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堺市南区にて老朽化した瓦屋根から雨漏り｜防水紙が劣化して破れ、天井裏には外の光が漏れていました
更新日：2025年1月15日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は堺市南区にて、
雨漏りしている瓦屋根住宅の現地調査の様子をご紹介します。
長年大きなメンテナンスを行っていなかったとのことで、瓦屋根は老朽化が進んでいる状態でした。
近年は地震の発生回数が増加しており、古い瓦屋根住宅は大きな被害を受ける可能性もあります。
お住まいの屋根に少しでも不安があれば、当店までお気軽に点検のご相談をくださいね。
▶メールでのお問合せは24時間受付中
室内の雨漏り状況を確認すると、
ほぼ全ての部屋に雨漏りしていることがわかりました。
天井や柱など、かなりの
広範囲に雨染みが広がっています。
天井裏を見るとこちらも雨染みが広がっており、棟瓦（むねかわら）の下部から外の光が漏れていました。
隙間が開いており、この辺りから入った雨水によって雨漏りが起こっているのではないかと思われます。
屋根に上がり、点検を行います。
こちらの棟瓦には、冠瓦（かんむりかわら）のように加工した板金が取り付けられていました。
過去に棟瓦の不具合が起こった際、軽量化のために瓦ではなく板金を取り付けたようです。
棟の下部に詰められている
漆喰が劣化してボロボロになっており、
剥がれて下地木材が見えている箇所もありました。
この漆喰は棟と瓦の隙間を塞ぎ、雨水の浸入を防ぐ大切な役割を果たしています。
また、瓦を固定する役目も担っており、
漆喰が剥がれると雨が入り放題になるだけでなく、瓦がズレやすくなって屋根全体の耐久性が低下します。漆喰は10～15年に一度の目安でメンテナンスを行うことが推奨されます。
▶
傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ
あちこちで平瓦がズレており、特に風雨の影響を受けやすい隅棟周辺の瓦が大きくズレていました。長年の間に風や地震などの影響でズレていったと思われますが、この状態のままでは
瓦が落下する危険があります。
また、ズレた箇所から雨水が入り続けると屋根下地の劣化も進行させてしまいます。
▶
重くて硬い瓦の落下は二次被害を招きます、だからメンテナンスが超重要
ズレている瓦をめくって下地の状態を点検すると、防水紙が劣化して破れていました。防水紙は屋根全体の防水性を保つ、最後の砦のような存在です。
屋根が破損したり大雨の時などに隙間から水が入り込むことがあります。
このとき
防水紙が破れていたり穴が開いていると、雨水が内部に浸入して雨漏りや建物の劣化を引き起こします。
▶
雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性
軒樋が外れている箇所がありました。雨樋は流れてくる雨水を受け止め、地面の方へと向かって適切に排水させる重要な役割を持っています。
不具合が起こると建物の外壁を傷めたり、雨漏りを引き起こしてしまう場合もあるため補修が必要です。
▶
雨樋の修理・交換お任せください！
堺市南区にて雨漏りしている瓦屋根住宅の点検が完了しました。
お客様は最低限の部分補修と全体的な工事の2パターンの見積りをご希望されており、下記2パターンのご提案を行いました。
老朽化が進んでいるため、瓦を葺き直して防水紙も張り替える全体的な工事が雨漏りの根本的な解決になるため、おすすめです。
後日、部分補修での工事のご依頼をいただき、工事を行いました！
▶工事の様子はこちら（近日公開予定）
瓦屋根の修理は街の屋根やさん堺店におまかせください！
老朽化した瓦屋根は雨漏りを引き起こしやすくなります。
大きな地震が多発している昨今では、瓦のズレ・落下や家全体の耐震性に影響を与えることも考えられます。
瓦が落下する危険や建物への負担を考えると、葺き替え工事による軽量化や葺き直し工事なども有効な選択肢です。
屋根のメンテナンスをお考えの方は、まずはお気軽に当店までお問い合わせください。
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