【瓦屋根から金属屋根に変えるメリット】

1. 軽量化で耐震性アップ

   • 瓦は重く、建物にかかる負荷が大きいため、地震時に揺れやすくなります。

   • 金属屋根（ガルバリウム鋼板など）は軽量で、耐震性の向上につながります。

2. メンテナンスの手間が少ない

   • 瓦は一枚一枚のズレや割れが起きやすい。

   • 金属屋根は継ぎ目が少なく、メンテナンスしやすい。

3. 屋根構造の負担軽減

   • 軽くなることで、建物全体の負担を減らし、長寿命化にもつながります。

今回はガルテクトを施工しました。

ガルテクトの主な特長

• 素材構成
  アルミニウムと亜鉛合金を溶融被覆した「ガルバリウム鋼板」に、高耐候性塗装を施した多層構造。

• 軽量性
  瓦に比べて約１／１０程度の重量で、耐震性アップに貢献。

• 断熱・遮熱性能
  裏面に発泡ポリウレタン断熱材が一体成型されたタイプ（スーパーガルテクトなど）もあり、夏の熱気や冬の冷気を遮断。

• カラー＆デザイン
  和風住宅に似合うマット調から、モダンなメタリック系まで豊富にラインナップ。

ガルテクト施工手順

施工の流れ（標準的な葺き替え工事）

1. 既存屋根の撤去・清掃
   瓦や野地板を撤去し、下地の状態を確認。

2. 野地板（構造用合板など）補修・増張り
   下地合板の劣化箇所を交換、必要に応じて合板を増張りして強度確保。

3. 防水ルーフィング敷設
   雨水侵入防止のため、高性能ルーフィングシートを全面に貼り付け。

4. 役物（棟包み・軒先水切りなど）取り付け
   棟換気部材や軒先の雨押えを先に据え付け。

5. ガルテクトパネル葺き
   パネルを軒先から棟方向へ順に重ね葺き。専用ビスとシーリングで固定。

6. 棟・ケラバ仕上げ
   棟換気付き棟包みやケラバキャップを取り付け、雨仕舞いを完了。

最後に