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名古屋市天白区で太陽光パネルのある瓦屋根調査、漆喰の変色や剥がれ落ちなどの著しい劣化を確認
更新日:2024年7月16日
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
今回は、名古屋市天白区の住宅にて、瓦屋根の漆喰に多くの劣化状況を確認した現場調査の内容についてご紹介したいと思います。
今回の屋根調査は、「瓦の漆喰が落ちてきた」とのご相談をいただいたことで実施するものです。
早速、調査を行っていきましょう。
屋根は、太陽光パネルが設置された瓦仕上げとなっています。
瓦屋根は、非常に耐久性が高く、長持ちするのもですが、それを固定する漆喰などは、もっと早く劣化して機能を果たせなくなることは注意しておかなくてはなりません。
棟瓦の漆喰には、激しく変色するなど、かなり劣化が進んでいる様子が確認できます。
漆喰は、長期にわたる雨水の吸収や汚れの付着、そして苔、藻、カビの発生などにより、徐々に変色するようになります。
また、経年により漆喰が劣化すると、ひび割れや剥がれなどが現れるようになります。
お施主様が最も気にされていたのは、この漆喰の剥がれ落ちです。
漆喰の役割といえば、瓦を固定することのほかに、棟の内部に雨水を侵入させないことなども挙げられます。
そのため、漆喰が剥がれ落ちのような著しい劣化によって役割を果たせなくなると、瓦にズレが生じたり、あるいは屋根下地の野地板を傷めたりすることがあり、その結果、雨漏りを引き起こす原因にもなるのです。
それだけ漆喰は、瓦屋根において非常に重要な機能を担っているので、定期的に劣化状況をチェックしながら、漆喰の詰め直しや棟瓦の取り直しなどの方法でメンテナンスを行っていくことが重要になります。
鬼瓦の周囲に巻いている漆喰も、多くが剥がれ落ちています。
この部分の漆喰が剥がれると、冠瓦との間に隙間が生じ、雨水が入り込むようになるので、その土台を傷め、棟瓦のズレや雨漏りにつながることがある点では注意が必要です。
今回の現場調査では、瓦屋根の漆喰に、変色や剥がれ落ちなど、多くの経年劣化症状が見られ、重要な機能がかなり衰えている様子が確認できました。
そのため、既存の漆喰を取り除いて新しいものを詰め直す、漆喰詰め直し工事を行うことが決定しています。
また、今回の現場調査では、雨樋の劣化状況についても確認しているので、次回のブログにてご紹介したいと思います。
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