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菊池郡菊陽町 不信感がある業者の葺き替え工事をやり直し!瓦葺き直しで安心の瓦屋根に!
更新日:2025年10月3日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は
菊池郡菊陽町にて、
不信感のある業者が施工した葺き替え工事をやり直した様子をご紹介します。
不信感を持ったまま工事をお願いすると、施工不良や不誠実な対応でトラブルの原因になることがあります。
屋根工事は豊富な専門知識と経験を持ち、誠実な対応をしてもらえる業者にお願いしましょう。
菊池郡菊陽町のお客様からは「工事が始まってから半年以上たっても半分も終わらない。工事が始まってから雨漏りが悪化した」と深刻なご相談を受け、前回現地調査を行いました。
現地調査の結果、施工が途中にもかかわらず「雨養生を行っていない」「軒樋が破損させられた」「ルーフィングの施工不良」など、様々な施工不良・対応の不誠実さが見られ、当店で雨漏りの応急処置を行いました。
住宅正面の屋根については、前の業者によって瓦の葺き替えが完了していました。
しかし、屋根の端では瓦の歪みが見られ、下地が適切に施工されているかも確認できない状態でした。
屋根工事において、下地の施工は非常に重要ですが、瓦を葺いてしまうと、瓦の下のルーフィングや桟木(さんぎ)が適切に施工されているかを確認することはできません。
そのため、今後の耐久性や雨漏りリスクを考慮し、一度瓦を仮撤去して下地の状態を確認したうえで、同じ瓦を取り付け直す「葺き直し工事」を行うことになりました。
前回の業者で葺き替えが完了していた箇所の瓦を仮撤去しました。
屋根の仕上がりは一見すると問題ないように見えても、実際に下地や桟木がどのように施工されているかは、瓦を外してみなければ確認できません。
そのため、施工途中の様子もしっかり伝えてくれる業者に依頼するのが安心です。
適切に施工されているか下地を確認したところ、桟木に雨水を通すための「ウォーターホール」がないものが使用されていました。
桟木のウォーターホールは、瓦の下に入り込んだ雨水や水蒸気を流す通り道になっています。
ウォーターホールが開いていないと、桟木に水分が滞留し、ルーフィングの劣化や下地の腐食、雨漏りにつながる恐れがあります。
そのため、不適切な既存の桟木をすべて撤去しました。
なお、ルーフィング(防水紙)は途中で異なるメーカーのものが使用されていたものの、施工自体に大きな問題はありませんでした。
そのため、お客様とご相談のうえ、ルーフィングはそのまま使用することになりました。
ウォーターホールが開いた新しい桟木を取り付けました。
桟木は瓦を固定するための下地となるため、どういった部材を使用するかだけでなく、取り付け位置も重要です。
瓦のサイズに合う位置を確認しながらビスで固定していきました。
軒先から順に瓦を取り付けていきます。瓦は桟木にビスで固定するため、簡単に外れることはありません。
特にズレや落下が起こりやすい軒先瓦は、L字の
「ストッピングネイル」で追加固定しました。
以前の業者ではこの釘が使用されておらず、強風時の瓦落下のリスクが高い状態でした。
屋根の谷部分には谷板金が施工されていましたが、雨漏り防止に不可欠な「谷シーラー」が使用されていませんでした。
谷シーラーがないと谷板金の脇に流れた雨水が隙間から侵入し、下地の腐食や雨漏りの原因となります。
谷部分には
新たに谷シーラーを施工しておきました。
以前の業者では壁際まで葺き替えが施工されていましたが、壁際には瓦の破片のようなものが残っており、適切に撤去されていませんでした。
こういった所からも丁寧な施工ではなかったことが分かります。
瓦をすべて葺き直すと、
見た目には以前の業者と大きな違いはないかもしれません。しかし、今回の工事では
「ウォーターホール付き桟木」「谷シーラー」「ストッピングネイル」といった、以前の業者では使用されていなかった部材を適切に使用し、
長期的に安心できる屋根へと生まれ変わりました。
次回のブログでは、残りの部分の屋根を葺き替えた様子をご紹介します!
【葺き替えの様子】中断された瓦屋根の葺き替え工事|適切な材料と施工で雨漏りの不安を解消!
屋根は表面だけを見ると一見きれいに施工されているように見えますが、実際には内部に施工不良が潜んでいるケースもあります。
今回のように、不適切な部材や手抜き施工は、雨漏りや屋根の寿命に大きく影響することもあります。
「今お願いしている業者に不信感がある」「本当にこの工事で大丈夫なのか」と感じている方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。
適切な診断と施工で、大切なお住まいを守るお手伝いをいたします。
現地調査・お見積りは無料です!まずはお気軽にお問合せください。
葺き直し工事は、既存の瓦を一度取り外し、下地を点検・補修したうえで、同じ瓦を再び取り付ける工事です。一方、葺き替え工事は、古い屋根材を撤去し、新しい屋根材に交換する工事です。瓦自体に問題がなく、下地の状態を確認したい場合には葺き直しが適しています。
施工中の業者に不信感がある場合、途中で別の業者に変更できますか?
すでに支払った費用や施工済み部分の扱いについては、契約内容や状況によって異なります。まずは信頼できる業者に現地調査を依頼し、現状を把握したうえで、今後の対応を検討されることをおすすめします。街の屋根やさんでは、このようなご相談も承っております。
実績や施工事例が公開されているか、詳細な説明をしてくれるかどうかが判断のポイントです。複数社で相見積もりを取り、対応の丁寧さも確認すると安心です。
街の屋根やさん熊本店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

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