堺市北区にてカーポート波板が台風で破損！｜耐用年数を大きく超えて劣化していた事が原因でした
更新日：2023年10月23日
今回調査を行ったのはこちらのカーポートです。波板は約20年程前に一度張り替え工事を行なった事があるそうです。
カーポート屋根に使用されているのは塩ビ製波板（硬質塩化ビニール製波板）です。
安価で柔軟性があり加工しやすいというメリットがある反面、耐久性があまり高くありません。
環境にもよりますが耐用年数は2～3年程となっています。年数の経過と共に紫外線等による硬化が進んで柔軟性が失われてゆき、耐衝撃性が低下して割れやすくなってしまいます。
こちらの波板は前回の張り替え工事から約20年程経過しているので、耐用年数は大幅に超えてしまっていると言えます。
安価で柔軟性があり加工しやすいというメリットがある反面、耐久性があまり高くありません。
環境にもよりますが耐用年数は2～3年程となっています。年数の経過と共に紫外線等による硬化が進んで柔軟性が失われてゆき、耐衝撃性が低下して割れやすくなってしまいます。
こちらの波板は前回の張り替え工事から約20年程経過しているので、耐用年数は大幅に超えてしまっていると言えます。
紫外線で焼き付き、色褪せて変色しています。
波板の重なり部分は雨水が滞留して乾いた後の黒い汚れが付着しています。
波板の重なり部分は雨水が滞留して乾いた後の黒い汚れが付着しています。
塗装が剥がれている箇所が目立ちました。
鉄を保護する塗料は約5～7年程で表面のコーティング機能が低下し、そのまま放置すると機能を果たさなくなり、時間の経過と共に剥がれてしまいます。
そうすると鉄部がむき出しになって、雨や空気に触れる事で錆びが発生します。
鉄は近年主流のアルミフレームに比べて錆びやすいため、定期的な錆止め・塗装のメンテナンスが必要です。
錆は一度発生すると進行が止まる事はなく、放置するといずれは腐食して、フレームの強度が低下してしまいます。
そのため、錆びが発生する前に定期的なメンテナンスを行う事が建物を長持ちさせる事に繋がります！
こちらのフレームは錆びが発生しているものの、メンテナンスを行って再利用する事ができそうです。
波板をフレームに固定するフックボルトは全て錆びています。又、フックボルトの錆びからフレームにも錆びが移っていました。
フックボルトには防水性と固定力を強化させる「パッキン」というクッションの役割を持つスポンジ部分がありますが、そのパッキンも劣化して役割を果たさない状態です。
錆びとパッキンの劣化により、固定力が弱まって波板のズレや浮きが起こっている状態でした。
フックボルトには防水性と固定力を強化させる「パッキン」というクッションの役割を持つスポンジ部分がありますが、そのパッキンも劣化して役割を果たさない状態です。
錆びとパッキンの劣化により、固定力が弱まって波板のズレや浮きが起こっている状態でした。
フレームの片側に設置されている雨樋が捻れ、変形していました。
雨樋は雨水の重量に耐える事ができるように、軽量の素材で作られています。
一般的な風雨への耐久性はありますが、台風や豪雪等の影響で破損してしまう場合があります。
破損すると雨水の排水不良が起こってしまうだけでなく、雨樋が外れて落下した場合お客様の大切な車に被害が及んでしまう事も懸念されるため、修理が必要です！
▶雨樋工事でお家を雨水から守る! 雨樋の修理・交換、お任せください
雨樋は雨水の重量に耐える事ができるように、軽量の素材で作られています。
一般的な風雨への耐久性はありますが、台風や豪雪等の影響で破損してしまう場合があります。
破損すると雨水の排水不良が起こってしまうだけでなく、雨樋が外れて落下した場合お客様の大切な車に被害が及んでしまう事も懸念されるため、修理が必要です！
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