熊本市北区にて築55年のセメント瓦屋根をルーガ雅に葺き替え提案｜屋根材選びのポイントも解説

更新日：2025年5月26日

こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
熊本市北区にて、築55年のセメント瓦屋根の葺き替えをご相談いただきました。
現地調査の様子に加え、葺き替え時に選べる屋根材の種類とそれぞれの特徴、今回ご提案した「ルーガ雅」について詳しく解説します。
瓦屋根の葺き替えをご検討中の方にとって、屋根材選びの参考になれば幸いです。
当店ではお客様のご要望・ご予算をお聞きし、ピッタリの屋根材をおすすめします。まずはお気軽にご相談ください。

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瓦屋根葺き替えのご相談

今回ご相談いただいたのはこちらの住宅です。

建物詳細:木造2階建て住宅
築年数:55年
屋根材:セメント瓦
相談内容:現状内装のバリアフリー工事をしており、瓦屋根の葺き替えも検討しています。見積りをお願いします。

詳しくお話をお伺いすると、住宅の内装を別業者さんにてリフォーム中とのことで、「せっかくなら屋根も一緒に綺麗にしておきたい」ということでした。
まずは屋根の状態を確認します。

雨天のため地上から目視で点検

屋根の状態を正確に把握するためには、本来は屋根に上って調査を行いますが、今回は調査当日が雨天で屋根が濡れていたため、安全面を考慮し、屋根には上らず目視での点検を行いました。

お客様より平面図をご提供いただけたため、屋根の面積などの基本情報はそちらから確認できました。
雨漏り調査では屋根に上って原因箇所を特定する必要がありますが、今回のように葺き替えをご検討いただいている場合には、必ずしも屋根上での詳細調査が必要ないケースもあります。
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寿命を迎えているセメント瓦

目視点検の結果、大きなズレや割れなどの明らかな損傷は確認されませんでした。
しかし、こちらの住宅で使用されているセメント瓦の耐用年数は、適切にメンテナンスを行っても30年から40年程度です。
築55年であることを考慮すると、すでに屋根材としての寿命を迎えている状況です。
【関連記事】セメント瓦とモニエル瓦、塗り替えを必要とする瓦の最適なメンテナンス方法

また、築年数を考慮すると、瓦の下で雨漏りを防いでいる「ルーフィング（防水紙）」にも何らかの問題が発生している可能性が高いです。
【関連記事】雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性
現状大きな問題がなくても、数年のうちに瓦の割れや雨漏りなどに発展するリスクがあります。
内装リフォームと同じタイミングで屋根リフォームも行うと、今後のメンテナンス周期を延ばし、将来的な負担を軽減することができます。

葺き替え時に選べる屋根材の選択肢と特徴

瓦屋根からの葺き替えとなると、「どんな屋根材があるのか？」と気になる方も多いと思います。
ここでは、代表的な屋根材とそのメリット・デメリットをご紹介します。

ハイブリット瓦「ルーガ雅」をご提案

今回のお客様のご希望は、「これからのメンテナンスが少なく済むものにしたい」「見た目もある程度こだわりたい」とのことでしたので、ケイミュー社の「ルーガ雅」をご提案しました。

「ルーガ雅」は、瓦の重厚感ある意匠性を保ちながら、従来の瓦よりも軽量化を実現したハイブリッド屋根材です。
以下にその特徴をご紹介します。

軽量なので、建物への負担を軽減できる
瓦のような高級感のあるデザイン
高耐久で、塗装などのメンテナンスも最小限
台風や地震などの自然災害にも強い設計

参照：ケイミュー株式会社

また、屋根の山になっている棟（むね）部分は、乾式工法で施工するようにご提案しました。
乾式面戸シートを使って棟部分の防水を行うことで、従来の漆喰を使うよりも更に軽量化に繋がります。

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屋根の葺き替えでは、傷んだ下地やルーフィングの張り替えも行います。
高性能な屋根に葺き替えを行うことで、長期間雨漏りや割れの心配がなく、メンテナンス周期も延ばすことができます。
お客様には後日お見積り書を提出させていただきました。

瓦屋根の葺き替えをご検討の方は当店までご相談ください

瓦屋根の葺き替えを検討されている方にとって、新しい屋根材の選定はとても大事なポイントです。
それぞれの屋根材には特徴やコストが異なり、ご予算やデザイン、今後のメンテナンスや耐久性などを考慮して最適なものを選ぶことが大切です。
街の屋根やさん熊本店では、お客様のご希望に寄り添った屋根材のご提案から、施工まで丁寧に対応いたします。 「うちの瓦もそろそろ替え時かも…」「どんな屋根材がいいのか分からない」という方は、まずは無料の現地調査からお気軽にご相談ください。

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