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松原市にて軒の裏側が剥がれたとご相談|強風で剥がれた軒天にカバー工事をご提案
更新日:2025年7月8日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は松原市のお客様より
「軒の裏側が剥がれているので見てください」とご相談をいただき、現地調査を行った様子をご紹介します。
軒の裏側は普段の生活であまり意識することのない部分ですが、実は建物の寿命を左右する大切な部分です。
役割や損傷によって起こる二次被害についても解説します。
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軒天(のきてん)と言い、屋根の軒先の裏側のことを指します。
別名として
「軒裏(のきうら)」
「軒裏天井(のきうらてんじょう)」
とも呼ばれます。
外部からの風雨や直射日光を防ぎ、屋根裏の換気を助け、湿気や熱がこもるのを防いでくれます。
また、鳥や虫などの侵入を防ぐ役割もあります。
軒天の点検を行うと、大きく剥がれている箇所がありました。ベニヤ製の軒天が剥がれて木材が露出しており、このままでは露出した部分から雨水が染み込んでいく可能性があります。
一部で穴が開いている箇所も見つかりました。雨水だけでなく、小動物も侵入しやすい状態です。
実際にこのような穴は鳥・コウモリ・ハクビシンといった小動物の格好の出入り口となりやすいです。
そのため、建物内部への被害が拡大する前に対策する必要があります。
【参考記事】堺市北区にて鳥が巣を作っていた軒天の補修と換気ガラリ取り付け工事
軒天の剥がれや穴あきは見た目の問題だけではありません。
放置すると次のような二次被害が発生する恐れがあります。
| 木部の腐食 | 雨水が侵入し、軒天裏の木材が腐食する可能性があります。 |
| 雨漏りの発生 | 穴や剥がれから水が浸入し、屋内への雨漏りに発展する恐れがあります。 |
| 害虫・小動物の侵入 | 穴が鳥や小動物などの格好の出入り口となり、内部に巣を作られることも。 |
| 美観の低下 | 剥がれ・染み・変色などが住宅の美観性を低下させます。 |
| 断熱性能の低下 | 開口部からの外気流入で、室内温度が不安定になりやすくなります。 |
軒天の劣化が進むと内部の木材や構造部にダメージが広がり、結果的に大規模な修理が必要になってしまうこともあります。特に、鳥や小動物が住み着くと糞尿による悪臭や病原菌の繁殖など、深刻な被害をもたらすケースもあります。
▶軒天の雨染みや剥がれの修理方法を事例付きで紹介
軒天の剥がれの原因が屋根にあるのではないか、点検を行います。
瓦屋根にズレやひび割れ、ルーフィング(防水紙)の破れといった雨漏りにつながるような損傷は見受けられませんでした。屋根が原因で軒天が剥がれたわけではなさそうです。
築50年ということで瓦や下地材に経年劣化が見られるものの大きな不具合はなく、現時点では屋根からの雨漏りの心配はないと判断しました。
とはいえ、瓦屋根の部材は長年の風雨や紫外線の影響を受けており、目に見えない劣化が進んでいる可能性もあります。
近い将来でのメンテナンスをご検討いただくことをおススメさせていただきました。
▶
瓦屋根について▶
雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性
お客様から詳しくお話を伺うと、被害に気づいたのは春先だったとのことです。
ちょうどその頃、松原市では強風の日が続いていたことを踏まえ、今回の軒天の剥がれは強風によるものと考えられました。
築50年という年月が経過し、ベニヤ板そのものの強度が落ちていたところに風の影響を受け、一気にめくれた可能性が高いです。
幸い雨水の侵入やカビ・腐食などは見られませんでしたが、放置してしまうと木部の劣化や雨漏りに発展する危険もあるため、早期対応が望ましい状況です。
今回は被害が局所的ではあるものの、剥がれの広がりや小動物の侵入を防ぐため軒天のカバー工事をご提案しました。
既存のベニヤを撤去せず、その上から新しいケイカル板を被せる方法です。
ケイカル板は耐久性・耐火性に優れており、この上にしっかりと塗装を施すことで防水性や紫外線への強さも強化されます。
「普段気付きにくい場所だからこそ、気付いた時にすぐ対処」が軒天修理の鉄則です。
今回は春の強風という自然現象による損傷でしたが、築年数の経った住宅ではちょっとした刺激でも剥がれが起こることがあります。
同じように軒天の剥がれや穴が気になる方は、お気軽にご相談ください。
当店では現地調査・お見積りは無料で行っております。
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