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熊本市周辺で棟瓦の取り直し・強化棟工法・漆喰詰め直しなど棟瓦修理は当店にお任せください!棟瓦の解説や修理方法を解説します
更新日:2024年11月15日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回の記事では、屋根の中でも
「棟瓦(むねかわら)」にフォーカスを合わせて解説を行います。
棟瓦のトラブル事例や
修理方法、また
当店で実際に棟瓦修理を行った施工例もご紹介しますので、ぜひご参考ください。
棟瓦修理をご検討されている、長年メンテナンスをしていない、どんな工事をすればいいのか分からないなど、少しでも気になる事があればお気軽にご相談ください。
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棟瓦とは、屋根の頂部に設置される瓦です。
屋根の防水性や耐久性を高める重要な役割を果たします。
日本の伝統的な瓦屋根では、棟瓦は「のし瓦」、「冠瓦」で構成されており、先端には「鬼瓦」と呼ばれる大きな瓦が取り付けられています。
瓦は土や漆喰で固定され、銅線で緊結されています。
のし瓦の段数が高いほど格式が高いとされており、神社仏閣などではのし瓦が何段にも積まれた高い棟が見られます。
しかし、高く積み上げられた棟は、その分耐震性も低くなり、メンテナンスにも費用がかかります。
棟瓦の中でも、屋根の最上部に水平方向に施工された所を「大棟(おおむね)」、大棟から斜め方向に施工されている所を「隅棟(すみむね)」または「下り棟」と呼びます。
棟瓦は屋根の高い部分にあるため、地震や台風の力が加わりやすく、自然災害の影響も受けやすいと言えます。
特に、熊本の気候では夏の強い日差しや台風、冬の寒さなど、さまざまな気象条件にさらされることで、棟瓦を固定している漆喰が徐々に劣化していきます。
築15年以上経過している瓦屋根では、棟瓦周辺に何らかの劣化症状が見られるケースがほとんどです。
漆喰のひび割れ・欠け | 棟瓦を固定している漆喰は経年劣化でひび割れや欠け落ち等の症状が出てきます。漆喰が剥がれると内部の葺き土も漏れ出し、瓦がズレる原因になります。 | |
棟瓦のズレ・崩壊 | 長年メンテナンスを行っていない棟瓦は、地震や台風の被害を受けやすく、崩壊のリスクも高まります。 最悪の場合、瓦が落下して大きな事故になるケースもあります。 | |
雨漏りによる下地腐食や室内への被害 | 棟瓦にズレや歪みがあると、雨水の侵入口になり、屋根下地や室内に雨漏りが起きる原因になります。 | |
棟瓦の修理方法には、劣化状況やご予算などによって、いくつか選択肢があります。
①棟瓦の積み直し
既存の棟瓦を一時的に解体し、新たに設置し直す方法です。
②棟瓦の取り直し(強化棟工法)
既存の棟瓦を解体し、強化棟工法と呼ばれる、ステンレス金具や専用の補強材を使用して棟瓦を固定する工法です。耐震性・耐風性に優れた棟に生まれ変わらせることができます。
③漆喰詰め直し
漆喰部分を再度詰め直すことで、防水性と耐久性を回復させます。比較的小規模な損傷に対処する際に用いられます。
④簡易補修
コーキング剤を用いて瓦を固定したり、防水性を高める方法です。
当店ではこのような棟瓦修理を行っています。実際の施工事例をご紹介します。
※ご紹介している施工費用や施工日数は、状況により前後します。
熊本市北区のお客様宅では、
飛び込み業者に鬼瓦や棟瓦にズレ指摘され、工事を契約してしまったとご相談いただきました。
当店で
棟瓦積み直しの見積りをお出しし、飛び込み業者の契約が高額だったと分かったため、クーリングオフを行って当店に再依頼していただきました。
棟瓦を一時的に解体し、正しい位置に積み直しを行いました。
瓦の固定には錆びにくいステンレスワイヤーを使い、部分的にコーキングなども使用して瓦のズレを防ぎました。
棟瓦の積み直し工事が完了しました!瓦が正しい位置に固定し直され、棟瓦の落下や雨漏りを防ぐことができました。
棟瓦のトラブルは、
飛び込み業者のターゲットにもなりやすく、無理に工事を勧められるきっかけになってしまいます。
飛び込み業者に依頼すると、適切に工事をされなかったり、高額な施工費用を請求されることもあるため、屋根工事の知識と経験が豊富な業者に依頼する事も大切です。
【参考記事】早めの棟瓦の修理で自然災害・悪徳業者による不安を完全払拭!
