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熊本市西区にてコロニアル屋根の雨漏り調査|塗装の際に縁切りせずに屋根塗装されていました
更新日:2024年2月19日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は
熊本市西区にてコロニアル屋根の雨漏り調査を行った様子をご紹介します。
コロニアル屋根には塗装が行われていましたが、
「縁切り」が行われておらず雨漏りしていました。
縁切りとは何か、その必要性についてもご紹介させていただきますので、是非ご参考くださいね。
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まずは雨漏りしている所から確認させていただきます。
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雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
室内の天井には3箇所で雨漏りが起きていました。広範囲に雨染みができている所もあり、壁まで伝ってきています。
雨漏りは放っておくとどんどん悪化する一方です。このまま放っておくと内部の木材が傷んで天井が落下してきたり、カビやダニ、シロアリの被害に繋がる事も考えらる為、なるべく早く手を打たなければいけません。
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【参考】雨漏りで天井が落下していた合志市の現場
お客様にお伺いすると、
7年前に訪問業者に屋根・外壁塗装をしてもらったそうですが、
色褪せや塗膜の剥がれなど、既に塗装の劣化が目立ちます。
コロニアルやカラーベストなどのスレート屋根は、防水性が落ちると割れや反りが起きやすくなる為、塗装で表面を保護する必要があります。
しかし、コロニアル自体の寿命が20~30年程度という事を考えると、次のメンテナンスは塗装ではなくカバー工法か葺き替えがいいでしょう。
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スレートのレベル別補修方法
コロニアルをよく見ると、
縁切りせずに塗装工事を行われたようで、コロニアルの段差に隙間がありません。これは明らかに施工不良で、雨漏りの原因になっていると考えられます。
本来コロニアルやスレートの塗装を行う際には、こちらの参考画像のように段差に隙間ができるように施工しなければいけません。
隙間を開けておかないと、内部に入った雨水や水蒸気の出口が塞がれ、室内に雨水が流れてしまう為です。
屋根塗装を行うと、塗料で隙間が塞がれてしまう為、塗装後にカッターや皮スキなどで隙間を開ける「縁切り」という工程が必要です。
縁切りしていないと毛細管現象で雨漏りも起きやすくなります!
縁切りせずに塗装を行うと、毛細管現象による雨漏りも起きやすくなります。
「毛細管現象」とは、
狭い空間や小さな隙間に液体が吸い上げられる現象で、ストローを刺した飲み物でも見られます。
縁切りしていれば適切な隙間が開いている為、毛細管現象は起きないのですが、隙間を塞いだ塗料に小さな穴が開くと、毛細管現象が起きて雨漏りを誘発させる事になります。
縁切りには「雨水の排出口を作っておく為」「毛細管現象を防ぐ為」の2つの意味があるのです。
屋根を調査すると、毛細管現象の原因になっていそうな所が多く見られました。
今回の雨漏りは屋根塗装の際の縁切り不足が原因であると考えられます。
屋根の頂上に取り付けられる「棟板金」にも隙間が開いていました。こちらに隙間が開いていると雨水の入り口になってしまう為、隙間が開いていてはいけません。
(棟板金の下側は雨水の出口となる為、隙間が必要です。)
屋根には隙間を開けるべき所と開けてはいけない所がある為、屋根工事の知識がある業者に工事を依頼しないと施工不良を起こされてしまう事があります。
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屋根工事、外壁塗装、リフォームの現場で見た間違いだらけの施工例
お客様は屋根カバー工法をご検討されていましたが、ベランダの下を見ると屋根との隙間が狭くなっていました。
カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる為、屋根の厚みが増す為、ベランダ部にはカバー工法ができない可能性があります。
その為、お客様とお打合せの上、今回は葺き替え工事と板金補修をご提案しました。
お客様には後日お見積り書を提出させていただく事になりました。
施工不良による雨漏りは意外とあります!原因の調査や雨漏り修理はお任せください!
今回は塗装の際の縁切りが行われていなかった事で、室内に雨漏りが起きていました。
施工不良で雨漏りが起きている現場を見る事は意外と多く、正しく施工されていれば起きなかったトラブルを見ると、屋根工事業者としては非常に残念な気持ちになります。
当店では屋根工事専門店として、正しい知識を持って施工を行います。
また、雨漏りの原因の調査も行い、お客様にもご報告させていただきますので、安心してご相談くださいね。
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くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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