足場設置後、わずかな時間も無駄にしません

こんにちは！街の屋根やさん山梨店です！

今回は、韮崎市で屋根張り替え工事を開始し、足場設置後、日が沈むまで電気配線を養生で防水した様子をご紹介します。外壁塗装工事も一緒に承りましたが、養生は高圧洗浄前に行うこともございます。特に、電線は漏電し易いので先に養生することも多いです。

高圧洗浄前に電気配線などを養生で防水するメリットは、汚水や洗浄時の水が配線に漏れてしまうことを防ぐことができる点です。

配線が濡れると漏電や故障のリスクが高まりますが、養生を行うことでそのような問題を未然に防ぐことができます。外壁塗装工事では、配線などの電気設備を保護するために養生が重要な工程となります。

足場設置後のわずかな時間で、

・雨樋のズレの状態を正確に把握

・外壁の下地状態を満遍なくチェック

・外壁塗装の工程を整理

・必用な材料・道具の確保

などを行いましたので、それぞれご説明していきます。

▼前回までのブログ
・韮崎市のセメント瓦で棟板金ズレが発生し、取り合い・谷板金・波板の差し込み防水補修も機能不全
・韮崎市で軒天材の剥がれ・目地シーリング破断・雨樋掴み金具が破損し、グラグラ危険な様子をご報告

雨樋のズレの要因を探る

まずは、雨樋のズレを正確に把握しました。随分と歪んでしまっている状態です。雨樋の修理・交換は弊社の得意分野ですので、お任せ下さい。簡単なズレなら、位置調整だけで直ることも多いです。

雨樋の位置調整を行う際に、仮設足場を利用することで、追加の費用を随分と抑えることが可能です。足場を一度に設置することで、雨樋の位置調整などの追加工事を同時に行うことができ、足場費用を1回分で済ませることができます。

足場をクローズアップ

住宅を囲むように、鉄筋を組み合わせ足場が設置されている様子です。中には昇降用の階段も設置されております。

弊社ではくさび式足場の設置に拘っております。ビケ足場とも呼ばれます。

くさび式足場は、一般的に住宅間の距離がある場合に使用される足場の一種です。支柱や手摺、踏板を組み合わせて仮設され、安定性を確保しながら作業を行うことができます。

踏板(床です)が利用できない距離の場合には、足場板を使用した単管足場を組むことで作業を行うことも可能ですが、人が通ることができない場合は施工自体が困難になります。くさび式足場は、安全性と作業効率を両立させるために重要な役割を果たします。

塗料飛散防止メッシュシートは？

今回は周りに建物がなく、塗料の飛散の心配がないことからメッシュシートを省略しました。

写真３枚目が、メッシュシートに覆われた足場となります。非常に細かい網目で出来ており、塗料・水の粒子すらも通さず、飛散を食い止めます。強風時には、シートを畳むことが可能で倒壊を防げます。

さて、今回は足場の設置後のわずかな時間で職人は、何をしているのか？にテーマにご紹介しました。養生・雨樋のズレの原因把握の他にも、外壁の痛みや、外壁クラックの箇所などもしっかりと把握しておきます。

実際に工事になったら、シュミュレーション通りに工程を進めることで、効率的に作業を行うことが可能です。足場が設置されていれば、日没までの限られた時間でも、外壁の下地の状態やクラックの深さなどを、正確に確認することができます。

この時間を活用して外壁の下地の状態をチェックすることで、必用な修復や補修があるかどうかを把握することができます。

また、外壁クラックの様子も確認することで、塗装作業の際にどのような対策が必用かを事前にシミュレーションすることが可能です。これにより、作業スケジュールや必用な材料、作業手順などを事前に計画し、効率的かつ正確に、屋根葺き替え工事に並行して、外壁塗装工事を進めることができます。

弊社は韮崎市の屋根・外壁修理塗装工事を得意としております！