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熊本市北区で築50年ビルの屋上調査|脱気筒でも治らない防水層の膨れの解決策を提案
更新日:2026年2月16日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は、
熊本市北区にある築約50年の3階建てビルにて、
屋上防水の現地調査を行いました。
屋上防水の
塗膜の膨れやひび割れの原因、
脱気筒で改善しなかった理由、そして
適切な防水工事の方法までを、現場写真とともに分かりやすく解説します。
今回ご相談いただいたのは、熊本市北区にある3階建てビルのオーナー様です。
「屋上防水について相談したい」とご相談をいただきました。
こちらは
築50年のビルで、
防水層の劣化についてご相談をいただきました。
屋上の床面には、雨水の侵入を防ぐための
防水層が施工されています。
しかし、紫外線や雨風の影響を受け続けることで、
防水層は徐々に劣化していきます。雨漏りの原因にもなるため、屋上には定期的に防水工事を行う必要があるのです。
【関連記事】屋上防水とは?防水工事の種類・価格などを比較解説
こちらの屋上は、オーナー様ご自身で防水工事を繰り返しながら管理されてきたとのことでした。
築15年ほど経過したころからひび割れが目立ってきたため、防水塗料などを塗って補修されてきたそうです。
しかし、今回はご自身での補修で改善が見られなかったため、当店にご相談いただいたようです。
床面に施された防水層には、全体的に膨らみが見られました。
防水層の膨れは、防水層の下に水分や湿気があり、太陽で温められた水分が水蒸気になって膨張したことで発生します。
膨れの原因としては、
・下地(コンクリート)に水分が含まれている
・防水層の密着不良
・上から防水を塗る際に、適切な処理がされていない
ということが考えられます。
一度膨れが発生すると、その部分の防水層は剥離した状態になり、さらに水分が入り込みやすくなるという悪循環に陥ります。
膨れを放置すると、
防水層の割れにも進行します。
割れた部分から見えている下地には、防水性がほとんどありません。
ここから雨水が侵入し、
建物内に雨漏りを引き起こしたり、
ビル骨組みの鉄骨を錆びつかせる原因になるのです。
こちらのビルは現状では雨漏りは起きていないそうですが、このまま放っておくと雨漏りが起きるのも時間の問題と言えます。
【関連記事】RC造建物は雨漏りが最大の弱点!適切なメンテナンスで雨漏りを防ぎましょう
防水の膨れを直そうと、別の業者に脱気筒の取り付けを依頼されたそうですが、脱気筒取り付け後も膨れは一向に改善しなかったそうです。
脱気筒とは、防水層の下に溜まった湿気を外へ逃がすための部材ですが、調査すると膨れが改善しなかった理由がいくつか見られました。
通気緩衝シートとは、新しい防水層と古い防水層を絶縁するためのシートです。
下地に含まれた水分が蒸発すると、このシートの下を通じて脱気筒まで蒸発します。
こちらでは、既存の防水層の上から、ダイレクトに防水塗料を塗られており、通気緩衝シートが使用されていませんでした。
つまり、脱気筒を設置したとしても、そこまで湿気を導く「道」がない状態であるため、膨れの改善は見込めません。
通気緩衝シートと脱気筒はセットで使用することが標準的な施工方法となっています。
根本的な問題として、コンクリート下地自体に大量の水分が染み込んでいると考えられます。
すでに内部に下地に大量の水分が含まれている場合、部分的な脱気では追いつかない状態だったのでしょう。
脱気筒を設置しても追いつかないほど、屋上の下地に水分がしみ込んでいると考えられます。
塗料を塗って防水層を作るウレタン防水では、直接防水塗料を塗る「密着工法」と通気緩衝シートを挟んで絶縁する「通気緩衝工法」の2通りの工法があります。
水分がしみ込んで劣化している屋上には、通気層を持たせて脱気筒で排出させる「通気緩衝工法」が推奨されています。
今回ビルのオーナー様にご提案した工事内容は以下の通りです。
屋上防水のやり替えに伴い、屋上に残っている不要な水タンクや室外機の架台の撤去も同時に行うご提案を行いました。
不要な設備が屋上に残っていると、その周辺に水が溜まりやすくなったり、重みで防水層が劣化しやすくなります。
不要な物はなるべく防水層に残さないことも、屋上を長く持たせる秘訣です。
少しでも膨れがある場合、放っておくことはおすすめしません。膨れの内部には水分が溜まっていることが多く、破裂や剥離の原因になります。放置すると防水性能が低下し、雨漏りリスクが高まります。
はい、必要です。雨漏りは防水層の劣化が相当進行してから発生する症状です。塗膜の膨れやひび割れが見られる段階で対処することで、雨漏りによる建物内部の損傷を未然に防ぐことができます。
些細な補修の場合、一時的に補修できる場合もあります。しかし、今回のように塗膜の膨れが広範囲に発生しているケースでは、表面から塗るだけでは内部に溜まった水分を閉じ込めてしまい、かえって膨れや剥がれを悪化させるリスクがあります。 また、下地の含水状態の確認や適切な下地処理(清掃・乾燥・プライマー塗布)が不十分だと、施工直後はきれいに見えても短期間で再発しがちです。専門業者に依頼するのが長い目で見ても安心です。
屋上防水のやり替えはどれくらいの期間がかかりますか?
施工面積や天候にもよりますが、一般的なビル屋上で数日~2週間程度が目安です。足場の設置は基本的に不要ですので、ビルの出入りには大きな影響はありません。
屋上の防水層は年数が経つと劣化し、雨漏りの原因になるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
防水工事は専門知識や経験が必要であるため、ご自身で防水工事をすると、かえって状況を悪化させてしまう可能性もあります。
「屋上に膨れができている」
「ひび割れが気になる」
「そろそろメンテナンスが必要かもしれない」
という場合は、雨漏りが発生する前にぜひ一度ご相談ください。
街の屋根やさん熊本店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
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