名古屋市緑区 近くで工事をしている業者から屋根が浮いていると言われた
更新日：2022年1月6日
緑区のお客様から屋根を見て欲しいとのご依頼を受け伺いました。
近くで工事中の業者から「屋根が浮いている」と指摘され、不安になったとのことです。
早速、ドローンを飛ばし屋根に異常がないか確認を行います。
高くまでドローンを飛ばし全体像を把握します。
高所からの映像はどのお客様も初めて見る方がほとんどです。
お客様の新鮮な反応を見つつ点検が出来ることもドローンの強みの一つです。
ドローンを降下させ屋根の様子を観察していきます。
棟部分は浮いている部分はありませんが、釘が抜けかけている箇所が多く見られます。
釘が抜けていくのは、よく見られる劣化の状態の一つです。
温度差や風雨により金属の収縮が発生し、釘が抜けていきます。
このまま放置しておくと、板金はいつか飛んでしまうでしょう。
スレート表面もだいぶ劣化してきています。
表面の塗膜は薄れ、カビなどの汚れが発生しています。
汚れが発生するということは防水性が無くなってきている証でもあります。
少し汚れてきたな、と軽く考えてしまう方が多いのですが汚れが発生する理由を考えると、こういったカビや苔は放置してはいけないのです。
こういった汚れは日の当たりが悪くなりやすい北側に発生します。
防水性が無くなり、水を吸うようになるとなかなか水が乾かずカビが発生します。
日当たりのいい場所であれば、水を吸っても比較的乾きやすい為カビの進行は緩やかになりがちです。
しかし、防水性を無くしていることには変わりないためこのまま放置しておくことはできません。
お客様には現状の画像を一緒に見てもらい、屋根の防水性が切れてきていることと棟部分の釘が浮いてきていることをお伝えしました。
建ててから20年近く経っていたこともありメンテナンスの方法を相談されたため、屋根のカバー工法を提案させて頂きました。
屋根の下地までは現状傷んでいない為、下地工事分の施工費を抑えられることもお伝えしたところ、当社でカバー工事をすることになりました。
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