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熊本市東区で雨漏りした水切り板金に隙間を残してコーキング補修
更新日:2022年2月17日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は、熊本市東区で隙間ができて雨漏りした水切り板金の補修工事の様子をご紹介します。
場所によってコーキング補修や重ね張りなどを行い、雨水が侵入しないように雨仕舞を行いました。
まずは隅棟と壁の取り合いに取り付けられている水切り板金を補修します。
実は、この水切り板金の下端には隙間が開いているのが正解なのです。
というのも、雨水は必ずどこかから内部に侵入する為、水分を逃がす出口を確保する必要があるのです。
しかし、こちらの水切り板金はあまりにも隙間が大きすぎる為、雨水の入り口になってしまっていると考えられます。
隙間を少しだけ残した状態にしてコーキングを打っていきます。
水切り板金に雨水の出口を少し残し、コーキングを打ちました。このように雨水の流れる経路を確保する事を『雨仕舞
い』といいます
。
▶雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞いコーキングを
完全に隙間なく詰めてしまうと、入り込んだ雨水や温度差で発生した水蒸気が流れ出ていかなくなり、かえって雨漏りを悪化させてしまいます。
コーキング材は非常に簡単に補修
できる防水剤ですが、どこでも打てばいいというわけではないのです。
板金加工が上手くできておらず隙間が大きい所もありました。
こういった水切り板金は、板金工と呼ばれる板金職人が現場で曲げ加工を行いながら取り付ける事も多いのですが、板金工の技術の差で仕上がりも差が出てきます。
これでは明らかに隙間が開きすぎている為、雨水の侵入経路になっているのでしょう。
こちらはコーキングを打ちすぎていると思われる為、少し隙間を確保した上で、水切り板金を重ね張りします。
コーキングにほとんど隙間がなく雨水の出口がなかった為、コーキングを切って隙間を確保しました。重ね張りすると既存のコーキングは見えなくなってしまう為、重ね張りする前に雨水がきちんと流れる経路を作っておきます。
板金工が加工を行い、水切り板金を重ねました。重ね張りする事で内部に雨水が入りにくくなり、もし侵入したとしても流出できる出口がある為、これで雨漏りは解決されると思います。
これで今回の雨漏り補修工事は完了しました。
建物には水の侵入を防ぐ『防水
』
、水を適切に排水させる『雨仕舞
』
のどちらも必要です。
場所によっては防水剤を詰めすぎるとかえって雨漏りする事
もありますので、正しく施工してくれる施工業者をお選びくださいね。
▶
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E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
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〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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