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熊本市中央区一部葺き直しや棟積み直しで瓦ズレを補修しました
更新日:2022年4月11日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は
熊本市中央区にてズレた屋根瓦の補修工事を行った様子をご紹介します。
瓦屋根は葺き替え工事以外にも、
瓦が利用できる状態であれば葺き直し・積み直しなどの選択肢もある事をぜひ覚えておいてくださいね。
前回の現地調査の様子はこちら▶
熊本市中央区で訪問営業に葺き替え工事が必要と言われたが実際は?
壁際の瓦がズレている状態ですので、ズレている瓦を仮撤去し、綺麗に並べ直す『葺き直し』を行います。
ズレていた既存の瓦を仮撤去しました。瓦を剥がすと屋根下地のルーフィングや、瓦を引っ掛けて固定させる桟木が見えました。特に割れや破れなどの劣化はありませんでしたので、このまま作業を進めていきました。
※
屋根材を剥がして
下地に
大きな被害があれば、追加工事を行う事
もありますが、追加工事が必要になる
可能性がある場合は事前にお客様にご説明を行っています。
▶
屋根修理って追加料金が発生しやすいって聞いたけど本当なの!?
仮撤去した瓦を正しい場所に葺き直しました。のし瓦などにはなんばん漆喰を詰めて固定し、平瓦にはズレが生じないように
コーキングをL字に打っておきました。
瓦に打つコーキング材は、周り全てを囲ってしまうと中に入った
雨水が適切に排水されず、かえって雨漏りを引き起こす原因になる為、このようにL字に打つのが正しい施工方法です。
▶
屋根工事、外壁塗装、リフォームの現場で見た間違いだらけの施工例
別の壁際の瓦も流れるようにズレが生じていましたが、正しい位置に補修しました。
瓦のズレや鬼瓦が外れかけている棟の補修を行います。
鬼瓦は屋根瓦の中でも最も大きくて重い瓦ですので、万が一落下してしまうと大きな被害に繋がります。
こちらの棟は漆喰がかなり劣化している為、瓦の固定力が下がっていると考えられます。
ズレた瓦を仮撤去し、正しく積み直して固定銅線やなんばん漆喰で固定していきます。
ズレが生じている既存棟瓦を一部仮撤去します。銅線を外して瓦を剥がすと、内部の瓦などには割れもなく、再利用できる状態でした。
一旦外した瓦を正しい位置に戻し、銅線で固定していきます。
瓦を銅線で固定し、鬼瓦との間になんばん漆喰を詰めました。なんばん漆喰は従来の漆喰の原料に加え、特殊なシリコンや防水剤が含まれている為、耐久性や防水性に優れている漆喰です。
今回は黒いなんばん漆喰を使用しましたが、白色のなんばん漆喰もあります。
同じ棟のもう一方の鬼瓦付近にも、同様に一部積み直し工事を行いました。瓦そのものは耐久性が高く長期的に使用できる屋根材ではありますが、
瓦を固定させる為の漆喰や固定銅線は瓦ほど耐久性はありません。その為、寿命が長いと言われている瓦屋根でも、定期的に漆喰
詰め直しや棟取り直し工事を行う必要があります。
▶
傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ
葺き替え工事ではなく葺き直し・積み直しという選択肢もあります!
以前訪問業者には『葺き替え工事を行う必要がある
』
と言われていましたが、瓦がまだ使用できる状態であれば、
今回のように
葺き直しや棟積み直しという工事の
選択肢
もあります。
もちろん葺き替え工事は屋根材も新しく、下地の補強もできるので
メンテナンスとしてはおススメの工事ですが、工期も工事費用もかなり大きくなります。
今回行った一部
葺き直しや積み直し
工事であれば、補修が必要な箇所のみの工事で、屋根材も再利用している為そこまで工期も材料費も
軽減できますよ。
どのように屋根の
メンテナンスをすれば
いいか分からないという方は、まずはお気軽に街の屋根やさん熊本店にご相談くださいね♪
次回は
なんばん漆喰やコーキングを使用したズレ補修の様子をご紹介します。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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