羽曳野市にて波板全面張替と柱の補強等を行った施工の様子
更新日：2023年3月13日
羽曳野市にて前回、お客様より「波板全面張替」「柱の補強」のご依頼を頂き
調査へお伺いした様子をご紹介させて頂き、
見積り書提示後お客様より施工の受注を受けました
既存波板撤去前の様子です
調査時でもお伝えした様に近隣の栗の木から
イガ栗と枯葉が波板へ落下しており汚れていました
経年劣化も見られますのでいつ波板に穴が開いてもおかしくない状況でした
既存の波板を撤去している様子です
木下地の為傘釘で波板を固定しておりましたので
バール等を用いて傘釘を抜き、波板を外します
波板の上は沢山のイガ栗や枯葉が落ちておりましたので
波板撤去後、清掃を行いたいと思います
右写真は、既存波板撤去後の様子です
樋の詰まり・・・
波板撤去後、軒樋を確認いたしますと
上合・軒樋に枯葉が落ちており、詰まりが見られました
上合には、枯葉除けのネットが張られていた
様子で、役目を果たしていました
樋の清掃後・・・
詰まったままだといづれは、雨水が溢れだし
オーバーブローになりかねませんので清掃を行いました
樋の詰まりは普段目につかないので施工を行う際には、
業者さんへ一言伝えると良いと思われます
新規波板へ張替の様子です
新規波板は、お客様のご希望もあり
既存の波板と同じタキロンのクリアーを使用します
調査時にお客様より長さを5センチほど足して欲しいと
ご希望をお聞きしておりましたので、既存の波板よりも5センチ長めにサイズカットを行いました
出幅を広げる為木下地を継ぎ足している様子です
お客様より「波板の出幅を広げたい」と
ご希望をお聞きしておりましたので
新規の木下地をサイズカット後、既存の木下地へ
継ぎ足しを行い専用のビスで固定をしました
綺麗な木下地が継ぎ足しを行った木下地です
波板全面張替が完了しました
波板を専用のビスで固定後、強風が吹いても“パタパタ”と音が鳴らないように波板と木下地の隙間に、コーキングを塗布しました
その他、水切り際のモルタルが捲れていましたので
コーキング補修を行いました
既存の柱を加工しました
既存の柱の足元が経年劣化により腐食しており
グラグラになっており屋根が部分的に傾いていました
この状態だと柱が倒壊してしまう恐れがあり大変危険です
ヒノキの芯持材を使用します
新規の木下地差し込みます
劣化により腐食していました木下地を
足元の部分だけ撤去し、加工済の木下地を差し込みます。
差し込む前にしっかりと固定をさせる為に
モルタルを詰めます
又、差し込み口にはコーキングを塗布し
パッキン代わりにします
木下地の補強が完了しました
既存の木下地と新規の木下地の間に「キシラデコール」と呼ばれる木材が腐るのを塞ぐ塗料を塗布しました
接合部は、ボルト・座金を用い緊結し更に新規の継ぎ柱にもキシラデコールを塗布しました
補強により高さも上がり傾きが改善されました
これで、柱が倒壊してしまう事は無いかと思われます
既存波板と外壁部分にモルタルで
固定をしており、既存波板撤去時に
モルタルも一緒に剥がれ落ちた様子です
剥がれ落ちたモルタルを補修し
元の形に復元致しました
すべての施工が完了しました今回、『波板全面張替』『柱の補強』『波板拡張』『モルタル補修』『コーキング補修』を行いました
被害が出てからの補修はお客様の負担も大きくなり、尚且つ生活に支障が出てしまう為
早めの補修をオススメ致します
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