建物詳細　木造３階建て住宅
築年数　　２５年
相談内容
以前の台風でベランダ壁の上に被せている板金が飛んでしまった。

ベランダ壁の上に被せている板金には、「笠木」という名称が付いています。
早速被害の状況を確認していきます。

笠木が飛散した部分を確認すると、釘が上部から打たれていました。
実はこれは誤った施工方法です！
釘を上から打つと、年数が経って釘が浮いたり抜けた際に内部に雨水が入りやすくなってしまいます。
その為、笠木を固定する釘は横から打ち、雨水が入らないようにしなければいけないのです。
▶屋根工事、外壁塗装、リフォームの現場で見た間違いだらけの施工例

上益城郡益城町で台風被害を受けたベランダ笠木の現地調査が完了しました。
笠木は施工不良で釘が上から打たれており、シーリングも劣化していた為、台風で飛散してしまったと考えられます。
お客様にはベランダ全面の笠木と下地を交換するようにご提案しました。

提案内容

・笠木下地、笠木板金の全面交換

どれだけ良い部材を使用しても、今回のような施工不良があれば耐用年数いっぱいまで持たなかったり、雨漏りなど思わぬ被害を受ける事があります。
悲しい事に、当店で現地調査を行った現場でも施工不良は度々目にする事があります。
▶【参考】ラバーロックの施工不良
▶【参考】漆喰の施工不良
インターネット集客がメインになっている現在では、業者選びが難しい所もありますが、当店では正しい知識を持って施工を行います。
また、お客様にご安心いただけるよう、ブログや施工事例などで施工の様子もご紹介しております。
お住まいでお困りごとがあれば、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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