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熊本市東区|軽量鉄骨の瓦屋根住宅で発生した雨漏り調査で瓦の剥がれと防水紙劣化が原因と判明!雨漏り調査の手順とポイントもご紹介
更新日:2025年4月13日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は
熊本市東区で行った雨漏り調査の様子をご紹介します。
雨漏りは放置すると住宅の劣化を早め、健康被害にもつながる深刻な問題です。
本記事では実際の調査事例をもとに、
雨漏り調査の流れや原因特定のポイント、
適切な修理方法までを詳しくご紹介します。
これから梅雨入りで雨量が増えると、わずかな雨漏りでも大きな被害に進行することがあります。
雨漏り調査は、基本的に室内調査→天井裏調査→屋根の調査の順で進めていきます。
それぞれの調査でどのような点を確認するのか、ポイントもあわせてご紹介します。
まず、室内での調査を行いました。
2階の寝室や和室など、
広い範囲の天井に水濡れの跡が確認できました。
次に、雨漏りの侵入経路を確認するために天井裏に入りました。
天井裏を点検することで、雨漏りか結露、または小動物の影響かといった原因の切り分けが可能です。
天井裏では
野地板(屋根の下地材)が濡れている箇所がはっきりと分かりました。
天井の雨漏り跡は、屋根から侵入した雨水が原因であると特定できました。
雨漏りで野地板が変色しており、更に進行すれば腐食して強度が下がる原因になります。
また、天井裏に設置されている
グラスウール断熱材も水濡れしており、雨漏りがかなり進行していることがわかりました。
断熱材が濡れていると、断熱効果が低下するだけでなく、湿気によるカビの発生や木材の腐食を促進させるリスクがあるため、早めの対応が重要です。
続いて雨漏りの原因を特定するため、屋根に上って調査を行いました。
屋根の状態を確認すると、
瓦に多数の剥がれが見られました。
恐らく強風により、瓦が正しい位置からずれてしまったと考えられます。
ずれた箇所には大きく隙間が開いているため、雨水が内部に入りやすくなっています。
剥がれた箇所の瓦をめくって下地の防水紙も確認したところ、
防水紙の劣化や亀裂が見つかりました。
本来、瓦の下にある防水紙が屋根防水を行っているため、瓦がずれてもすぐに雨漏りすることはありません。
しかし、今回は
瓦の剥がれた箇所から大量の雨水が侵入し、
防水紙の劣化を促進させたことで雨漏りが発生したと判断しました。
今回は応急処置として、剥がれた瓦を正しい位置に戻し、落下しないよう固定しました。
これで雨水の侵入や瓦の落下は一時的に防げますが、根本的な解決には至りません。
棟(屋根の頂上部分)の漆喰も経年劣化により割れて剥離している状態でした。
こちらは今回の雨漏りの直接的な原因ではないものの、雨水が侵入する原因になっていたと考えられます。
瓦や漆喰に剥がれはあるものの、幸いなことに瓦自体に割れはほとんど見られませんでした。
瓦が再利用できる状態だったため、お客様には以下の修理プランをご提案いたしました。
「葺き直し工事」とは、既存の瓦を一度すべて取り外し、
下地の防水紙や野地板の補修・交換を行った上で、
元の瓦を再利用して葺き直す工事です。
瓦を再利用して材料費を抑えつつ、防水機能を回復させる屋根修理が可能になります。
▶これまでの瓦を再利用して屋根を葺き替える屋根葺き直し
今回は室内の雨漏り跡の確認、天井裏での漏水箇所の特定、そして屋根上での原因の確認という手順で調査を進め、問題点を明らかにしました。
雨漏りの原因は住宅ごとに異なりますので、プロの目で適切に診断し、最適な修理方法をご提案いたします。
これから梅雨入りも控えており、雨量が増えると一気に被害が進行することもあるため、早めのご相談が大切です!
街の屋根やさん熊本店では、調査・お見積りは無料で行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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