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屋根補修の理想とリアル|熊本の施工事例4選で見る実際の費用と選択した理由
更新日:2026年6月11日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
私たちは熊本で雨漏り修理・屋根工事を行っており、現場でお客様と話していると、こんな声を多く聞きます。
.子どもの学費がかかっていて、今は大きな工事は無理.
.築40年の家だし、リフォームに大金をかけるより、小さな補修を繰り返していきたい.
例えば、このように雨漏りで変色・腐食した屋根下地。
屋根専門店の立場から言うと、理想的な解決策は葺き替え・葺き直しです。
傷んだ下地ごと交換し、防水シートも新しくすることで、次の20〜30年を安心して暮らせます。
しかし、葺き替え工事は決して安くありません。
一般的な住宅でも80万〜200万円程度かかることが多く、足場代・廃材処理費なども含めると、かなりまとまった出費になります。
しっかり修理した方がいいとはわかっているものの、ただでさえ物価高で日々の出費が苦しい中、費用面で不安をお持ちの方も多いのが現実です。
そこで今回は、当店が実際に手がけた4件の施工事例をもとに、プロが勧める理想の工事と、お客様が実際に選ばれた補修工事の費用を比較しながら、それぞれの選択に至った理由と注意点を正直にお伝えします。
屋根補修を検討している方が、ご自身の状況に合った判断をするための材料としてご活用ください。
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事例① 熊本市東区|台風被害のセメント瓦屋根 被害箇所のみ一部葺き直しを火災保険で対応
エリア 熊本市東区
建物タイプ 木造一戸建て住宅
相談内容 「台風で屋根瓦が破損してしまったので、火災保険を使って修理したい。」
調査を行うと、台風で下屋の袖瓦(そでかわら)が2枚破損していたほか、瓦の下にある下地や防水紙も劣化して穴が開いており、いつ雨漏りし始めてもおかしくない状態でした。
セメント瓦は定期的な塗装で防水性を保つ必要がありますが、このお宅では塗膜がほとんど残っておらず、瓦自体の寿命も迎えていました。
専門家としての理想的な提案|屋根全面の葺き替え工事
瓦は寿命を迎えており、下地の防水紙も破れている状態であるため、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する葺き替え工事が理想的な選択でした。
お客様が実際に選んだ工事|被害箇所周辺の一部葺き直し
お客様はできるだけ施工費用を抑えたいとのご希望でした。
今回の工事には火災保険(風災特約)が適用されましたが、火災保険は風災を受けた箇所のみ適用されます。
経年劣化で傷んでいる箇所のリフォームには火災保険は使えないため、今回は保険で自己負担がない範囲内で、「被害箇所のみの一部葺き直し工事」を行うことになりました。
破損した瓦周辺を仮撤去し、穴の開いた野地板・防水紙を張り替えた上で、既存瓦を戻し、破損した2枚のみ新しい瓦に差し替えました。
最後に瓦のずれを防ぐコーキングを打って完了です。
| |
理想(葺き替え工事) |
実際(一部葺き直し) |
| 施工範囲 |
屋根全体 |
被害箇所周辺のみ |
| 下地補修 |
全面交換 |
穴の開いた箇所のみ張り替え |
| 費用負担 |
数十万円〜 (全額自己負担) |
56,000円 (火災保険で全額補償) |
| 実質自己負担 |
数十万円〜 |
0円 |
| 工期 |
数日間 |
1日 |
台風による被害が原因だったため、火災保険(風災特約)が適用されました。
保険で工事費が賄えたことで、「費用を抑える」「被害箇所を確実に直す」を両立できました。
M様からも
「台風で被害を受けて不安でしたが、費用の自己負担がなく、工事もすぐに終わって良かったです」とお喜びいただけました。
セメント瓦が寿命を迎えている状態であるため、
全体的なメンテナンスは今後も引き続き必要です。
また、台風被害に火災保険が適用されるかどうかは、ご加入の保険内容・被害状況によって異なります。
火災保険が使えるかどうかわからない方も、まずは無料調査でご相談ください。保険申請のサポートも承っております。
事例② 菊池郡菊陽町|廃盤ノンアスベスト屋根材 理想は屋根カバー工法→板金差し込み補修で対応
エリア 菊池郡菊陽町
築年数 20年
建物タイプ 木造一戸建て住宅
相談内容 「庭に屋根の破片が落ちてきた。子どもに当たったらと思うと怖い」
現場を確認すると、落下した屋根材の破片は固くて重く、先端が鋭利に尖った状態でした。
屋根上での調査では、
ケラバ(屋根の端部)付近を中心にコロニアルの割れが多数発生していることが判明しました。
屋根材は「ザルフグラッサ」と呼ばれるノンアスベストスレートです。
