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堺市西区にて平屋建ての瓦屋根を屋根葺き替えで軽量化｜瓦・葺き土撤去時の様子
更新日：2023年2月18日
まずは瓦を撤去します。
一般的な釉薬瓦で、大体
重量が１枚約
３キロ
あります。
平屋建ての建物で屋根の面積が広く
、瓦の枚数は千枚以上あります。全て手作業で解体し、瓦を降ろさなければなりません。
屋根の先端である『軒
』や『ケラバ
』
の瓦は釘で固定されています。
外してしまうと葺き土が地面へと滑り落ちやすくなって
しまうので、最後に撤去します。
葺き土撤去時の様子です。
土葺き工法の瓦屋根の、瓦の下にはこんなに大量の葺き土があります。
取り除いた
葺き土は
土嚢袋に詰めて降ろします。
屋根葺き替えを行うと、この大量の葺き土が全て無くなるのでかなり屋根の軽量化が見込めますね。
葺き土の下にある桟木や杉皮も撤去します。
杉皮は屋根面に敷かれている薄い皮で、現在で言う防水シートの様な役割を担っておりました。現在では高性能な防水シートが主流になっているので杉皮は使われておりません。
最後に細かい土や埃を取り除き、清掃をして
解体作業が完了です。
解体作業は終わりましたが、屋根葺き替えは翌日開始します。それまでの間屋根が無い状態なので、もし雨が降ってしまうと内部に屋根が入ってしまいます。
天気予報は晴れで雨の降る気配はなかったのですが、
もしものことがあると大変なことになってしまうので、
念の為解体した屋根全体にブルーシートを掛けて雨養生を行いました。
解体撤去した瓦や葺き土は、産業廃棄物として処分させていただきます。
２ｔダンプで現場から産廃業者まで
５往復
しました。
単純に考えると合計
約１０ｔ程の
瓦や葺き土を処分したことになりますね。
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大規模な工事から不具合箇所の部分補修等、お住まいや建物に関するお悩みがあれば
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