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富田林市にて基礎の剥がれがあるとご相談|基礎ではなく土留めの部分で構造部には影響ありませんでした
更新日:2024年4月2日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は
富田林市にて住宅の基礎が剥がれているとご相談いただき、現地調査を行った様子をご紹介します。
基礎が剥がれているという事でしたが、調査すると剥がれているのは基礎ではなく、「土留め(どどめ)」と呼ばれる構造部ではない場所でした。
今回は家屋の構造部には影響がない状態でしたが、基礎の剥がれは住宅の耐久性や強度に影響を及ぼします。
「モルタルが剥がれているけど大丈夫?」「中の鉄筋が見えている」というご相談は、当店までご相談くださいね。
基礎の鉄筋が見えてご不安を感じられていました。
鉄筋が見えている所を教えていただきました。
こちらの植え込み際の基礎が剥がれているという事でした。
確かにモルタルが少し剥がれています。
お客様が基礎と思われていた所は、土留め(どどめ)と呼ばれる場所でした。
基礎は建物の重みを受け止めて地盤に分散させ、地盤沈下や倒壊を防ぐための非常に重要な場所です。
対して土留めは土の流出や崩壊を防ぐ為の場所で、基礎とは別の目的があります。
確認すると基礎部には剥がれは起きていない為、住宅の構造部には影響がない症状でした。
土留めのモルタルの剥がれも、本来土で隠れていた所の土が流れてしまい、見えているだけのように感じます。
お客様は「植え込み周辺の鉄筋も見えているのが気になる」と仰っていました。
確かに鉄筋がむき出しになっている露筋(ろきん)状態になっています。
恐らく水やりなどでモルタルに水がかかり、内部まで浸透して鉄骨が錆びつき、モルタルが剥がれる「爆裂」が起きたと考えられます。
基礎がこのように露筋している場合は危険ですが、こちらは植え込みですので特に大きな問題はありません。
お客様に「モルタルが剥がれているのは基礎ではないので建物の強度には影響ありません」とお伝えすると、少し安心されたご様子でした。
しかし、お客様はお住まいを非常に大切にされており、このままでは見た目も悪いため、露筋部の補修をご希望されていました。
お客様には露筋している鉄筋にモルタル補修工事をご提案しました。
今回の現場は構造部に影響のない症状でしたが、
基礎のひび割れや露筋(鉄筋が見える状態)は建物の構造上で悪影響を及ぼします。放っておくと地盤沈下や漏水、地震で倒壊する可能性も高くなります。
当店では住宅全般の工事を承っております。
「このひび割れは大丈夫?」とご心配な場合は、当店までご相談くださいね。
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【参考】庇のモルタルが破断した現場▶
【参考】基礎補強を行った現場
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