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【和泉市】築33年RC造の陸屋根住宅にて雨漏り調査|防水の劣化でドレンから漏水発生
更新日:2025年11月10日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は和泉市にて、
雨漏りしている築33年の陸屋根(りくやね)住宅の現地調査を行った様子をご紹介します。
室内天井に雨染みやクロスの浮きが見られ、陸屋根全体の防水が限界を迎えている状態でした。
陸屋根は雨漏り被害が起こる前に、予防的なメンテナンスを行うことが重要です。
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室内の状況を確認すると、2階天井の角を中心にクロスの浮きや雨染みが見られました。
長時間の雨のあとに染みが濃くなるとのことで、上部からの浸水が断続的に続いていると見られます。
このまま放置すると湿気の影響でクロスの剥がれやカビの発生につながるリスクもあります。
屋根に上がり、雨漏り原因の調査を行います。
こちらの住宅の屋根は「陸屋根(りくやね)」と呼ばれる形状の屋根です。
陸屋根とは?
一般的な三角屋根のような傾斜が少なく、ほぼ平らな屋根のことを指します。
モダンな外観や屋上スペースを活用できるメリットがありますが、三角屋根に比べて水はけが悪く、
防水層の劣化が直接雨漏りに繋がりやすいというデメリットがあります。
特にRC造(鉄筋コンクリート造)ではコンクリート自体が水を吸収する性質を持つため、
防水層の定期的なメンテナンスが欠かせません。
▶シート防水が施工された屋上(陸屋根)のメンテナンス方法
築33年の間、一度も陸屋根の防水のメンテナンスをされていなかったとのことで
全体的に防水層が劣化しています。
ドレン(排水口)周りにひび割れや防水シート結合部に隙間があり、ところどころで下地が露出していました。こうした状態になると防水層の機能がほとんど失われ、
雨水がひび割れや露出した下地部分から浸み込むようになります。
コンクリート内部に
水が入り込むと鉄筋の錆びや膨張を招き、構造自体を傷める原因にもなります。
さらに、内部で水が滞留すると晴れた日でもじわじわと室内へ湿気や水分が伝わり、
雨漏りやカビの発生へとつながる恐れがあります。
さらに、
ひび割れが進行している部分には穴が開いている箇所も確認されました。
このような状態では排水口に流れるはずの雨水が穴から下地へ直接浸入してしまい、
防水層の下に水がまわる危険性があります。
特に立ち上がり部分は室内との境界にあたるため、そこから水が入り込むと
天井や壁への漏水などの被害が発生しやすくなります。
陸屋根には複数のドレンが設置されていますが、そのうちのひとつ、
入隅(いりすみ:凹んだ角)のドレンの真下が雨漏り箇所でした。
スラブ(床コンクリート)が
湿気を含んで飽和状態になっており、そこから
立ち上がり部を伝って真下の室内へ漏水したと考えられます。
複数あるドレンはどれも同じような劣化状態ですが、室内から離れたところに設置されているため、現時点では室内への浸水とはなっていませんでした。
しかし防水層の機能はすでにほとんど失われているため、表面から雨水がスラブ内部へ浸み込んでいると考えられます。
コンクリートは一度水を吸収すると乾きにくく内部に湿気がこもりやすいため、時間の経過とともに鉄筋の腐食やひび割れの拡大、最終的には階下や窓サッシ周りへの漏水に繋がる恐れがあります。
笠木(かさぎ:立ち上がり上部の金属カバー)の継ぎ目コーキングも劣化しており、雨水の浸入経路となっている可能性がありました。
笠木は雨風や紫外線の影響を受けやすいため劣化が進行しやすく、雨漏りや建物全体へダメージを与えてしまいます。
そのため、定期的なメンテナンスが欠かせない部位です。
▶意外と多い笠木が原因のベランダ・バルコニーからの雨漏り
1階の玄関庇(ひさし)も陸屋根のような造りで、
防水層の劣化・ひび割れが見られました。
2階バルコニーも
防水層が劣化し、サッシ下のコーキングにが劣化して亀裂が入っていました。
今回のように、陸屋根ではドレン周りの防水層の劣化が原因で突然雨漏りが発生することがあります。
長期間メンテナンスをしていない場合は、たとえ雨漏りしていなくても一度点検を行うことで大きな被害を防ぐことができます。
当店では防水・外壁・屋根の無料点検を実施しています。
「最近天井にシミが出てきた」
「ベランダや屋上の防水が気になる」
など、些細なことでも気になればお気軽にご相談ください!
陸屋根の防水はどれくらいの周期でやり直す必要がありますか?
一般的には10〜15年が目安です。紫外線や温度変化で劣化が進み、防水層の亀裂や浮きが発生します。定期点検を受けることで、早めの補修が可能になります。
雨漏りしていないのに防水工事をする必要はありますか?
はい、必要です。陸屋根は内部で劣化が進行していても表面からでは分かりにくく、気づいた時には室内にまで被害が及ぶことがあります。予防的なメンテナンスが最も効果的です。
築年数や面積、工法によって異なります。現地調査とお見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
街の屋根やさん堺店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
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