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白岡市で飛来物により屋根材落下のご連絡!屋根点検の結果、屋根材はコロニアルNEOでした
更新日:2024年1月12日
屋根材落下のため無料点検を実施!屋根材はコロニアルNEO
白岡市の皆さま、こんにちは🌞
街の屋根やさん春日部店です。
お客さまより焦ったご様子でご連絡をいただきました💦
屋根が落ちてきてしまったんです。
どうしたらよいのでしょうか?
詳細をお伺いしたところ、どうやら落ちてきたのは屋根材。
屋根から屋根材が落下すれば、たとえ小さい欠片であっても人に当たったら大怪我をする可能性もありとても危険です!
急遽、屋根点検を実施しました。
足を踏み入れたら屋根材が割れてしまった等のトラブルを防ぐために街の屋根やさん春日部店では屋根点検にはドローンを使用して行います♪
まず、空から屋根全体をみて気になったのが屋根材の変色です。
特に変色が酷い一面があり、色褪せのほか、カビや苔も広がっていました。
近づいてみると、屋根の様々な場所でひび割れの症状も出ていました。
一旦ひび割れが起きてしまえば、欠けに繋がることに💦
案の定、屋根の別の箇所で大きく欠けてしまっているのを発見👀
お客さまが屋根が落ちてきたと言われていたのは、この箇所からだったのかもしれませんね。
強風時に飛来物が当たり、それが飛んでしまったと思われます。
いずれにせよ、こんなに大きいものが落下したなんて怖いですね。
他にも欠けている箇所は多く見られましたし、屋根全体でかなり劣化が進行しているため、このまま放置していたら、今後も風で飛ばされたり、地震で落ちるなどが考えられます。
それにしても、こちらのお宅の屋根は何故こんなにもトラブルが多発しているのでしょう?
実は、こちらのお宅で使用されていたのはコロニアルNEOという、不具合が多く報告されている屋根材だったんです(´;ω;`)ウゥゥ
コロニアルNEOは2001年~2008年の間にクボタ(現:ケイミュー)という会社から販売されていた屋根材で、この時期はアスベストによる健康被害の影響からその使用が法律で規制され始めた頃。
メーカー各社はスレート屋根に元々使用していたアスベストを使わない、ノンアスベストの屋根材の開発を急ぎました。
そして検証が充分でないまま販売されたために、問題を抱えた屋根材が多く誕生してしまいました。
その販売製品のひとつが今回のコロニアルNEOなんです。
ノンアスベスト屋根材コロニアルNEOの劣化症状として特徴的なものは3つ!
①ひび割れ②欠け③変色です。
大変残念なことに、今回のお宅の症状もこれにすべて当てはまっています。
屋根材がコロニアルNEOの場合のメンテナンス方法は
・カバー工法(既存屋根材に新規屋根材を重ねる施工のため重ね葺きともいわれます)
・葺き替え(既存屋根材を全撤去し新規屋根材に葺き替えます)
のどちらかとなります。
※屋根材が極端に脆いため、塗装は出来ませんのでご注意ください。
同時期に販売されたノンアスベストの屋根材で不具合が多く報告されているものは他に
・ニチハ パミール・セキスイ かわらU・クボタ アーバニー・松下電工 レサス/シルバス
があります。
ですので築20年程でスレート屋根の家は注意が必要です。
皆さまのお宅は該当していませんか?
お家を建てた際の図面、仕様書等で確認してみてくださいね。
分からない場合は街の屋根やさん春日部店にご相談ください。
プロの目で確認させていただきます。
点検・調査はもちろん無料です(^_-)-☆
屋根頂上の棟板金も確認したところ、棟板金を固定する釘に浮きがみられました。
また、棟板金同士の継ぎ目部分はコーキングの劣化症状で肉やせが起こったことで隙間が確認できました。
釘が浮いてしまうと固定力が弱まり、風などに煽られることによって、今後、棟板金自体が浮いてきてしまうことも考えられます。
棟板金が浮くと、その隙間から雨水の侵入を許すことにもなります。
すでにある棟板金同士の隙間も同様に雨水の侵入経路となる可能性があるでしょう。
そちらも放置していては雨漏りの原因となってしまうかもしれません。
以上の点検結果から、今回街の屋根やさん春日部店では
屋根カバー工法をご提案させていただきました。
カバー工法であれば撤去費用、解体費用等が葺き替え工事を行った場合より抑えられます。
ご検討いただければ幸いです。
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