アスベストが規制された直後に製造されたため、繊維材料の配合バランスが不十分で、築15〜20年で割れや剥がれが起きやすいという弱点を持っています。
さらに素材自体の強度が低いため、塗装を行っても耐久性を回復できないという問題もあります。
ザルフグラッサは塗装によるメンテナンスが効果を持たないため、本来であれば屋根全体をカバー工法(既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法)か葺き替えで対応する必要があります。また、すでに廃盤になっているため同じ屋根材での部分差し替えもできません。
お客様からは「今はなるべく費用を抑えたい」とご希望があり、割れた箇所に板金を差し込んで補修する方法をご提案しました。
割れた破片を撤去・清掃した後、既存の屋根材を包むようにガルバリウム鋼板製の板金を慎重に差し込み、コーキングで固定しました。
軽微なひび割れはコーキングで補強しています。
| |
理想(屋根カバー工法) |
実際(板金差し込み補修) |
| 施工範囲 |
屋根全体 |
割れた箇所のみ |
| 根本解決 |
〇 |
△ |
| 費用負担 |
100万円前後〜 |
87,000円 |
| 工期 |
7日~10日程度 |
1日 |
施工後、お客様からは
「高額な工事になるのではと不安でしたが、必要な部分だけをきれいに直してもらえて費用も抑えられて助かりました」とお喜びいただきました。
ザルフグラッサは今後も経年による割れの発生が続くと予測されます。
今回の補修で雨漏りリスクは一時的に抑えられますが、別の箇所で新たな割れが発生すれば再度補修が必要になります。
費用を分割しながら対応する場合は、補修を重ねるたびにトータルコストが膨らむ点も理解しておく必要があります。余裕ができた段階でのカバー工法を視野に入れることをおすすめします。
事例③ 菊池市|理想は天窓の全交換→ガラス・カバーのみ交換で対応
エリア 菊池市
建物タイプ 木造一戸建て住宅
相談内容 「トップライト(天窓)から雨漏りしている」
トップライトは
室内側のガラスだけでなく、外側ドームカバーにも割れが発生し、そこから雨水が浸入していました。
幸い、雨漏りが発生して間もないタイミングでご相談いただいたため、室内への被害は最小限で済んでいました。
専門家としての理想的な選択肢|トップライト本体の全交換
お客様は当初、トップライト本体の交換も検討されていました。
新しい製品への全交換であれば、性能面では最も確実な解決策です。
ただし、既存の開口サイズと合わない場合に開口調整が必要になるケースや、周辺の屋根工事が発生するケースもあり、費用は大きく膨らむ場合があります。
調査の結果、フレーム部分には大きな劣化が見られなかったため、フレームをそのまま再利用し、「割れたガラスとドームカバーのみを交換する」方法をご提案しました。
工事では、割れたドームカバーを撤去し、室内側の割れたガラスを取り外した後、
衝撃に強く破片が飛散しにくい6.8mm厚の網入り型板ガラス(ヒシワイヤ)を新たに取り付けました。
外側カバーにはガラスの約200倍の強度を持つポリカ平板(グレースモーク)を使用し、シリコンシーリングで丁寧に防水処理を行いました。
| |
理想(トップライト全交換) |
実際(ガラス・カバーのみ交換) |
| フレームの扱い |
撤去・新設 |
再利用 |
| 開口調整 |
場合によって必要 |
不要 |
| 雨漏りの解決 |
◯ |
◯(全交換同様に解決できる) |
| 実質自己負担 |
30万円〜(商品、規模による) |
150,000円 |
| 工期 |
1〜2日 |
1日 |
M様からは
「施工内容も金額も丁寧に説明してくださり、安心してお願いできました」とお喜びいただきました。
今回のケースでは、フレーム(窓枠)の状態が良好だったため、部分交換で費用を抑えられることができました。
もし
フレームが腐食・変形していた場合は全交換が必要になります。
また、トップライトは紫外線と風雨に常時さらされる過酷な環境のため、ガラスとカバーの状態は定期的に確認することをおすすめします。今回使用したポリカ平板はメンテナンス性が高く、万が一の割れにも比較的手軽に対応できます。
事例④ 熊本市西区|理想は屋根カバー工法が必要なユニットハウス→コーキングで応急処置対応
エリア 熊本市西区
築年数 8年
建物タイプ ユニットハウス事務所
相談内容 「ユニットハウスの連結部から雨漏りしていてブルーシートで覆っているが、見た目が悪いので修理の見積もりをお願いしたい」
室内を確認すると、
雨漏りの影響で天井や壁のクロスがめくれており、雨漏り箇所付近にはエアコンや換気扇など電化製品の
漏電リスクもある状態でした。
屋根上を確認すると、
ユニットハウス同士をつなぐ連結部に隙間ができており、そこから雨水が浸入していることが確認されました。
また、過去にもコーキングで補修を行ったことがあるそうで、
