前後を問わず重要な点検ポイントです。
目地の内部ではボンドブレーカーの露出も見られました
別の目地では、シーリング材の欠損が進み、内部の青いボンドブレーカーが見えていました。
これは本来シーリング材で保護されている部分で、露出しているということは防水層としての厚みが不足している状態です。
ボンドブレーカーが露出するほど目地の劣化が進行しているため、単なる表面のひび割れよりも一段進んだ傷みとして考える必要があります。
このままでは雨水の浸入リスクが高まり、外壁の反りや下地の傷みにつながる可能性があります。
雪害とシーリング劣化を分けて考えず、まとめて直すことが大切です
今回の調査では、積雪による雨樋の歪み、屋根の雪止めの確認、幕板の継ぎ目に生じたシーリング割れ、基礎のひび割れ、そして外壁目地の劣化や痩せ、ひび割れとボンドブレーカーの露出を確認しました。
優先順位としては、まず排水機能に直結する雨樋の不具合と、雨水浸入につながりやすい幕板・外壁目地の補修を先に進めるのが安心です。
雨樋は変形状況に応じて部分交換または支持金具の調整を含めた交換を検討し、雪の影響を抑えるために雪止めの配置や効き方もあわせて点検したいところです。
幕板の継ぎ目や外壁目地は、既存シーリングを撤去してから変成シリコン系などのシーリング材で打ち替えを行うことで、防水性の回復が期待できます。
基礎のひび割れについては、幅や深さに応じて樹脂注入や補修材の擦り込みなど、状態に合った方法を選ぶことが大切です。
私たち街の屋根やさんでは、こうした外装全体の傷みを無料で調査し、必要な工事を分かりやすくお見積もりしています。
地域密着で住まいの状態を丁寧にお伝えしますので、気になる症状があるときは早めにご相談ください!
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