みなさまこんにちは！
街の屋根やさん和歌山店です。

今回ご紹介する現場ブログは「棟板金交換工事」についてです。
棟板金とは、スレート屋根や金属屋根の屋根面同士の継ぎ目に
設置されている板金のことを言います！

棟板金は釘やビスで固定されているのですが、新築から約7～10年程で抜けてきてしまいます。
釘やビスが抜けてしまうと、台風などの強風で棟板金が飛散したり、
下地の貫板が雨水で腐食することがあります。

今回ご紹介する和歌山市在住S様邸では下り棟部分の棟板金が飛散したのが原因で
雨漏りが発生し、棟板金交換工事を行うことになりました。
その工事の様子を詳しくご紹介していきたいと思います★

前回の現場ブログをご覧になられていない方はこちらから♬
➡和歌山市で下り棟の棟板金が飛散！和室の天井から雨漏り発生！

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和歌山市在住S様邸の棟板金交換工事を行います。
S様邸では下り棟部分の棟板金が飛散していました。
下り棟とは屋根のてっぺんから地面に向かって下りている棟のことを言います。

棟板金を固定している釘が抜けて棟板金が飛散し、
雨水が屋根裏にまで浸透してしまい雨漏りが発生しました。

棟板金を固定している釘が抜ける原因は・・・？
⇨棟板金は金属なので、太陽の熱で膨張し、夜気温が下がると収縮します。
　膨張する時は釘も一緒に引っ張られますが、収縮する時は棟板金だけが収縮します。
　長い間膨張、収縮を繰り返されることで徐々に釘が抜けていきます。
　他にも、強風や貫板(棟板金を固定する下地)、釘穴のサビ等の様々な原因があります。

新しく貫板をビスで固定しました。
貫板の上にガルバリウム鋼板の棟板金を設置していくのですが、
その前に、貫板と屋根材の継ぎ目にコーキングを充填しました。
継ぎ目にコーキングを充填する事で、横殴りの雨が降った時など
屋根内部に雨水が侵入するのを防ぐことができます。

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飛散していない部分では、抜けかかった釘を全てスプーンビスへ交換し、
全ての釘頭と棟板金と継ぎ目にコーキングを充填しました。

棟板金を固定するビスは側面に打ち込んで固定するのですが、
側面に固定する事で、表面にビスを打つよりも雨水の影響を受けることが少なくなります。