ホーム > 春日部市 瓦修理!ラバーロック工法の誤用に注意!塞がれた瓦を…

春日部市 瓦修理!ラバーロック工法の誤用に注意!塞がれた瓦を丁寧に修理
更新日:2025年8月18日
春日部市のみなさま、こんにちは。街の屋根やさん春日部店です。
今回は、「瓦屋根の雨漏り」についてのお問い合わせをいただき、現地調査・修理を行った事例をご紹介します。
築年数の経った立派なお宅ほど、「屋根は丈夫そうに見えても実は内部で傷んでいた…」ということがよくあります。
今回は、ラバーロック工法による思わぬトラブルが見つかりましたので、補修方法を含めてわかりやすく解説いたします。
ご相談いただいたのは、春日部市にお住まいの築45年の立派なお宅にお住まいのご夫婦。数年前に訪問業者の提案で「耐震のため」と言われ、屋根工事を行ったそうですが、それ以降、雨漏りのような症状が気になってきたとのこと。
ネットで調べた結果、当店の「屋根に上らずドローンで調査ができる」「点検・見積もりが無料」という点に安心感を持っていただき、今回ご相談くださいました。
ドローンによる空撮と、細部の確認を丁寧に行ったところ、以下の劣化症状が確認されました。
棟(むね)瓦が歪み、内部の漆喰や木材の劣化が疑われる状態。
瓦と瓦の隙間がコーキング材で完全に埋められている状態でした。
屋根裏を確認したところ、杉の皮を防水紙代わりに使っていた痕跡がありました。杉の皮は昔の知恵であり、一定の防水性能はありましたが、現在のような耐久性・防水性はなく、長年の経過で機能が失われている状態でした。
今回の屋根では、瓦の隙間がコーキング材(シーリング)で固定されているラバーロック工法が施されていました。この工法は、「瓦が強風で飛ばされないように」といった理由で、簡易的に行われることが多い施工方法です。
しかし、このラバーロック工法が原因で、雨水の逃げ道がふさがれてしまうケースもあります。
本来、瓦屋根は「瓦と瓦の重なり」から雨水を自然に流し、下地に浸み込まないように設計されています。
ところが、コーキング材で瓦の隙間を埋めてしまうと、雨水の排水経路が遮られ、屋根内部に水がたまりやすくなり、逆流や毛細管現象によって雨漏りを引き起こす可能性があるのです。
今回のお宅でも、瓦の隙間という隙間が完全に塞がれており、本来あるべき通気性と排水性が失われていたことが、雨漏りの一因と考えられました。
| ✅メリット | ❌デメリット(今回のようなリスク) |
| 短時間・低コストで施工可能 | 本来の排水経路を塞ぎ、雨水が逃げにくくなる |
| 瓦のズレ防止として一時的に有効 | 内部の湿気・水分がたまりやすくなる |
| 雨漏りの原因になることがある |
| 将来的な塗装・修理時の障害になる |
つまり、一時しのぎにはなっても、長期的には屋根の寿命を縮めてしまう危険性があるということです。
お客様のご予算をふまえ、今回は全面葺き替えではなくラバーロック剥がし+部分的な瓦の補修をご提案しました。
コーキングを丁寧に剥がし、本来の水の流れを取り戻すことで、雨水が滞留せず、屋根全体の呼吸も改善されます。
作業に入る前に、まずは屋根全体を丁寧に点検します。
どの部分にラバーロック(コーキング材)が使用されているのか、また瓦の状態に問題がないかをチェックします。
この工程は、安全で的確な作業を行うために非常に重要です。
コーキング材(ラバーロック)をカッターで丁寧に切り取る
次に、ラバーロックで埋められた瓦と瓦の間にカッターや専用の皮スキ(へら)を差し込み、コーキング材を1本ずつ切り離していきます。
この工程ではとにかく慎重さが必要です。
-
無理に引っ張ると瓦が割れる恐れがある
-
劣化している瓦は特に注意が必要
-
瓦の下の防水紙や木材を傷つけないようにする
職人の手作業で、力を入れすぎず、丁寧に剥がしていきます。
ラバーロックをすべて剥がし終えたら、今度は瓦が本来の位置に正しく並んでいるかを確認します。
ここで重要なのは、屋根が本来持っている「水を流す構造」に戻すことです。
剥がしたコーキング材のカスや細かなゴミを掃除し、屋根の表面や瓦の隙間に残った汚れを取り除きます。
この作業によって、屋根が再び「呼吸できる」状態に戻ります。
「前の業者さんに言われるままに工事したけど、今回しっかり説明してもらえてすごく納得できました。」「見えない部分まで見てくれるなんて安心できる。」とのお言葉をいただき、こちらもスタッフ一同、嬉しく思います。
瓦屋根は日本家屋ならではの美しさと耐久性がありますが、見た目が整っていても内部は傷んでいるケースが少なくありません。今回のお客様のように、過去の施工内容によって雨漏りリスクが生まれることもあります。
街の屋根やさん春日部店では、点検・見積もりまでは無料です。「雨漏りが心配」「瓦が古くなってきたかも」
そんな時は、ぜひお気軽に下記「電話」か「メール」をクリックして、ご相談ください。
お電話でのご相談
受付時間 9:00~18:00
0120-549-335
メールでのご相談
24時間受付中※ご要望要項をお伝えください
Click➤お問い合わせフォーム
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail info@partner-life.jp
株式会社パートナーライフ
〒344-0067
埼玉県春日部市中央1丁目58−4
最高研ビル303
埼玉県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@jp-house.info
株式会社ジャパネット・ハウス
〒338-0821
埼玉県さいたま市桜区山久保1-17-11
電話 0120-989-742
E-Mail info@machiyanesbk.com
島本板金工業
〒350-1114
埼玉県川越市東田町24-33-302
電話 0120-989-742
E-Mail info@partner-life.jp
株式会社パートナーライフ
〒343-0821
埼玉県越谷市瓦曽根1-1-10
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@katsuki-bankin.com
株式会社カツキ板金
〒334-0061
埼玉県川口市大字新堀430−1
電話 0120-989-742
E-Mail yaneyasan@mirai-tofuture.com
株式会社MIRAI
〒359-1125
埼玉県所沢市南住吉1−14−205
電話 0120-989-742
E-Mail info@partner-life.jp
株式会社パートナーライフ
〒362-0809
埼玉県北足立郡伊奈町中央5丁目47
電話 0120-989-742
E-Mail info@partner-life.jp
株式会社パートナーライフ
〒350-0233
埼玉県坂戸市南町31-1 福岡マンション102
電話 0120-989-742
E-Mail info@partner-life.jp
株式会社パートナーライフ
〒330-0852
埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目567−1−202


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。