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埼玉県利根地区や東部地区で雹被害(昨年2022年6月初旬)…これから来るやもしれない自然災害対策
更新日:2023年11月24日
埼玉県にお住いの皆さま、こんにちは(^^♪
街の屋根やさん春日部店です♬
昨年2022年6月に大粒の雹が降り、大きな被害が起きました…
どんな被害が起きてしまったのかご紹介して、どんな対策をしておくべきか考えて行きましょう!!
それにしてもΣ(・□・;)
凄い穴だらけになってしまっていますね…もろに直撃してしまっています。雨樋の形状で斜めにカバーされている箇所がシースルー状態…
雨樋の種類は多様で、角樋・丸樋(塩ビ)・銅樋・鉄樋などありますが、塩ビ(塩化ビニール製)で出来ている雨樋は被害に遭いやすいです。
雹の降る条件は、近年の異常気象で温暖化が進んでいるため発達した積乱雲が大きくなり、中である程度大きくなった氷の塊が空から落下。
初夏の5月~6月に多く発生し、初秋の10月にも報告が上がっています。季節の変わり目である気温の変化が影響しているんですね。
雹の定義=直径5mm以上の氷粒で、それよりも小さいものは霰(あられ)と区別されます。
昨年6月の雹は5mm以上のもので空から落ちてきた時の重さも速度もかなりのもので、ある意味凶器になってしまいます。
雹が降ってきたときの対策…先ずはご自身の身の安全を第一に丈夫な屋根のある場所に逃げて下さい。
雨樋は、屋根からの雨水を地上や地中に流すためですが、穴が空いてしまっては機能を果たせません…自然の恐ろしさが分かりますね。
対策としては、難しいです…
現在、古い雨樋や壊れてしまっている場合、雨樋の交換をするしか思いつきませんでした…すみません。
塩ビ製の樋が付いている場合、同じ塩ビ製でも硬質塩化ビニール樹脂を使用していてアイアン(亜鉛処理スチール芯)入りがあり、強度は増します。今回の雹被害でもアイアン入りの被害報告は少なく効果ありです!!
雨樋が現在何を付けているか?不明やご不安な時はご連絡を!!点検を兼ね現場調査にお伺いいたします(^^♪
自然災害で雨樋(軒樋)が、雹で穴が空いてしまったり、冬シーズンには積雪により歪んでしまったりと被害を受けてしまった場合、ご自身でかけている保険対応により認められた金額内で施工が可能です!!(保険会社によって違いますので分からない事などご相談くださいね!)
今回の雹被害では、かなりの塩ビ製の雨樋破損でご連絡頂きました。
そのまま放置してしまうと、家の躯体までも傷めてしまう可能性があります。早急に交換工事を行いましょう。
ご覧の通り、被害に遭われた雨樋(軒樋)を交換した写真を載せています。こんなにキレイに交換できますよ~!
お問い合わせの多くは、テラスやカーポートの破損でした。
特に平板になっているアクリル樹脂製や波板の塩化ビニール製の素材! 大きな衝撃を受けないと割れないとされていましたが、雹の威力が物語っています。
屋根の役割が全く果たせなくなってしまっています…大切な住宅や車を守ってくれていた屋根、二次災害が起きる前に直す必要があります。
対策方法は、ベランダやテラスの屋根には何も出来ませんが、雹が降る前に屋根の下に何も置かず割れてしまった場合お怪我をしないようにお気をつけ下さい。カーポートなど車を守りたい場合、直接車に毛布を掛けるなどの対応が出来ます。使わなくなった毛布など取っておくと良いですね。
その場合、突風を伴いますので重しになるものもご用意ください。その重しも飛んでしまわないよう要注意です。
ポリカーボネート製(ポリカ) プラスチック製で耐久性に優れている。耐用年数は薄いもので10年程・平板で15年程塩化ビニール製(塩ビ) 加工しやすい素材で安価。耐用年数は5年程アクリル樹脂製 水族館の水槽ガラスなどでも使用されている優れもの。耐用年数は10年~15年程※耐用年数は用途や設置環境によります。
どの位置にどの素材を使うかは、お客様のご要望にお応え致します。
分からないときは最善の案をご提案しますよ~ご安心くださいね♬
ベランダ上のテラスやカーポートの屋根交換工事が完了写真です。
波板や平板(ポリカーボネート製・アクリル樹脂製)など種類は様々ですが、穴の空いたままの状態をそのままにしていては、洗濯物やお車に影響が出てしまいます。
修繕工事・交換工事など場所や必要性に応じてしっかりと直していきましょう♬
スレート屋根に雹の打ち付けられた跡(打痕)が見られますね。
棟板金の箇所に打痕で凹んでしまっています。
板金が凸凹になってしまうなんて…
屋根の素材(スレート)が割れてしまっています…
外壁のサイディングボードにもボコボコと凹みが出来てしまっています。雹が突風と共に横殴りで降ってきたのが分かりますね…恐怖を覚えるほどの威力が見受けられます。
防ぎようがありませんが、交換工事を行う場合は一度サイディングボードを取り除き新たな壁を取付ける方法や、新たにサイディングをカバーして外壁を二重にする方法です。費用も時間もかかります。
サイディングボードの張り替え(カバー)After写真
今回、被害に遭われたお客様は元々カバーをしていた金属製サイディングボードを取り除き、新たにサイディングボードを張り替えています。
雹被害で凸凹になってしまった外壁を新しくするには費用がかかりますが、こちらも保険対応で被害があり認められた金額を使って直しています!!
保険対応を記載していますが、何のこと??と分からない事が多いですよね。
最後に保険対応の申請をご紹介していきますので、最後までご覧いただけますと幸いです。
サッシ廻りにも凹みが…
ガラスにも…
プチプチを貼って一時的に保護。
網戸にも被害が…
Σ(・□・;)
ベランダの手摺りにも、雨雲が近づいてきた時に閉めた雨戸にも…雨戸を閉めていなかったら窓ガラスに直撃していたでしょう。身を守ってくれた雨戸・瞬時に適応したお客様の判断は傷はつきましたが間違いなかったですね!!
フードカバーや換気口カバーなどにも被害がありました。その他、庇(ひさし)や土台の水切りなどのご報告を受けています。
被害に遭う前にできる事はやっておきたい対策!
・丈夫な屋根のある所に逃げてください。
・車に毛布を掛ける。重し(ベニヤ板)なども考える。
・雨戸を閉める。
・雨戸がないところはカーテンを閉め、出来るだけ窓から離れる。
保険対応はご自身でかけている火災保険で被害に遭われた箇所を修理・修繕することが出来ます。
補償内容は保険会社によってかなり違いがありますが、保険会社側が認めてくれた場所の金額を提示してきますので、その金額内で補修や修繕を行います。
ただ、定期的なメンテナンスを行わず劣化してしまった上に被害を受けてしまった場合、下りない場合もあります。経年劣化は対象外なんです。
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