
熊本市で乾式工法を用いて棟補修工事を行いました。
更新日:2017年6月26日

まず、崩れた棟を撤去し平瓦を並べ直すところからスタートします。
乾式工法で用いる専用の金具を取り付け、その上に新たな棟瓦を固定する為の木材を固定します。
金具取り付けの段階で調整を加えて、金具を平行垂直の状態にしておかないと、おのずと棟瓦を並べたときに綺麗な仕上がりになりません。

木材の施工が終了したら、次は乾式工法における防水の肝となるハイロールを貼り付けていきます。
これを木材に固定し、平瓦に密着させていきます。
しっかり密着させていかないと防水の機能が損なわれてしまうので、専用のローラーを使用して瓦1枚1枚に密着させていきます。

これが乾式工法で使用しているハイロールです。 わかりやすく言うと、大きな防水のテープです。 漆喰や南蛮で施工していた部分がハイロールに変わるので、その分屋根自体が軽くなること、先に施工した木材が湿式工法に比べて腐食しにくいこと、施工が容易であるといったメリットがあります。

最後に棟瓦(七寸丸を使用)を木材にビスで取り付けていきます。
この際使用するビスには、パッキンのようなものがついているのでビス頭からの雨等の浸入もしっかり防ぐことができます。
今回は地震被害によるお問い合わせで、棟の補修工事を乾式工法で行わせていただきましたが、雨漏りが気になる方や築年数が経過して屋根が心配だという方は、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。
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