ホーム > 堺市北区にてサンルーム屋根から雨漏り|過去の台風被害でポリカ…

堺市北区にてサンルーム屋根から雨漏り|過去の台風被害でポリカ中空ボードが破損して大きな穴が開いていました
更新日:2024年4月24日
サンルームは住宅の建築後に後付けで設置されたそうです。
サンルームの屋根は過去の大型台風時に破損し、大きな穴が開いていました。
天井には照明器具が設置されており、配線も露出している状態です。
照明器具付近で雨漏りが起こると照明器具や電気経路に雨水が入り込んだり、漏電する可能性があるため注意が必要です。
屋根材はポリカーボネート製の中空ボード(ツインカーボ)が使用されています。ポリカ中空ボードは段ボールの様な構造で断熱性、遮音性、耐久性に優れています。
空気を挟んで中空にする事で断熱性能を高めているため、サンルームなどの屋根や壁面に使用される事の多い部材です。
一方で空気を挟む両面の板が薄いため、波板や平板に比べると傷みやすいというデメリットがあります。
ポリカーボネートはガラスの約15倍の強度があり新幹線や飛行機の窓や車のヘッドライトなど様々な用途で使用されている部材ですが、一般的な耐用年数は10~15年程度です。
変色・変形・汚れなどの劣化が見られました。
こちらの屋根は設置後約40年程経過しているため経年劣化で変質して硬化し、台風の衝撃で割れてしまったのでしょう。
また、屋根の勾配(傾斜)が緩いため雨水が流れにくく、屋根の上に雨水が溜まりやすい形状になっていました。
屋根の上から状態を確認すると、
中空ボードを固定しているビスが外れて抜けてしまっている箇所がありました。ビスが抜けると中空ボードの固定力が低下して飛散してしまう可能性があるだけでなく、ビス穴から雨水が入り込み雨漏りに繋がってしまいます。
中空ボードの継ぎ目に打たれているコーキングの劣化も見られました。コーキングが劣化すると硬化したり亀裂が入ってしまい、その隙間から雨水が入り込んでしまいます。
サンルームの床材はクッションフロアになっています。クッションフロアは耐水性はあるものの、完全な防水性はありません。クッションフロアが敷かれている下の部材も防水施工はされておらず、雨水が染み込んでしまうとカビが発生したり腐食してしまう可能性があります。
そのため雨水を受ける容器があちこちに置かれてあり、床が水浸しにならない様に対策をされていました。
軒樋(のきどい)に雨水が溜まっています。雨樋全体を確認すると上合(じょうご)が割れがありました。
上合周辺にはゴミが溜まっており、雨水が流れずに溢れてしまう『オーバーフロー』を起こしていました。
竪樋(たてどい)も変形して歪んでおり、適切に排水できていない状態です。
雨樋周辺からも雨漏りが起こっているのではないかと思われます。
溜まったゴミを掃除して、上合と竪樋の交換をした方が良さそうです。
▶
雨樋詰まり対策と清掃方法もご紹介
雨漏りが起こっているサンルームの現地調査が完了しました。
不具合箇所が複数ある事をお客様にご説明し、下記のご提案を行いました。
お見積り書を提出し、後日工事のご依頼をいただきました。
▶
工事の様子はこちら
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-sakai@osaka.zaq.jp
くまさんホーム株式会社
〒599-8237
大阪府堺市中区深井水池町3260-3
大阪府の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0821
大阪府岸和田市小松里町142−2 OTビル2階
電話 0120-989-742
E-Mail roofkadoma@kawaramasa.co.jp
株式会社 瓦柾
〒572-0077
大阪府寝屋川市点野5丁目1-2
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@h-o-k-s.com
東大阪瓦産業株式会社
〒578-0982
大阪府東大阪市吉田本町2丁目2−43


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。