街の屋根やさん川越店です

「雨が降る前に、“備え”を万全に。」
梅雨時期は、屋根トラブルのご相談が急増します。
放置された劣化が、大きな被害になる前に――
今のうちに、安心の屋根点検・補修を。

◆ 施工のきっかけ

お客様から
「強風のあと、屋根のてっぺんが浮いているように見える」
とのご相談をいただき、現地調査を行いました。

調査の結果、棟板金が浮き・釘の緩み・サビによる劣化が見つかり、交換をご提案させていただきました。

棟板金

棟交換とは？

棟（むね）とは、屋根のてっぺん部分にある金属製のカバー（棟板金）のことです。この棟板金は、屋根材の継ぎ目を保護し、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を担っています。

棟交換とは、劣化や損傷が進んだ棟板金を新しいものに取り替える工事です。古くなると、風で飛ばされたり、雨漏りの原因になったりするため、定期的な点検と必要に応じた交換が必要です。

棟板金交換工程

1. 既存の棟板金と下地材（貫板）を撤去

2. 新しい下地材（防腐処理済み木材や樹脂材など）を設置

3. 新しい棟板金をしっかりと固定

4. 防水処理・仕上げ確認

こんなときは棟交換が必要です

• 棟板金が浮いていたり、外れかけている

• 強風や台風のあとにズレ・変形が見られる

• 釘が抜けていたり、サビが広がっている

• 雨漏りが屋根のてっぺん付近から起きている
  
  

既存の棟板金・貫板撤去

既存棟板金の撤去

まずは劣化した棟板金をバールなどの工具で慎重に取り外します。
このとき、内部の「貫板（ぬきいた）」という下地の状態も確認します。

📌ポイント
→ 棟板金の固定釘が抜けていたり、サビでボロボロになっていることが多いです。

② 古い貫板（下地）の撤去

棟板金を外すと、その内側にある貫板が見えてきます。
貫板は、棟板金をしっかり固定するための木材で、多くの場合は防腐処理された木材や最近では**樹脂製貫板（タフモック等）**が使われています。

劣化が見られる場合は、古い貫板も撤去して、新しいものに交換します。

タフモック取り付け

新しい貫板の取り付け

新しい貫板を、屋根の形状に合わせてしっかりとビスで固定します。
最近では、耐久性の高い樹脂製の貫板を使うケースが増えています。

📌樹脂製貫板のメリット

• 腐りにくい

• 反りやねじれが少ない

• 長期間、安定した固定力を維持できる

新しい棟取り付け

新しい棟板金の取り付け

新しい棟板金を貫板に合わせてかぶせ、ステンレスビスや釘でしっかり固定します。
固定箇所にはシーリング材を使用して、防水処理も徹底します。

📌施工の注意点
→ ビス止めは、強風で飛ばされないよう、一定の間隔（約30cmごと）でしっかり固定します。

最後に

施工期間と注意点

• 施工期間：通常1日（天候による）

• 費用目安：15,000〜25,000円／m（長さ・材料・屋根の勾配により変動）

☑ 雨の日は作業できないため、天候により延期になることがあります。
☑ 火災保険で修理できる場合もあるので、破損の原因が風災であればご相談ください。

◆ まとめ

棟板金は、屋根の中でも特に風雨の影響を受けやすい重要部位です。
見えないからこそ、10年〜15年に一度の点検とメンテナンスをおすすめします。

「屋根のてっぺんが浮いて見える」「風のあとに金属の音がする」
――そんなときは、棟板金が劣化しているサインかもしれません。

まずはお気軽にご相談ください！

街の屋根や川越店では屋根の工事・雨どい交換・屋根塗装・外壁塗装などもございます。
私共、街の屋根やさん埼玉川越店では、お住まいお住まいの状態を確認しながら最善のメンテナンス方法をご提案し施工致します。
屋根は勿論、外壁なども多く施工しており実績を重ねています。