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【堺市西区】築50年以上の連棟住宅にて雨漏り調査|折板屋根・瓦棒屋根・ベランダが老朽化
更新日:2025年11月27日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は堺市西区にて
「雨漏りしているので点検と見積もりをしてほしい」というご相談をいただき、現地調査を行った様子をご紹介します。
築50年以上が経過した8棟連棟住宅のうちの1棟で、この後住む予定のためしっかり修理しておきたいとのことでした。
連棟住宅は建物がつながっている構造のため、雨水の浸入経路が複雑になりやすいという特徴があります。
1ヶ所の不具合が思わぬ場所からの雨漏りにつながることも珍しくありません。
▶メールにてお問い合わせ(24時間受付中)
まず、室内を確認すると
天井板やジプトーン天井に複数の雨漏りの跡が確認できました。
あちこちに染みが広がっており、
長期間にわたって雨漏りが続いていた様子が伺えました。
特に雨漏りがひどい箇所では黒カビの発生も確認されました。
黒カビは見た目が悪いだけでなく空気中に胞子が舞い、アレルギーや喘息など健康被害の原因になることもあるため危険です。
現在は空き家とはいえ、今後人が住む予定がある場合、このままの状態ではとても安心して生活できる環境とは言えません。
天井材自体も水を含んで弱っている可能性が高く、このままでは天井材の落下や鉄骨の腐食につながる危険があります。
板金の重なり部分を中心に塗装がめくれ、そこから錆びが大きく広がっています。
折板屋根は構造上、重なり部分に水が溜まりやすく、塗膜が劣化すると一気に錆びが進行してしまいます。
折板を固定している
ボルトも錆び、コーキングも完全に劣化してひび割れているため、ここから雨水が侵入している可能性も高い状態です。
以前にも雨漏りがあったのか、
ブチルテープ(防水テープ)で応急的に補修されている箇所がありました。
屋根の周囲にある
パラペット部分も同様に錆びて劣化が進行しており、折板屋根全体の防水性が低下していると思われます。
2階部分の屋根は瓦棒屋根ですが、こちらも状態はかなり深刻でした。
赤茶色の錆びが屋根全体に広がっており、長年にわたり雨や湿気にさらされ続けてきたことが一目で分かる状態です。
錆びの進行具合から見て、すでに板金に穴が空いていてもおかしくない状態だと思われます。
屋根の板金のめくれ上がり防止のためなのか、
ブロックや水タンクが重しとして置かれています。本来、屋根の上にこのような物を置くことは想定されておらず、
強風時には飛散の危険があります。
屋根材自体がすでにしっかり固定できないほど劣化している証拠でもあります。
2階のベランダも確認すると、
防水層が著しく劣化しています。
床一面にコーキングでの補修跡が無数に残っており、これまで何度も応急処置が繰り返されてきた様子が分かります。
金属製の柵は塗装が完全にはがれて錆び、一部は腐食して崩れ落ちています。少し触れただけでも折れてしまいそうな状態でした。
人がもたれかかったり強風時に倒れたりした場合、ケガにつながる恐れもあるため早急な対応が必要です。
隣家との取り合い部分にコケが発生していました。
コケの発生は、
水がその周辺に常に廻り続けている証拠でもあります。
水切りなどの仕舞がきちんとされていないため、雨水の流れや排水がうまく機能せず水がその場に溜まりやすい状態になっていました。
外壁や屋根の取り合い部分からジワジワと雨水が建物内部へ入り込んでいる可能性も考えられます。
▶雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い
雨漏りしている連棟住宅の1棟の点検が完了しました。
お客様はできるだけコストを抑えた修理をご希望されていたため、下記のご提案を行いました。
連棟住宅は自分の家だけ直しても、隣家とのつながり部分を同時に直さないと雨漏りが止まらないケースが多い点が大きな特徴です。
この後も必要に応じてお客様とお打ち合わせの上、都度ご提案させていただきます。
今回の現場は屋根・ベランダ・外壁と、複数の場所に雨漏りの原因が重なっている状態でした。
連棟住宅の雨漏りは原因が一つとは限らないケースが多く、放置すれば隣家にも影響が及ぶ可能性があります。
「今は空き家だから」と後回しにしてしまうと、修理費用がさらに膨らんでしまうことも少なくありません。
同じように雨漏りでお困りの方は、被害が小さいうちに早めの点検をおすすめします。
当店までお気軽にご相談ください。
連棟住宅の雨漏りは、自分の家だけ直せば止まりますか?
必ずしも止まるとは限りません。隣家とのつながり部分から雨水が回り込むケースも多く、取り合い部分の対策が重要になります。
連棟住宅の雨漏り工事は、隣家の許可や協力が必要ですか?
工事内容によっては必要になる場合があります。当店ではそうしたケースも想定したうえで、スムーズに進められる工事方法をご提案していますのでご安心ください。
軽度の錆びであれば塗装で対応可能ですが、穴あきがある場合はコーキング補修や部分交換が必要になります。
街の屋根やさん堺店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
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