棟瓦の漆喰が殆んど残っていませんでした

こんにちは！街の屋根やさん山梨店です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、甲府市で建物無料点検を行い、瓦屋根の漆喰脱落・雨樋凹み・取付け金具の変形を確認いたしました。

大屋根の状況は、気になっても点検が難しい箇所です。弊社では山梨県内無料で点検に伺い、代わりにプロの視点から丁寧に点検いたします。

さて、お写真2枚目の白いかけらは、漆喰(しっくい)が脱落してしまっています。
棟瓦を見ても、もう中の葺き土が見えてしまっています、、。

このまま、放置していると漆喰が剥がれることで上に積まれた瓦が安定せず、雨漏りの原因となる可能性があります。

横殴りの雨の際の、防水壁の役割を果たしているのが、漆喰だからです、、。

このままでは棟瓦が歪んでしまいます

また、瓦屋根の棟瓦の漆喰脱落を放置していると、

- 棟瓦の漆喰脱落を放置すると、瓦の固定力が低下し、強風や地震などの自然災害によって棟瓦や鬼瓦(おにがわら)が倒壊する可能性が高まります。

- 棟瓦の漆喰脱落によって内部の土が流れ、棟の歪みや崩壊を引き起こす恐れがあります。

などの恐ろしい事態に発展しまう危険性もございます。

漆喰を埋め直す工事は、メートルで3500円～で承っております。
部分的な漆喰工事も可能ですので、早めの漆喰メンテナンスが大切な屋根を守る『鍵』となります(*'ω'*)

雨樋は大きな凹みがありました

雨樋には、大きな破損が生じていました。
こちらは屋根の軒先部分につけられた、雨樋で軒樋(のきどい)と呼ばれる部分です。

軒樋は、屋根の縁に沿って取り付けられた雨樋の一部であり、雨水を受けて建物の側面へと排水する役割を担っています。
止まり(角の部分)は軒樋の先端部分にあり、軒樋を流れている雨水をせき止め、集水器への誘導をする役割があります。
集水器(しゅうすいき)は、屋根から流れ落ちる雨水を受ける部品です。

取付け金具も外れ、錆びています

取付け金具が、変色して錆びてしまっています。

外れ掛かっており、かろうじて軒樋を支えている状態でございました。

【雨樋及び取付け金具の破損を放置するデメリット】

- 軒樋の取付け金具の破損を放置すると、軒樋の勾配が調整できなくなり、雨水の排水能力が低下します。
- 支持金具が曲がったり破損すると、軒樋が正しく設置されなくなり、雨水がスムーズに流れなくなります。
- 破損した取付け金具が放置されると、軒樋から雨水が溢れ出し、建物の外壁や周囲の地面に地盤沈下などの水害を引き起こす可能性があります。

取付け金具のみを交換工事・部分的な雨樋の交換工事で、費用を抑えて修理することも出来ますので、雨樋の異常は早めの対処をお勧めいたします。

弊社は甲府市の屋根・外壁修理塗装工事を得意としております！

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