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紀の川市|台風被害で屋根の板金が飛散し雨漏り!軒天も破損!
更新日:2021年7月10日
最近雨の日が続きますね。
さらに
台風の季節が近づいてきましたが、台風被害に遭わないためのメンテナンスを行っていますか?今回は台風被害に遭い、雨漏りが発生した紀の川市在住Ⅰ様邸
についてご紹介していきたいと思います。
I様より
「台風が接近した時に屋根の板金が飛ばされて、雨漏りしているので点検に来てほしい。」と
ご連絡いただきましたので、すぐに
無料点検へお伺いさせていただきました。
それでは紀の川市在住I様邸の無料点検の様子をご紹介していきたいと思います。
台風被害に遭わないために➡
その台風による屋根への被災、予防できたかもしれません
紀の川市在住I様邸 雨漏り調査の様子をご紹介します
まずは、雨漏りしている箇所を調査しました。
紀の川市在住I様邸は木造2階建てで、2階和室の天井から雨漏りしていました。
雨漏りしていたので、応急処置としてタオルで雨水を止めていました。
今回I様邸の場合、台風被害ですぐに雨漏りが発生しましたが、他にも天井や壁などに少しずつ変色してきて、突然その部分から雨水が落ちてくることもあります。また、雨漏りの原因となっている箇所は様々で見つけるのが難しいです。
なので
、
雨漏りしてきた!天井に雨染みが…!と思われた方は、
必ずプロの業者に雨漏りの原因を見つけてもらいましょう!雨漏りについて詳しくご紹介!➡
雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ続いて屋根の板金が飛ばされたとのことだったので、屋根を
調査します。
紀の川市在住I様邸の屋根は、カラーベストで葺かれていました。
カラーベストとは、屋根材の一つで、主にセメントを材料として作られています。薄い板状で、軽いので建物全体の重量が軽くなり、建物にかかる負担を減らすことができます。デザインや色も豊富なので、今では一番使われることが多い屋根材となります。カラーベストを葺く際、屋根の棟(むね)と呼ばれる部分に
棟板金(むねばんきん
)
と呼ばれる板金が固定されています。
その棟板金と棟板金の下地となる貫板(ぬきいた)が台風で飛ばされていました。
カラーベストについて詳しくご紹介!➡
スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法棟板金について詳しくご紹介!➡
棟板金の飛散がご心配な方へ、棟板金交換工事でお悩み解決!
棟板金・貫板以外にも、
カラーベストが一部飛散していました。
カラーベストをよく見てみると、破損している箇所があり、苔がたくさん生えていました。
カラーベストの表面の塗装が劣化してくると、防水機能が低下し、写真のような苔やカビ、藻が発生し、腐食や雨漏りの原因にもなります。
なので10年程で塗装工事をするなどのメンテナンスが必要となります。
他にも
カラーベストは他の屋根材と比べてひび割れを起こしやすいというデメリットもあります。建物のメンテナンスについて➡
季節別・築年数別知っておくべき住まいのメンテナンスサイクル完全版
次に外壁の調査を行うと、紀の川市在住I様邸の外壁にクラックが数ヵ所できていました。クラックとは外壁や内壁・基礎などにできるひび割れのことを言います。
外壁にクラックができるとそこから雨水が侵入し、雨漏りの原因にもなります。
紀の川市在住I様邸の
外壁を手で触ってみると、手のひらが白くなりました。これは「
チョーキング現象」と言い、
外壁の塗膜が劣化しているのを表しています。
チョーキング現象は、外壁の塗装面にある表層樹脂が劣化し、塗装の色成分が白い粉状になって現れる現象や状態の事を言います。チョーキング現象を放っておくと、
外壁の防水性が低下し、外壁材が水分を吸収し、外壁にも苔やカビが発生することがあります。
また水分を吸収した外壁はもろくなりますので外壁塗装で防水性を回復させることが必要となります。
屋根塗装・外壁塗装について詳しくはこちら
➡屋根塗装・外壁塗装で屋根と外壁の防水性を回復させる
続いて、軒天の調査を行うのですが、外壁よりも出ている屋根の裏を軒天と言います。
軒天があると、直接外壁に紫外線や、雨風が当たるのを防いでくれます。
なので、軒天が無い建物に比べて、外壁が汚れにくく、劣化を遅れさせることができます。
他にも不燃材の軒天を使用することにより、延焼被害拡大を防ぐこともできます。
紀の川市在住I様邸の軒天を調査すると、軒天の板が剥がれていました。
軒天は屋根の内部を保護する役割もありますが、これでは内部に雨水等が侵入してしまいます。
他にも軒天の板が剥がれている事で様々な被害が起こることもありますので、こちらのページで詳しくご紹介します。
軒天が破損していると・・・?➡
軒天の雨染みと剥がれは見逃し厳禁! 雨漏りや鳥獣被害に繋がります雨漏り調査の結果、雨漏りの原因は屋根の棟板金と貫板の破損が原因ではないかとのことでしたので、
【棟板金工事】をご提案させていただきました。
他にも、屋根や外壁の塗膜が劣化し建物自体も劣化してきますので、
【屋根・外壁塗装】と
軒天の板が剥がれていましたので、
【軒天修復工事】を行うことになりました。
次回からは紀の川市在住I様邸の工事の様子をご紹介していきたいと思います!
次回の現場ブログ➡
紀の川市でカラーベスト一部修理と棟板金交換工事を行いました
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