施工費用:135,000円
施工日数:1日
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詳しい施工の様子はこちら
熊本市南区の現場では、
棟瓦の漆喰が劣化して欠落しており、棟瓦全体も崩壊していました。瓦が落下する危険性も高く、早急な工事が必要な状況で、ここまで劣化が進行している場合、棟瓦を一度解体する必要があります。
お客様には
強化棟工法による棟の積み直しをご提案し、工事のご依頼をいただきました。
強化棟工法では、棟の内部に
「棟補強金物」と呼ばれる金具を入れ、通常の漆喰よりも防水性・耐久性に優れた
なんばん漆喰を使うのが特徴です。
強化棟工法は
「ガイドライン工法」とも呼ばれます。
また、瓦の固定には銅線ではなく、パッキン付きのビスを使います。
屋根下地に金具を取り付け、瓦は金具に固定された芯材にビス留めされるため、屋根下地と棟が一体化し、耐震性の高い棟に仕上がります。
強化棟工法による棟瓦の取り直し工事が完了しました。冠一本伏せ(冠瓦のみで棟を仕上げる方法)のため、材料費も最低限で済み、メンテナンスコストも抑えられます。
地震や台風の被害を受けやすい棟瓦は、強化棟工法で取り直しを行うのがおススメです。
施工費用:590,000円
施工日数:3日
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詳しい施工の様子はこちら
熊本市東区の現場では、
隅棟の漆喰が劣化して剥がれてしまい、中の葺き土が見える状態でした。
漆喰が剥がれた箇所から雨水が入り、
室内には雨漏りも起きていました。
幸い、瓦自体にはズレや崩れはなかったため、
漆喰の詰め直しを行うことになりました。
剥がれていた漆喰を新たに詰め直し、防水性・美観性が復活しました!真っ白な漆喰はとても美しく、お家の印象もかなり変わりますよね。
施工費用:148,000円
施工日数:1日
▶詳しい施工の様子はこちら
棟瓦コーキング補修(ラバーロック工法)を行った宇城市の現場
宇城市の現場では、
隅棟の冠瓦に浮きやズレが起きていました。本来であれば積み直しなどが必要な状況ではありますが、簡易補修をご希望されていたため、
コーキングを使った「ラバーロック工法」を行うことになりました。
【参考記事】ラバーロック工法について詳しくはこちら
ラバーロック工法は比較的簡易的な補修ですが、
誤った所にコーキングを打つと雨漏りが起きる事もあります。雨水が屋根の中で滞留しないよう、排水のための隙間を開けて適切に施工を行いました。
コーキングを使った隅棟のラバーロック工法が完了しました。最低限の補修ではありますが、お客様にもご安心いただけました。
ラバーロック工法は
知識がない業者が施工すると、誤った施工で雨漏りが悪化するケースも多いため、屋根工事専門業者に依頼されることをおススメします。
施工費用:65,000円
施工日数:1日
▶詳しい施工の様子はこちら
棟瓦は経年劣化や地震・台風などの自然災害により、棟瓦のズレや漆喰の剥がれ、進行すれば崩壊の危険もあります。
大きな事故に繋がることもあるため、適切にメンテナンスを行うことが大切です。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8
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