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日進市の和風住宅で塗装工事、色あせやカビが目立つ木部へのアク抜き工程で機能回復
更新日:2025年5月13日
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、日進市の和風住宅にて実施する外装木部塗装工事の足場設置と倒れていた縁石の修復の様子をご紹介いたしました。
今回は、木部塗装工事のアク抜き工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
今回、和風住宅にて、経年劣化にともなう外装の塗装工事を行っています。
なお、現場調査の際には、住宅の外部に多く使用されている木材に、色あせや変色、シミ、カビなどが目立っている状況を確認しています。
そもそも木材は、湿気を吸ったり吐き出したりする調湿機能が働くので、膨張や収縮といった動きが繰り返し起こります。
木部塗装は、そのような動きに追従しなくてはならないので、動きの少ない部位への塗装と比べると、傷みやすい傾向にあります。
そのため、こまめな塗り替えを行いながら、雨水や湿気から木部を守る機能を維持していくことが重要になるのです。
今回も、劣化が進行した外装木部に対して塗装を行い、衰えている保護機能を回復していきます。
まずは、アク抜きから行っていきます。
アク抜きとは、木材に含まれる成分が雨水や湿気などの影響で表面に出てきたアクやシミ、カビ、その他汚れなどを、アク抜き材を用いて除去する工程です。
アク抜きをして木材をきれいな状態に戻すことで、もともとの素材の色が甦り、木部塗装による美しい仕上がりを実現できるようになります。
また、塗料の密着性を高める効果も期待できるので、塗膜が長持ちし、長く保護機能を維持することが可能となります。
アク抜き工程は、まず、木部表面の汚れなどを取り除き、アク抜き材を塗布していきます。
その後、しばらくするとアクが浮き出てくるので、水を使ってしっかりと洗い落とします。
洗浄を終えたら、十分な乾燥時間を設けてアク抜き工程の完了です。
アク抜き完了後は、いよいよメインとなる木部塗装の工程です。
ちなみに、今回、木部塗装で使用する塗料は、浸透型の高機能木材保護塗料「キシラデコール」になります。
なお、次回のブログでは、木材保護塗料の種類とその特徴について、解説してみたいと思います。
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