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熊本市北区で軒樋に水が溜まって溢れるオーバーフローが発生|オーバーフローを引き起こす原因や影響・対策もご紹介します
更新日:2024年5月16日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は
熊本市北区にて軒樋(のきどい)に雨水が溜まっているとご相談いただき、現地調査を行った様子をご紹介します。
軒樋に水が溜まって溢れる現象は「オーバーフロー」と言い、お住まいに様々な悪影響を及ぼします。今回はオーバーフローを引き起こす原因や影響、対策法についてもご紹介いたします。
梅雨入りで降水量が増える前に、雨樋の点検・メンテナンスもご検討くださいね。
今回は「軒樋に雨水が溜まりっぱなしの所がある」とご相談いただき、現地調査にお伺いしました。
軒樋(のきどい)とは、建物の軒先に平行方向に取り付けられる雨樋です。
軒樋の役割と重要性
軒樋は、建物の屋根から雨水を収集し、竪樋(たてどい)へ適切に排水する箇所です。
建物の基礎や外壁を雨水から保護し、建物の耐久性を維持する重要な役割を担っています。
適切な設置とメンテナンスが行われている場合、雨水の流れをコントロールし、建物周辺の水の浸入を防ぐことができます。
軒樋の設置は建物の外観にも影響を与え、デザインやスタイルにアクセントを加える役割もあります。
こちらの軒樋では雨水がずっと溜まっている状態で、オーバーフローが起きているようです。
オーバーフローとは
オーバーフローとは、雨水が十分に流れずに軒樋から溢れ出る現象を指します。
通常、屋根の勾配に沿って流れる雨水は樋を通って地面に排水されますが、雨樋が詰まったり、大雨が続いたりすると水が溢れ出すことがあります。
軒樋のオーバーフローは、雨水が適切に排水されない事で発生します。
オーバーフローが起きる原因をいくつかご紹介します。
1.雨樋の詰まり | 雨樋に落ち葉や枝などの異物が詰まることがあります。異物が溜まると詰まりが起き、雨水が溢れてしまいます。 | |
2.雨樋の歪み・破損 | 軒樋に歪みや破損がある場合も、雨水がこぼれ落ちる原因になります。 | |
3.勾配の不良 | 軒樋は平行に取り付けられているように見えますが、水が流れるように若干の勾配(傾斜)が付いています。勾配が不適切な場合、雨水がスムーズに流れません。樋の設置位置や長さによってもオーバーフローが起きる事があります。 | |
4.容量不足 | 排水量に合わない軒樋が取り付けられていると、排水が追いつかず雨水が溢れる原因になります。 | |
今回は軒樋に泥が溜まっていた事、勾配が小さい事がオーバーフローの原因になっていたようです。
泥が溜まった状態を放っておくと、軒樋が重みがかかり、軒樋の歪みや外れなど、更なる被害に繋がる事もあります。
軒樋のオーバーフローが続くと、様々な悪影響が生じる可能性があります。
軒天・外壁の汚れ
軒樋からの水が軒天や外壁に浸み込んでしまうことで、外壁の劣化や汚れが進行し、見た目の美しさだけでなく建物自体の耐久性も損なわれる恐れがあります。
雨漏り
軒天を伝った雨水や外壁のひび割れ部から建物内に雨水が侵入し、室内の雨漏りに繋がる可能性も高くなります。
雨樋の破損
軒樋のオーバーフローが放置され続けると、負荷がかかって雨樋自体が破損するリスクも高まります。
地盤の劣化
雨樋が破損すると、水が建物の周囲に漏れてしまうため、地盤の傷み・建物の老朽化に繋がります。
軒樋のオーバーフローは建物全体に悪影響を及ぼす可能性があるため、定期的な清掃とメンテナンスが重要です。
軒樋のオーバーフロー対策は、
オーバーフローの原因を特定した上、雨水の排水がスムーズできるように改善することが大切です。
・軒樋が詰まっている場合落ち葉やゴミ、泥などが詰まると、水が正しく流れずにオーバーフローの原因となる為、軒樋の清掃を行います。落ち葉が溜まりやすい場所には、
落ち葉除けネットを取り付けて予防するのも有効です。
【参考】雨樋詰まり対策と清掃方法・軒樋の歪みや破損が起きている場合歪みや破損が起きている箇所を交換する必要があります。
・勾配不良の場合軒樋に歪みや破損がなく、勾配不良がオーバーフローの原因になっている場合、取り付け直し工事を行う事で正しい勾配に戻す事ができます。
軒樋を取り付ける受け金具・吊り金具が劣化している場合は金具の交換を行います。
・容量不足の場合排水量が少ない軒樋が使われている場合、排水量の多い軒樋に交換する事でオーバーフローを改善する事ができます。丸形軒樋から角型軒樋に交換する事で、排水できる量が多くなります。
【参考】軒樋のサイズアップを行った山都町の現場
今回のお客様宅では泥詰まりと勾配不良がオーバーフローの原因になっていました。
その為、
一旦軒樋を撤去し、清掃を行った上で正しい勾配になるように取り付け直しを行うようにご提案しました。
軒樋自体に破損や歪みがない為、今回は取り付け直しでオーバーフローを解消します。
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後日、軒樋の勾配調整を行った様子
梅雨入りで降水量が増える前にオーバーフローの対策を行いましょう!
普段の降水量では特に問題がなくても、梅雨の長雨や大雨でオーバーフローが起きる事もあります。
オーバーフローは建物や周囲の環境に悪影響を及ぼすため、適切な対策を行うことが重要です。
当店では雨樋の点検・メンテナンスも承っております。
「軒樋に歪んでいる所がある」「雨水が樋から溢れている」という場合は、街の屋根やさん熊本店までご相談くださいね。
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この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
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熊本県上益城郡益城町古閑88−8
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