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熊本市南区で屋根軒先の軒樋隠し板が落下寸前!安全性を優先した改修をご提案
更新日:2025年7月7日
こんにちは、街の屋根やさんです。
今回は熊本市南区にお住まいのお客様より
「軒先の板が外れかけているので見に来てほしい」というご相談をいただき、現地調査を行いました。
調査すると、軒樋を隠すための板が大きく浮いており、
今にも落下しかねない非常に危険な状態であることがわかりました。
応急処置を行ったうえ、安全面を考慮した改修工事をご提案しましたので、ご紹介いたします。
【ご相談内容】屋根軒先の板が外れかけていて不安とのご相談
ご相談のお電話いただいた際、かなり心配されていることが伝わってきました。早急に現場へお伺いしました!
現地で確認すると、
地上からも分かるほど軒先の板が浮いていました。このままでは板が完全に外れて落下する可能性もあり、大変危険な状態です。
屋根の軒先には、屋根から流れてきた雨水を受け流す「軒樋」が取り付けられているはずです。
しかし、こちらの住宅では軒先に軒樋がありませんでした。
軒樋が見当たらない点と、板の浮きとの関係が気になったため、詳しく確認するために屋根に上って調査を行うことにしました。
屋根に上って近くで確認すると、浮いている板の内側に軒樋がありました。
軒樋がないのではなく、軒樋を外から見えないように隠していたようです。
軒樋を隠すのは意匠的な目的があり、外観をスタイリッシュに見せる効果があります。
しかし、
軒樋隠しの板は釘が抜けて大部分が浮いており、いつ落下してもおかしくない状態です。
風が吹くと更に浮いてしまう可能性も高く、お客様もかなり心配されていました。
軒樋隠しの板が浮いてしまった原因として、以下の要因が考えられます。
1. 釘による固定
軒樋隠しの板は、釘での固定となっていました。釘はビスよりも経年により抜けやすくなります。
2. 重量による負荷
木材に板金が巻かれているため、通常の木材よりも重量があり、軒先への負荷が大きくなっていました。
3. 下地木材の劣化
築38年という年数により、下地となる木材自体が劣化し、釘が抜けやすくなっていたようです。
4. 長年の風雨による影響
長年にわたり風雨にさらされ続けたことで、木材や固定部分に負荷がかかっていたことも原因と考えられます。
従来と同じような方法で復旧しても、
再発のリスクが高く、根本的な解決にはなりません。
もし従来と同じような方法で復旧しても、再び剥がれる可能性は否めません。
お客様は「新築のころは見た目にこだわって軒樋を隠したかもしれませんが、今は安全性の方が大切ですね。見えても気になりません」とお話しくださいました。
そこで、意匠性よりも安全性を優先した改修方法として以下のような提案を行いました。
現状とは違って軒樋が見えることになりますが、しっかりとした構造で固定するため、落下などのリスクを減らすことができます。
板金の浮きは非常に危険な状態で、このままでは工事日までに風で飛ばされる可能性もありました。
そのため現地調査の際にワイヤーで板を固定する応急処置を行い、安全を確保した上で工事日程の調整を進めることとなりました。
屋根側面の板の浮きや違和感は放置せずご相談ください
今回の記事では、意匠性を重視した屋根の仕上げが、経年劣化により危険な状態となっていた事例をご紹介しました。
屋根の側面に取り付けられている板が浮いている、外れかけている、何か違和感があると感じた場合は、まずは安全確保のためにも早めの点検をおすすめします。
私たち街の屋根やさん熊本店では、調査・見積もりは無料で行っております。
屋根まわりに「いつもと違うな」「板が浮いているかも?」と感じたら、それは劣化のサインかもしれません。万が一に備えて、早めの点検をご検討ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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