名古屋市緑区 屋根外壁の診断をして欲しい
更新日：2022年1月6日
緑区のお客様から屋根と外壁の診断をして欲しいと依頼があり伺いました。
築50年近くたっており今までメンテナンスをしたことがない為、気になっていたそうです。
上空からの写真です。
瓦屋根の大きな一軒家ですね。
現状雨漏り等はしていないそうですが、メンテナンスとしてどのように工事をするのが最善なのかお客様から相談を受けました。
瓦そのものはやはり表面の劣化はありますが、大きな亀裂などは見受けられません。
お客様に工事を考えた理由を伺うと、将来の雨漏りもそうだが最近は地震の心配があり、瓦屋根は危ないのではないか、と思ったそうです。
今回は天候もよかった為、屋根に登り下屋根部分も点検を行いました。
実際に登ってみることで下地の劣化状態や目視では分からない瓦の浮き沈みなどを体感できます。
今回の場合は、お客様自身が葺き替えを行うことを決定していた為、こうして登らせて頂きました。
実際に登ることで漆喰の劣化具合や、瓦を踏んだ時の感覚で下地の状態を判断することができます。
こうしたアングルで屋根を見ることで瓦の浮いている箇所を発見しやすくなります。
許可を頂き瓦を数枚捲りました。
おそらく土が下にあったはずですが、中に入り込んだ水によって流されてしまったようです。
全体ではなく一部だけ土がなくなってしまったのでしょう。
瓦屋根から葺き替えを行う場合は、どのお客様にもガルバリウム鋼板の屋根材を使用することを提案しています。
瓦から非常に軽い素材に代わるため耐震性が向上することと、耐久性が高く30年以上メンテナンスをする必要がないことが魅力です。
瓦屋根はカバー工事ができないので、葺き替えになり瓦の撤去費用もかかるため高額になりますがどのお客様にも葺き替えて良かったと喜んでいただいています。
屋根だけでなく破風や外壁も見ていきます。
やはり年数が経っていることもあり破風部分はボロボロです…。
破風は板金で覆い施工するのがベストでしょう。
外壁も長い期間防水性が持続するフッ素以上の塗料を使うことを提案させていただきました。
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