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春日部市で屋根修理事例!塗装した屋根から雨漏りご相談
更新日:2026年9月11日
こんにちは!街の屋根やさん春日部店です。
以前屋根を塗装されたお住まいで雨漏りが発生し、現地調査を行いました。
塗膜がシングル材同士の重なり部分を密着させたことで水の逃げ道が塞がれ、毛細管現象によって水が引き込まれていたのではないかと判断しました。
野地板の一部を補修したうえで、ガルテクトによる屋根カバー工事を実施。
実施工金額は約160万円、工期は2日間でした。
春日部市で「以前塗装した屋根から雨漏りしている」とのご相談
春日部市にお住まいのお客様より、「数年前に屋根を塗装してもらったが、最近になって雨漏りが出てきた」とのご相談をいただきました。
築20年以上の木造2階建てで、屋根はアスファルトシングル葺きです。
以前の塗装工事以降、特に大きな不具合はなかったとのことでしたが、天井裏の点検を希望されたため現地調査へ伺いました。
一度きちんと塗装をしたはずなのに、また屋根の工事になるかもしれない…
お客様にとっては、その点が一番気がかりだったようです。
調査スタッフとしても、まずは「本当にもう一度大掛かりな工事が必要なのか」を、見た目の印象だけで決めつけないよう慎重に確認するところから始めました。
調査では屋根表面を確認したところ、シングルのつなぎ目にひび割れと、過去に補修で使われたと見られるシーリングの跡が見つかりました。
あわせて小屋裏を確認すると、野地板の広い範囲に茶褐色の染みが広がっており、雨水が繰り返し侵入していたことがうかがえました。
今回は、以前の塗装がシングル材同士の重なり部分を密着させたことで、本来の水の逃げ道が塞がれ、毛細管現象によって水が引き込まれていたのではないかと判断しました。
シングル系の屋根材は本来、重なり部分にわずかな隙間があり、そこから伝った雨水が下へ流れていく構造になっています。
しかし、今回のように屋根全体を塗装すると、この重なり部分にも塗膜が入り込み、材同士が固着してしまうことがあります。
すると水の流れる経路が変わり、隙間に水分が留まりやすくなることで、毛細管現象により屋根材の下側へ水が引き込まれるケースがあります。
室内側のご相談内容と、小屋裏で確認した染みの範囲、屋根表面のひび割れ・補修跡の位置関係が一致していたため、この経路からの浸水を主な原因と判断しました。
なお、既存屋根を解体した際には、野地板の一部に腐食と穴あきが直接確認できましたが、これは長期間にわたり水分が滞留した結果と考えられます。
実際に小屋裏を覗いたとき、想像していたよりも染みの範囲が広がっており、正直なところ少し驚きました。
ただ、慌てて結論を出すのではなく、屋根の上のひび割れ位置や補修跡と照らし合わせながら、一つひとつ確認を重ねて今回の判断に至っています。
| 選択肢 | 今回の判断 |
| 部分補修 | シングル同士の癒着は屋根全体で起きている可能性があり、一部だけ補修しても他の箇所で再発するリスクが残るため見送りました |
| 再塗装 | 今回の雨漏りのきっかけが塗装であったため、再度塗装を重ねることは同じ経路を塞ぐリスクを高めると判断し、不採用としました |
| 屋根カバー工事(採用) | 野地板の腐食は解体調査の範囲では一部にとどまり、既存の下地を活かせる状態だったため、腐食箇所のみ補修したうえでカバー工事を選択しました |
| 葺き替え | 野地板全体を交換する必要があるほどの広範囲な劣化ではなかったため、今回は葺き替えまでは必要ないと判断しました |
今回は「屋根が古いからカバー工事」という単純な判断ではありません。
野地板の腐食範囲が限定的だったこと、既存の下地がカバー工法に耐えられる状態だったことを確認したうえで、再発防止も考慮し、腐食部分の補修とカバー工事を組み合わせる方法をご提案しました。
今回のお住まいは築20年以上の木造2階建てです。
施工面積は60.2㎡、実施工金額は約160万円、工事は2日間で完了しました。
既存のシングル屋根の一部を開口し、下地の状態を確認したところ、野地板の一部に腐食と穴あきが見つかりました。
既存材のまま進めてしまうと、後々強度面で不安が残ってしまうため、腐食していた箇所だけを新しい野地板に交換しています。