現状はブルーシートで養生を行われていました。
ユニットハウスの屋根は金属製で連結部や継ぎ目が多いため、コーキングによる部分補修では再発しやすいという根本的な問題があります。
既存の屋根をはがさずに新しい屋根材を上から重ねる「屋根カバー工法」であれば、連結部を含めた屋根全体を新しい防水層で覆うことができ、再発を長期間防ぐことができます。
お客様が実際に選んだ工事|コーキングによる応急処置
お客様からは
「ブルーシートでは見た目が悪いため、コーキングで補修をお願いしたい」とご希望をいただき、調査日当日に
コーキングによる補修を行いました。
| |
理想(屋根カバー工法) |
実際(コーキング補修) |
| 解決の質 |
根本解決(長期的) |
応急処置(一時的) |
| 対象範囲 |
屋根全体 |
漏水箇所のみ |
| 工事費用 |
数十万円〜 |
16,000円 |
| 工期 |
数日間 |
1日 |
コーキング補修は調査当日に即対応し、ブルーシートの見た目の問題はすぐに解消されました。
今回ご紹介した4事例の中で、こちらは最も一時的な対応となります。
ユニットハウスの連結部からの雨漏りは、過去にも同じ箇所で発生していた経緯があり、コーキングは紫外線や温度変化で劣化が早く、特に屋根の上では数年で効果が薄れます。
当店からはカバー工法をご提案しており、お客様にも「根本的な解決のためには将来的にカバー工法が必要」とご説明しています。
今回の応急処置はあくまで「ブルーシートをなくす・漏水を一時的に抑える」ための対応です。
コーキング補修で雨漏りが止まったとしても、壁内や天井裏で水が回り続けているケースがあるため、定期的な状態確認が欠かせません。
「補修で対応できる条件」は現地調査でしかわからない
4件の事例を通じて共通することは、
「補修で対応できるかどうか」は現地調査なしには判断できないという点です。
今回の事例でも、瓦の部分葺き直しが成立したのは下地の傷みが部分的だったから、ガラス・カバーのみの交換が成立したのはフレームに問題がなかったから、という現場ごとの条件があります。
一見して「補修でいける」と思えても、下地が腐食していれば根本から直す必要があります。
逆に「全交換が必要かも」と不安に思っていても、フレームが健全なら部分交換で十分なケースもあります。
「費用が怖くて相談をためらっている」という方こそ、まず無料の現地調査を活用してください。
状態を把握した上で、理想の工事と現実的な選択肢の両方をご提示します。
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※24時間受付中。強引な営業やしつこいお電話は一切いたしませんのでご安心ください。
原因が特定できていて、下地に大きな損傷がなければ、補修で雨漏りが止まるケースは多いです。ただし、複数箇所から浸水している場合や、下地の腐食が進んでいる場合は補修だけでは解決できません。まず現地調査で原因を特定することが重要です。
「理想の工事」を勧められたが、今は予算が足りない。どう相談すればいいですか?
当店ではご予算をお伝えいただけると、その範囲で「今できる最善の対応」をご提案します。「今回は〇〇万円が限度です」「あと数年は騙し騙しでいい」という本音を遠慮なく話していただいても構いません。
一概には言えませんが、数年ごとに補修を繰り返す場合、結局トータルコストが積み上がってしまうことがあります。一方で、築年数が古い場合は大規模工事をせずに補修で使い続けるという判断も合理的です。両方の見積もりを比較した上で、ライフプランやご予算をもとに判断されることをおすすめします。
はい。特に「補修でいい」「全交換が必要」と業者間で判断が分かれた場合は、根拠(写真・劣化箇所の説明)を示してくれる業者を選ぶことが大切です。当店では調査時の写真をお見せしながら状態を丁寧に説明しています。
まとめ|お客様一人ひとりに合った補修方法をご提案します
屋根工事に「正解」は一つではありません。今回ご紹介した4つの事例も、それぞれのお客様の事情・状況・屋根の状態に合わせた現実的な判断の結果です。
「予算がないから相談しにくい」と思わないでください。むしろ予算をはっきり伝えていただくことで、より現実的なプランをご提案できます。無料の現地調査・お見積もりだけでも、屋根の現状を知る大切な一歩になります。
街の屋根やさん熊本店では、現地調査・お見積りを無料で行っております!
理想の工事と現実的な解決方法、どちらも比較できるようにお見積書を複数作成することも可能です。
ご提案後のしつこいお電話や催促は一切行っておりませんので、まずはお気軽にご相談ください。
街の屋根やさん熊本店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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