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名古屋市緑区で高性能なフッ素塗料を用いた外壁塗装でトータルコストの削減を実現
更新日:2023年10月24日
外壁仕上げは窯業系サイディングです。
前回の塗装工事から10年が経過しており、全体に経年にともなう色あせが確認できます。
また、前回、肉やせが見られたコーキングの打ち替えを行っており、今後も長く建物を雨水から守る防水機能を確保していますので、さらに外壁塗装の施工を行っていきます。
外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗り工程により仕上げていきます。
この3回塗りが適切に行われることで、塗料の持つ性能を発揮できるようになります。
つまり、これら各工程のうち、ひとつでも不十分なまま工事が完成した場合は、早期に不具合が発生するなど、期待耐用年数を待たずにメンテナンスが必要となる恐れがあるのです。
今回、外壁塗装で使用したのは高性能なフッ素塗料です。
フッ素塗料とは、主要成分にフッ素樹脂を配合することで性能を高めた塗料のことをいいます。
ちなみに、外壁塗装で使用する代表的な塗料には、以下のような種類があります。
・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・ラジカル塗料
・フッ素塗料
・無機塗料
これらのなかでもフッ素塗料は、ハイグレードな位置付けにある塗料になります。
そのため、他の種類と比べても材料コストは高くなりますが、その分耐久性が高く長寿命なこともあり、近年多く採用されるようになっています。
フッ素塗料は、耐候性や耐久性に優れることが大きな特徴であり、その期待耐用年数は13〜15年超と非常に長く、塗装することで長期間に渡って建物を守ってくれます。
そのため、この期間は基本的に塗り替えの必要がなく、メンテナンスの回数を大きく減らせるので、長期的な視点では多くのケースでコストパフォーマンスはよくなります。
工事コストを安くするにはどうしても安価な塗料を選びがちですが、トータルでのコストパフォーマンスで見ると、ハイグレードな塗料を選ぶほうが有利になる傾向にあることは知っておくとよいかもしれません。
なお、次回のブログでは、ベランダ防水のトップコート塗装の様子について、ご紹介したいと思います。
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