さらにその上に防水シートと新しい屋根材をかぶせ、万が一雨漏りしても直接下地に雨水が浸透しないようにします。
補修した下地の上から、屋根全体にタジマ製のルーフィング「TADIS Self」を敷設しました。
防水紙は屋根材の下に入り込んだ水を受け止める役割があるため、重なり部分に隙間が生じないよう丁寧に施工しています。
屋根材には軽量な金属屋根材であるガルテクトを採用しました。
※写真は屋根材のサンプル画像です。今回の現場ではありません
既存のシングル屋根の上から重ねて施工するカバー工法のため、既存材を全面撤去する葺き替えに比べて工期を短縮できる点も、今回の建物条件に合っていました。
屋根材の固定具合や、棟・端部など雨水が集まりやすい部分の納まりを、一つずつ丁寧に確認しながら仕上げていきました。
シーリングや板金の取り合い部分は、経年による隙間が生じにくいよう施工しています。
今回は調査時から完了まで計51枚の写真を撮影しました。
野地板の腐食箇所や防水紙の重なり具合など、仕上がってしまうと見えなくなる部分も記録しているため、工程の確認資料としてお客様にもご覧いただいています。
工事が完了したことをお伝えすると、お客様は「これでもう天井のシミを気にしなくて済むんですね」と、少しほっとされたご様子でした。
雨の日のたびに気になっていた不安が、少しでも軽くなったのであれば何よりです。
今回の約60.2㎡の屋根カバー工事は、実施工金額約160万円、工期2日間でした。
| 項目 | 今回の施工事例 |
| エリア | 春日部市 |
| 建物 | 木造2階建て・築20年以上 |
| 施工面積 | 60.2㎡ |
| 工事内容 | 屋根カバー工事(野地板1部補修含む) |
| 使用材料 | ガルテクト |
| 実施工事金額 | 約1,600,000円 |
| 工期 | 2日 |
※2026年9月時点の本施工事例の実績金額です。
実際の工事費用は屋根面積・形状・使用材料・施工条件などによって異なります。
屋根カバー工事の費用は、屋根面積・形状・使用材料・役物量・足場条件などによって変動します。
特に今回のように下地補修が必要な場合は、補修範囲によっても金額が変わってきます。
Q. 天井のシミや雨漏りを放置するとどうなりますか?
A. 今回のように、目に見える症状が小さくても、小屋裏では広範囲に水分が滞留しているケースがあります。「まだそこまで酷くないから大丈夫」と思われる方も多いのですが、今回のように見た目以上に進んでいることもあるんです。気になった時点で一度見てもらうだけでも、安心材料になると思います。
A. 状態によっては再塗装が可能な場合もありますが、今回のように塗装が原因で水の逃げ道が塞がれているケースでは、再塗装よりもカバー工事などで経路を作り直す方法が適していると判断しました。
Q. 屋根カバー工事と葺き替えはどう選べばよいですか?
A. 野地板の劣化範囲や既存屋根の状態によって判断が分かれます。今回は腐食が一部にとどまっていたためカバー工事を選びましたが、劣化が広範囲に及ぶ場合は葺き替えをご提案することもあります。
A. 契約内容や原因によって異なるため、損傷状況を確認したうえで保険会社・代理店へのご確認をおすすめします。
A. 今回のような屋根カバー工事であれば、工事期間中も普段とほとんど変わらない生活を送っていただけます。
「工事を頼むかはまだ決めていない」という段階でも構いません。
天井のシミや屋根の写真を見てほしいだけでもご相談いただけます。
まずは築年数や気になる症状をお聞かせいただき、費用感の目安をお伝えすることも可能です。
ご希望があれば、現地調査も承ります。
この記事の監修:山下流勢(一級建築板金技能士)/街の屋根やさん春日部店
街の屋根やさん春日部店は、屋根・外装リフォームの専門店です。
運営会社の山下板金工業株式会社には、一級建築板金技能士・一級建築施工管理技士・外壁診断士が在籍しています。
全国建築板金競技大会 建築技術の部(NYAC)への出場経験があり、2026年5月には運営会社がTBSテレビの取材を受けました。
施工前・施工中・施工後の写真を残し、お客様が工事内容を確認できる施工報告を大切にしています。
屋根や外装について「工事が必要か分からない」という段階でもご相談いただけます。
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