上益城郡御船町で増築部の雨漏り調査！構造上の不具合で屋根下地が腐食し解体を提案
更新日：2025年7月15日
お客様からは「これから住む家で雨漏りが起きている」とのご相談をいただき、詳しくお聞きすると増築した部分で雨漏りが発生しているということでした。
床板に水濡れのシミが残っており、見た目もよくありません。
建材の水濡れは見た目だけの問題ではなく、木材の腐食やシロアリの原因にもなり、放っておくと構造上の強度が低下することになります。https://machiyane-kumamoto.com/blog/kumamotoshi-higashiku-zouchiku-amamori-20241018.html
雨漏りにより天井板には各所にたわみもできており、今後安心して過ごせる状態ではありません。
雨漏りの原因を探るため、増築部の屋根の調査を行います。
雨漏りの原因を探るため、増築部の屋根の調査を行います。
雨漏りが起きている増築部は、「鋼板屋根」と呼ばれるガルバリウムという金属製の屋根でした。
【関連記事】ガルバリウム鋼板とは？屋根・外壁で人気の理由とメンテナンス
屋根には錆びもありませんし、一見きれいな状態で何も問題はなさそうに見えます。
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屋根には錆びもありませんし、一見きれいな状態で何も問題はなさそうに見えます。
しかし、鋼板屋根に乗ってみると、下地が柔らかくなっており、下地木材が腐食していることが分かりました。
体重をかけると踏み抜く恐れがあるほど傷んでいたため、安全のために屋根に乗らず調査することにしました。
一見しただけでは分かりませんが、雨漏りによる被害がかなり進行していると言えます。
体重をかけると踏み抜く恐れがあるほど傷んでいたため、安全のために屋根に乗らず調査することにしました。
一見しただけでは分かりませんが、雨漏りによる被害がかなり進行していると言えます。
増築部の屋根構造を見ると、複雑な造りになっていました。
増築すると繋ぎ目が増えたり、複雑な形状になって雨水が滞留する箇所ができてしまうため、雨漏りのリスクが高くなります。
【関連記事】熊本市東区で増築部の外壁サイディングから雨漏りが発生し現地調査を行いました｜増築部から雨漏りしやすい原因と解決策をご紹介
増築すると繋ぎ目が増えたり、複雑な形状になって雨水が滞留する箇所ができてしまうため、雨漏りのリスクが高くなります。
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既存部分と増築部の間には隙間ができている所もありました。
内部できちんと雨仕舞（雨水を適切に受け流すこと）ができていればいいですが、内部を点検するには屋根を剥がす必要があります。
この隙間から大量の雨水が入るため、雨漏りの原因になった可能性が高いです。
内部できちんと雨仕舞（雨水を適切に受け流すこと）ができていればいいですが、内部を点検するには屋根を剥がす必要があります。
この隙間から大量の雨水が入るため、雨漏りの原因になった可能性が高いです。
雨樋は雨量が多いと水が溢れる場合もあります。
雨樋が屋根の中を通っていると、溢れた水が屋根内部へ入り込み、下地を傷めるリスクが非常に高くなります。
また、雨樋や下地が劣化していても気づきにくくなるため、通常はこのように屋根の中に雨樋を通す施工は行いません。
【関連記事】雨樋の基礎知識と修理方法を街の屋根やさん熊本店が徹底解説！雨樋に関するよくあるご質問にもお答えします
雨樋が屋根の中を通っていると、溢れた水が屋根内部へ入り込み、下地を傷めるリスクが非常に高くなります。
また、雨樋や下地が劣化していても気づきにくくなるため、通常はこのように屋根の中に雨樋を通す施工は行いません。
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雨樋は建物に降った雨水を適切に受け流す役割があり、不具合が起きると建物の思わぬところに雨水の影響を及ぼします。
特に谷板金は大量の雨水が流れてくる分、劣化が早く雨漏りのリスクも高いため、穴が開く前に塗装などで保護する必要があります。
【関連記事】屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法
そのため、お客様とお話合いの上、増築部の解体工事のお見積りを作成することになりました。
増築部は今後あまり使う予定がないため、費用をかけて修理するよりも、解体してしまった方がいいという結論になりました。
増築部は今後あまり使う予定がないため、費用をかけて修理するよりも、解体してしまった方がいいという結論になりました。
下地の腐食が進行して構造強度が低下します。
また、シロアリの発生、カビによる健康被害、建物の資産価値低下などのリスクも高まります。
雨漏りは勝手に直ることはなく、被害が深刻化して修理費用も増えてしまうため、早めの修理が重要です。
また、シロアリの発生、カビによる健康被害、建物の資産価値低下などのリスクも高まります。
雨漏りは勝手に直ることはなく、被害が深刻化して修理費用も増えてしまうため、早めの修理が重要です。
まずは定期的な点検が最も重要です。
金属製の屋根は特に錆びが起きやすいため、錆びの発生を防ぐ塗装工事を定期的に行い、必要に応じて部分補修を行うことをお勧めします。
金属製の屋根は特に錆びが起きやすいため、錆びの発生を防ぐ塗装工事を定期的に行い、必要に応じて部分補修を行うことをお勧めします。
はい、街の屋根やさん熊本店では現地調査・お見積りを無料で承っております。
詳細な現地調査を行った上で、お客様のご予算に応じた最適なプランをご提案いたします。
今回のように増築部や鋼板屋根の雨漏りでお悩みの方、お住まいの雨漏りが気になる方は、まずはお気軽に無料点検をご利用ください！
詳細な現地調査を行った上で、お客様のご予算に応じた最適なプランをご提案いたします。
今回のように増築部や鋼板屋根の雨漏りでお悩みの方、お住まいの雨漏りが気になる方は、まずはお気軽に無料点検をご利用ください！
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